Audio ArteryからアナウンスされているThe Oneという名前のDJソフトウェア。まだベータバージョンの段階のようです。
「モジュラー式のDJソフトウェア」と言われるThe Oneは、デッキ・エフェクター・チャンネルミキサーなど、各モジュラーを自由に組み合わせユーザー自身によるDJシステムを作ることができるソフトウェア。インターフェイスのレイアウトも自由。
しかしもっとスゴいのは、ビートグリッドの設定をリアルタイムに行うことができたり、トラックのトリミングやループの設定を、まるでDAWソフトウェアを扱うかのような操作で行うことができ、今までのDJソフトウェアに比べるとはるかに自由度が高く、はるかにクリエイティブでライブ性の高いDJプレーが期待できそうです。まずはビデオをチェックしてみて。
見た目は超クール、でもちょっとSF過ぎか?
オモチャのようでオモチャでない、Numark からエントリーされているワイヤレスDJコントローラOrbit。2.4mHzの低レイテンシーなワイヤレス通信を使いコンピューター音楽ソフトウェアをMIDIコントロールすることができる。16個の光るパッドにはキューポイントやサンプルのトリガーをアサイン。大型のロータリーエンコーダーはスクラッチやジョグシャトルを。アクセロメーターにはエフェクターのコントロールに良さそう。パッドには圧力センサーは付いていないが、煩わしいUSBケーブルから解放されることを考えれば、かなりポイントの高いコントローラでしょう。ストラップを付けて首にかけるのもアリ、ベルトに付けたらチャンピョンベルト。
2013年春発売予定。99ドル
iOS専用DJアプリDJ Playerが12月4日までフリーで提供されています。通常価格は$44.99。
DJ Playerは2×デッキ、2×エフェクター、ミキサーを持つDJ アプリで、安定性、音質、レイテンシーなどそのパフォーマンスは多くのサイトで高評を得ている。通常のDJ機能以外に、MIDIコントローラを使うためのマッピングに対応していることや、様々なオーディオアウトプット方式に対応していることでWifiストリーミングやヘッドフォンモニタリングも可能になる。また複数のiOSディバイスを使いDJプレーを行うことも考慮されており、トラックの速度やキューポイント情報が自動的に送受信される。
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いよいよ11月1日より販売開始されるNI Kontrol Z2ですが、一足先にNI Traktor の最新バージョン2.6が昨日リリースされました。登録ユーザーはサービスセンター・アプリケーションを使いダウンロードすることができます。
Traktor 2.6新機能
- TRAKTOR KONTROL Z2との統合
- 11のMacroFX コンビネーションエフェクターが11用意され、ひとつのノブで複雑過激なエフェクトを操作可能
- Flux Mode HotCues、Beatjumps、Loops などを利用しても本来再生していた場所に再び戻ってくれる機能
- FXユニットでのPost-Fader モード
- 手動ゲインノブとオートゲインノブが合体
- 新しいイコライザー・モデル “Z ISO EQ” とフィルター・モデル “Z” 搭載
- イコライザー・モデル “Z ISO EQ” はノブを左に回すと完全“キル”状態になる
- FXユニット EQとFilterに搭載された“QuickSnap” ボタンひとつで元のセッティングに戻る機能
- Pioneer CDJ 2000nexusを利用した際のHIDサポート
- Transport>Sync Modeの改善 Remix deckをテンポマスターとしない機能など
パイオニアが新しいCDJプレーヤーCDJ-2000 nexusを発表。新しいCDJにはWifi機能が搭載されており、これからはスマートフォンに入っているトラックを使ったDJプレーが可能になります。またパイオニアの専用アプリRekordBoxを利用することで、トラックを管理やスタートポイント、キューポイントの設定などDJプレーのために必要な作業をスマートフォンで行うことができ、準備ができたらあとはCDJとの接続を行うだけ。
このCDJ-2000 Nexusがクラブに置かれてさえいれば、スマートフォンだけを持ってDJをしに出かけられるようになるわけで、ひと昔前のレコードDJにとっては夢のような話。もちろんコンピュータDJにとっても夢のような話。
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