iPadを使いAbleton Live をコントロールすることができる Live Control 2。iOSコントローラアプリ「Lemur」の専用テンプレートとして、昨日より無償配布が開始されています。
Ableton Live 8と9 をコントロールすることのできるLive Control 2は、「Launch」「Modulate」「Play」「Sequencer」の4ページからなり、通常コンピューターとマウスを使う操作とは違った角度からAbleton Liveを操作することが可能になる期待のコントローラ。音楽制作やライブパフォーマンスのための強力なツールとなることは必須。
はたしてハードウェアコントローラPUSHやiOS アプリTouchableとの違いはどのようなものか、追って報告したいと思います。
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iPad専用のDAWアプリCubasisのバージョン1.4がリリースされました。今回のバージョンアップでもかなり多くの機能が追加されていますが、特に注目したいのは「MIDIクロックの送信」に対応したことでしょう。
MIDIクロック
DAWソフトウェアとドラムマシンのシンクロであったり、シーケンサーマシンとドラムマシンのシンクロであったり、特に複数の機器を使ってシンクロ演奏をさせたいときに使うMIDI信号の一つ。CubasisがこのMIDIクロックの送信に対応したことで、他のiOSアプリ(特にドラムマシンやアルペジエーター)とテンポ同期を計ることが出来るようになり、Cubasisのプレイボタンを押せばそのBPMに合わせて他のアプリも演奏を開始してくれるようになります。
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iOSドラムマシンDM1のディベロッパーFingerlabによるニューアプリMusycがリリースになりました。
メロディーオブジェクト・リズムオブジェクト・コントロールオブジェクトをスクリーンに並べながら、ゲーム感覚で音楽作りを楽しめるアプリ。ミキサー・エフェクターを使いサウンドをシェイプしていくことも可能。
今後のバージョンアップではMIDI・AUDIOBUSの対応も約束されており、シーケンサーアプリとして使うことができるようになるそうです。
Musycはフリーのアプリですが、アプリ内でフルバージョン(¥350)サウンドキット(¥170)、モーションレコーダー(¥170)などの追加オプションの購入も可能。
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パイオニアが昨日発表した XDJ-1Rは、CDJ2台とミキサーが一体となったDJシステム。専用iOSアプリ「remotebox」と無線接続することによって、iPad/iPhone/iPod touchから選曲・エフェクターのタッチコントロール・XDJ-R1から離れた場所からでも遠隔操作を行うことができるのがこのXDJ-1Rの大きな特徴。
- 業界初、無線LAN接続されたiPad/iPhone/iPod touchを使って、DJプレイを楽しむことができる
- パイオニアのiOSアプリ「remotebox」(無償)を使うことで本体とダイレクトに無線LAN接続可能
- 2台のCDプレーヤー、USBポート、ミキサー(Beat Sync・Hot Cue・Sampler・Beat FX・Sound Color FX・クオンタイズ機能付き)を合体させたオールインワンDJシステム
- 再生可能ファイル:MP3、AAC、WAV、AIFF(CDによる再生はMP3、WAV、AIFFのみ可能)
- Atomix Products社Virtual DJ(コンピューターソフトウェア)に対応、XDJ-1Rをオーディオインターフェイスとして、MIDIコントローラーとして使用可能。Virtual DJリミティッドエディションのライセンスが付属
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Sonic Chargeはドラムマシン・ソフトウェア Micro Tonicのバージョン3.1をリリースしたばかり。
Micro Tonicは8トラックのシーケンサー・ドラムマシンで、それぞれのサウンドはオシレーターとノイズジェネレーターから作られるシンプルなシンセシス。重厚なキックサウンドを作るにはやや難しいところはありますが、スネア・ハット・パーカッションなど、刺激の強い音からユニークな音まで、幅の広いエレクトロニック・サウンドを作ることを得意とします。サンプルはいっさい使用しないので動作が軽いのもナイス、操作も一度慣れてしまえば簡単です。
通常のパターンシーケンサーとしてだけでなく、即興的に演奏を楽しむことのできる機能も多く備えているのがこのソフトウェアの特徴。
もっとも気に入っている機能は「Sound Morph」で、クロスフェーダーの右チャンネルと左チャンネルにそれぞれ違ったパラメーターを記憶させることができる、Elektron Octatrackでもおなじみの機能。右チャンネルには長いディケイの設定、左チャンネルには短いディケイの設定など、アイデア次第では今まで聞いたことのないような斬新なフィルインやグリッチエフェクトのような効果を作ることができ、演奏することが楽しくなります。
「Edit All」機能は、一つのパラメーターを動かすと、8トラック分すべてのパラメーターも同時に動かすことのできる機能。
「MIDI drag」機能もとても便利です。NI Maschineでもおなじみの機能ですが、Micro Tonicで作ったMIDIシーケンスパターンをDAWソフトウェアにダイレクトにコピーすることができるもので、別のプラグインソフトを使ってアイデアをさらに膨らませたい時に役に立ちます。
さらに、このMicro Tonic 3.1は64bitに対応したほかに、外部MIDIコントローラからの操作やMIDI CCを使ったパターンエディットにも対応するようになりました。早速のことでとても嬉しいのですが、iPadコントローラLemurのユーザーライブラリーにはMicro Tonic 3.1専用テンプレート「mTonic Lemurized」が発表されており、これを使えばiPadからの操作をすることができるようになります。
見た目からしてもかなりのプロフェッショナルなテンプレートなのですが(画像下)、これを使用するとマウスを使ってソフトウェアを操作するよりもだんぜん直感的な操作をすることが可能になります。シーケンスパターンを自動的に生成してくれる「Pattern Operation」は特に便利です。両手で操作することができるのもかなり良いです。
http://liine.net/en/community/user-library/view/396/
まだMicro Tronicのサウンドを聞いたことのない人は公式サイトよりどうぞ。通常価格$99、3週間トライアルバージョンあり。
GoogleのwebブラウザーChromeにはボイスサーチ機能というものが備わっており、コンピューターのマイクに向かって「日本で一番高い山?」と言えば、そのサイトに案内してくれます。そのChromeのボイスサーチ機能がバージョンアップし、今度はChromeに向かって質問をすると、Chromeから音声で返答がされることになります。「日本の総理大臣はだれ?」と聞けば「安倍総理」という返答が返ってくるわけですが、「では、彼の身長はいくつ?」と聞くと「彼」が誰のことであるかもちゃんと認識することができるそうです。タイピングいらず、必要なものはビルドイン・マイクロフォン。
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