一瞬見た感じ、4枚焼きのトースターのようにも見えますがこれがなかなか面白いアプリなのです。
アメリカのPsicada, LLC開発によるEarhoof は、縦長の4本のタッチストリップを触るだけでリズミカルな音楽パターンを演奏することができるアプリです。操作は至ってシンプルですが、かなり実験的で凝ったサウンドを作ることができます。
タッチストリップを触ると自動的にリズムパターンの演奏が始まり、指を上下に動かすとゲイン・ピッチ・パン・フィルター・ディレイ・オフセットを変化させることができます。4本のタッチストリップにはそれぞれ違うシーケンスパターンを入力することができるので、指を左右に動かせばリズムパ ターンを変えることができます。3本指で同時にストリップを触ると音をホールドさせることもできます。
Earhoof で使うことのできる音は一つのみ。とはいっても一つの音には5つまでのオーディオサンプルを混ぜ合わせることができるので、かなり個性的なサウンドを作ることもできます。もちろんWavファイルをインポートすることも可能。
音作りをして演奏するだけでも楽しいですが、曲作りのためのインスピレーションも湧いてくるiPadならではのナイスなアプリです。できればMIDIクロック機能が付いていればより良かったところですが、これはバージョンアップに期待したいところです。
まずはデモンストレーションビデオをどうぞ。
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今年の5月からクラウドファンディングIndieGOGOにて商品化のための資金を募っていたブルートゥースMIDIディバイス QUICCO SOUND(キッコサウンド) Mi1。
Mi1 は1ヶ月の間に$35,184 の出資金額を集め目標を突破、一昨日キャンペーンは終了した。出資者への商品発送は2014年の9月が予定されている。
浜松に拠点を置くQUICCO SOUND(キッコサウンド)によって開発されたMi1は、Bluetooth Low Energy (Bluetooth LE、BLE)テクノロジーを使ったディバイス。これをシンセサイザー(モジュール)のMIDI IN/OUT に取り付けることによって、iOS ディバイスからワイヤレスでMIDI操作を行なうことができるようになる。
シンセサイザーとケーブル。これはもう切っても切れない縁だと思い込んでいたのは過去の話。近い将来、MIDIケーブルは本当に必要なくなるのかもしれない。
個人的に特に興味のあることは、一台のiOSディバイスにつき8つまでのMi1を接続して同時に操作することができるというところだ。特にここ最近シーケンサーアプリが充実してきたこともあるので、持っているすべてのMIDIシンセサイザーにMi1を取り付けiOSディバイスから同時にコントロールしてみたい。Mi1 はMIDIクロックやMIDI CC の送受信にも対応しているのでハードウェアドラムマシンに接続したり、ピッチベンドやモジュレーションを使った演奏も可能のようだ。もちろん新しいMIDIハードウェアインターフェイスを使えばできることではあるのだが、やはりMIDIケーブル要らずのスマートなスタジオ環境は魅力的だ。
しかし、ちょっとした問題がいくつかある。
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ハングドラムというメタルでできたパーカッション? 厳密に言うと、叩いて音を出すものではなく、手で楽器の表面をマッサージするような感覚で音を出すものなので、表面を叩いて音を出すパーカッションとはカテゴリーが違うようなのです。
それはさておき、このハングドラムはスティールパンのような音を出し、特にこの蒸し暑い季節には心を和ませてくれます。2000年頃にスイスで開発されたものなのだそうですが、今や大変な人気で手に入れるまでには4年は待たなければいけないとか。
そんな理由もあって開発されたというiPad 専用ハングドラム・アプリとそのコントローラ「OVAL」。
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ピアノやギターを弾けなくてもiPadのスクリーンをタッチすることで音楽を演奏することが出来てしまうワンダフルなアプリGestrument。このGestrument次期バージョンはMicrosoft Kinect 360 カメラ に対応するようで、開発者らによるリサーチビデオが公開になっています。ビデオではジャグラー使ったり、新体操のようなジェスチャーを行いながらアプリをコントロールしている様子が映されています。Kinectカメラと音楽プログラムの融合は近い将来でもっとも楽しみにしていることの一つです。
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iOS の人気DJ アプリAlgoriddim「Djay 2」は音楽配信ストリーミングサービス「Spotify」と連携した「Djay 2」バージョン2.5.1 をリリース。Spotifyの有料アカウントを持っているユーザーはSpotifyに登録されている2000万以上の曲を無制限で使うことができるようになる。音楽ダウンロード、CD、レコードはもう過去のDJメディアになってしまうのか?!
Spotifyはスウェーデンから生まれた音楽配信ストリーミングサービス。簡単に言ってみればインターネットジュークボックスのようなもの。先週の発表では全世界で有料会員数が1000万人を突破(有料会員費は月額9.99ユーロ)、無料会員数を含めるとユーザー数は4000万人に登るという。現在世界56カ国でのサービスが展開されているが、残念ながら日本でのサービスはまだこれからということになっている。
Spotifyと連携したDJソフトウェアはこれが初めてではない。以前にこのブログでも紹介したPacemakerというiOSアプリがあるのだが、DJソフトウェアとしての機能を見た時にはこのアプリはまだ発展途上といった様子。その点、DJアプリ業界をリードしている「Djay 2」が「Spotify」と連携したことはアプリ業界だけでなくDJ、音楽業界を揺るがすものと言えるだろう。
では、バージョンアップした「Djay 2」がどのようなものになっているか見てみよう。
(ラッキーなことにドイツ在住の筆者、Spotifyが使える!)
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Native Instruments のiOSアプリiMaschine が初めてリリースされたのは2011年の11月。2トラック分のドラムパッド+2トラック分のキーボードトラックを使ってグルーブ製作を行うことが出来るアプリ。
電車の中で気軽にビートを作ったり、携帯サンプリングマシンとして簡単にレコーディングすることができるなかなか重宝するアプリです。しかも、ここで作ったビートを本家Maschineにトランスポートすることもでき、スタジオに行ってから本格的に作り込みに入ることが可能です。
これがどういうわけかリリースされてから一度もアップデートされず、半ば見捨てられていたかのように思われていたアプリではあったのですが、本日iMaschine の初のバージョンアップバージョン iMaschine 1.1 がリリースとなりました。
新しいバージョンではiPadにも最適化され美しい画面で操作することができるようになりました。iTunesに入っているトラックからサンプリングすることができるようになったり、XYパッドを使ったエフェクター操作も可能になっています。
もうひとつのiMaschine 1.1 オフィシャルビデオはJamie LidellとQkidzのコラボレーション。見てるだけで愉快になれるナイスなビデオ。
バージョン1.1 の新しい特徴
- iPadワークフローの最適化
- iTunesからのサンプリング機能
- 無償の「Quantum Collection」サウンドパック
- ミキサーページのXYパフォーマンスコントロール
- スワイプによるリドゥー・アンドゥ
- GUIの向上
- 強化されたサンプリング編集機能により調節可能となったスタート・エンドポイント
- iPhone5 スクリーンサポート
- メトロノームオンオフスイッチの装備
App Store にて¥500