Native InstrumentsのMASCHINEがアップデートバージョン2.5.5をリリース。このアップデートでMASCHINEは同期テクノロジーAbleton Linkに対応し、他のLink対応DJ ソフトウェアや音楽制作ソフトウェアとワイヤレスで、簡単に信頼の置ける同期演奏を行えるようになります。例えばNIのTRAKTOR、Ableton Liveはもちろん、Serato DJ 、Max/MSP、数々のiOS音楽アプリとの同期が可能。必要なのはデバイスをローカルWifiネットワークに接続するだけ。あとはそれぞれのアプリのLinkスイッチを押すだけで同期が始まります。一つのアプリでテンポを変えれば、それに合わせて他のアプリのテンポも変わります。
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11月1日はコルグの日。今日は続々とコルグの新製品が発表されます。
まずはiOSアプリ「ARP ODYSSEi」から。コルグは2015年に伝説のアナログシンセARP ODYSSYを復刻して大きな話題を集めましたが、今度はこのARP ODYSEYがiOSアプリ「ARP ODYSSEi」(小文字のiがポイントですね!)として再現され、本日11月1日から価格2.400円(11月30日までのセール価格)でリリースされます。
コルグ独自の電子回路モデリングテクノロジー(CMT)を用いてアナログのフィーリングとサウンドを精巧に再現したというARP ODYSSEi。復刻ODDYSSEYで追加された3世代のフィルターとDriveだけでなく、ポリフォニックの対応、エフェクト、XYパッド、和音演奏用ボイスアサインモードなど、iOSアプリならではの独自機能も搭載され、ハードウェアシンセではできない新しい表現方法が可能になります。またコルグの人気アプリ「Gadget」との連携が可能で、両アプリを購入しているユーザーは「Lexington」ガジェットとして制作に利用できます。ARP ODYSSYと言えば生産時期によってパネルデザインや音の特性が違うことでも有名ですが、コルグの「ARP ODYSSEi」はアプリ内でその他2種のバージョンデザインを別途購入することもできます。その際はフィルターの特性が生かされた50のプリセットも付属するとのこと。憧れのARPシンセをいつもポケットやカバンに入れておけるなんて夢のような話ですね。
昨日、Abletonは新しいテクノロジー「Live Set Export」のSDK開発用キットを公開しました。iOSアプリのディベロッパーはこの開発キットを使うことによって、アプリにAbleton Liveへのエクスポート機能を搭載することができるようになります。具体的には、iOSアプリで作ったオーディオやMIDIデータがAbletonLiveのプロジェクトファイルとして書き換えられ、これをデスクトップコンピュータにスイッチ一つで転送できるようになります。
現在「Live Set Export」に対応しているアプリは以下の通り。
- Novation Blocs Wave
- コルグ Gadget、iKaossilator
- Patterning
- TriqTraq
コルグのアプリは既に昨年9月からこの機能が搭載されていますが、SDKが一般公開されたことによってこれからもっと多くのアプリが「Live Set Export」に対応していくことが予想されます。
下のビデオでは2つのアプリ(PatterningとTriqTraq)のジャムセッションが行われ、これらのデータが「Live Set」として保存され、Ableton Liveに転送され、さらにセッションが続けられていく様子が映し出されます。
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ドイツ・ベルリンの有名テクノデュオMouse on Marsが主宰するiOSアプリレーベルMoMinstrumentsが、WretchUp(エフェクタ)Elastic Drum(ドラムマシン)に続く新しいアプリfluXpadをリリースした。
fluXpadは絵を描きながらパターンを作り、ジャミングを楽しめるグルーブボックスだ。通常のドラムマシンで使われているグリッドベースのシーケンサとは違い、絵を描きながらパターンを作るので、クオンタイズやスケールに縛られずに、気軽に遊び感覚でフレーズ/パターンを作れてしまう。シンプルな操作性も魅力の一つだ。
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iPadで音楽制作をしている人なら大概は知っているであろう、iOSシンセサイザーAnimoogがアップデートバージョン2.4をリリースした。iPad Proに最適化されたことで、グラフィックやレイアウトがシャープになったのはとても気持ちがよい。でも今回のバージョンで特に注目したいのは、iPad Proの重要アクセサリiPad Pencil に対応したことで、これが侮ることなかれ、かなりイケているのだ。具体的にはAnimoogのキーボードが、ペンの圧力と、ペンの傾きを感知し、ベロシティやアフタータッチ、モジュレーション操作ができるようになる。しかもとても精密。指タッチでも同様の操作はできるが、ペンを使えばもっと痒いところに手がくような、ピンポイントで的を狙っているかのような、そんな操作ができる。もちろんスタイロフォンや、学研のアナログシンセSX-150ユーザーが愛するあのビブラート奏法も可能だ。強いて問題はといえば、ペンは一本だけなので単音の操作しかできないことで、和音の操作をするには複数のペンが必要になってしまうことだろう。
iOSのホストアプリ(GarageBand、Cubasis、Modstep、AUMなど)はAudio Units for iOS フォーマットのプラグインを使うことができるのですが、実際の所はこのフォーマットのプラグイン(アプリ)自体がほんの数個しかなく、ユーザーとしては、いつからこのAUiが本格始動するのか気になっていたところなのです。例えばArturiaのiSEMは早くからこのAUiに対応していますが、他に目立つところと言ったら、Viking Synthというバーチャルアナログシンセ、、ま、この位らいなかったのです。ところが今月に入ってから徐々に明るい兆しが見え始めてきたのです。
AUになると何が一番便利なのかというと、ホストアプリ上ですべての機能を操作できることにあります。つまり、AudiobusやInter-App Audioと違い、「こっちのアプリに行って、また戻って、またこっちに行って、、」というような煩わしい操作をしなくて済む。それからホストアプリからプリセットを選ぶことができる。AUパラメーターやMIDI CCパラメーターをオートメーション操作できる。それから一つのプロジェクトの中で同じプラグインをいくつも同時に立ち上げることができる。コンピューターのAUプラグインに近い感覚で操作できるようになるわけです。
さて今日のニュースは、Bram Bosが新しくリリースしたドラムシンセRuismakerです。おそらくこれが世界初のAU for iOSフォーマットのドラムシンセになるのだと思います。
では、Ruismakerはどんなドラムシンセなのでしょうか?
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