本日リリースとなったiPad専用のDJアプリ d(- -)b は、Ableton Live のコントローラTouchableのディベロッパーによって製作された 本格的なDJソフトウェア。ミニマルなデザイン、美しいカラーコーディングが施された波形をタッチしながら、ビートマッチング、ピッチコントロール、キューポイント、ループ、3チャンネルミキサーなどデジタルDJにとって欠かせない機能を操作していくことができる。マルチチャンネルのオーディオインターフェイスを利用することでヘッドフォンを使ったモニタリングなど、オーディオルーティングの設定も可能になる。
しかしそれだけでは終わらない新しいDJアプリ。d(- -)b はユーザーがインターフェイスを1からカスタマイズすることができるモジュラータイプのDJアプリで、たとえば、2デッキ+ミキサーだけのシンプルなデザインであったり、1ページにつき1デッキの大きなデザインを作ることが可能で、ユーザーが必要な機能だけを選び、使いやすい配置のDJレイアウトを作ることができてしまう。このカスタマイズ、、実際のところは慣れるまでには時間がかかってしまうのだが、実に楽しい作業だったりする。オリジナルデザインのデッキでDJプレーをすることができる新しいデジタルDJの楽しみ方も提案するニューアプリd(- -)b!!!
詳細
- 世界初、モジュラータイプのiPad DJアプリ。このモジュラーアプローチによって、ユーザーがアプリに適合するのではなく、アプリをユーザーに適合させることができる。
- プリインストールされたDJセットのテンプレートを使うことや、最大で6デッキまでのセットを複数のページを使って製作することが可能。
- DJが必要とする様々なモジュールが装備。アプリ内のエディターを使うことによりユーザー自身の使いやすいDJセットアップを作ることが可能。
- フェイク・ターンテーブルの代わりに、美しいカラー波形を採用。グリッド同期やピッチコントロールのようなビートマッチングは波形をタッチしながら行うことができるTouchable DJワールド!
- マルチオーディオルーティングをサポート、d(- -)bを使うことによってiPadがプロフェッショナルなDJツールになる。しかもパワフル、カスタマイザブル、ポータブル!!
- iTunesライブラリーからの読み込み可能
モジュール
- 3バンドEQ+Killスイッチ
- 4つのまでのキューポイント設定
- Loop/Loop Roll (Loop Roll: Loops を利用しても本来再生していた場所に再び戻ってくれる機能)
- EQスナップ/EQマジックトライアングル (マジックトライアングル!意味深なネーミングですがTouchableチームならではのユニークなEQ)
AudioBus、MIDIマッピング、エフェクターモジュール、MIDIクロックなど、次期アップデートにて多くの機能サポートを予定。嬉しい!そうなればDJアプリでは初のAudioBus対応。MIDIクロックがサポートされればDAWソフトウェアと同期してd(- -)bをサンプラーとしても使えるようになるわけです。MIDIコントローラも使えるようになれば文句なし。
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2010年のリリース以来着々とアップデートを重ねるサンプラー&ステップシーケンサーLoopseque for iPad。たった500円のアプリなのですがユーザーが望んでいる機能が次々と追加され、「使えるシーケンサー」に成長しています。
バージョン2.4ではMIDI機能が搭載。LoopsequeのループをコンピューターのDAWソフトウェアとテンポ同期することができたり、バーチャルMIDI対応のアプリを使ってシーケンスを組むことができるようになっています。
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先日リリースになったArturia iMiniやAKAI iMPCのホストアプリケーションとして話題になっているTabletop。サンプラー、ミキサー、エフェクター、シーケンサーなど、25 種類以上あるデバイスの中から欲しいデバイスだけを購入して使用することのできるモジューラ式のiPad音楽アプリ(フリー)。そんなTabletopに3種類のエフェクターディバイスが追加され、Tabletopのアプリ内で購入することができます。
見た目が鮮やかなDeadbeat(画像上)はスタッターエフェクトやフィルターエフェクトをかけることができ、iPadを傾けたりすることでも効果を得られるビートパフォーマンス系のエフェクター。¥350
ややAKAIのコントローラに似たデザインのCueboardはチョップしたビートをパッドに並べ演奏することができるリサンプラー。¥250
仏陀のグラフィックが印象的なBoomroomはハイクオリティなリバーブエフェクターで、BOOMノブを回すとサウンドに大きなスペースを与えることができる。¥800
AudioBusがiOS音楽アプリの大きな流れを作り多くのアプリがAudioBusのサポートを開始している一方で、TabletopチームはAudioBusとは無関係な様子なのが気になるところではありますが、iMiniやiMPCに新しい息吹を加えたい人はぜひ試してみて。
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今でも根強い人気のNovationのAbleton Live専用ハードウェアコントローラLaunchPadですが、本日リリースになったLaunchPad for iPadはコントローラではなく、付属するループ素材を使って気軽にビート音楽をリミックスしていくことができるアプリ。全8トラック、各トラックにはそれぞれ6つのループをロードすることができ、ボリュームフェーダーとフィルターフェーダー、エフェクターにはフィルターとリピーターが付いている。残念ながらユーザーライブラリーからの読み込みはできないよう。単純です。でもこの単純さがLaunchpadのいいところ。もっと頑張ってみたい人はハードウェアを手に入れましょう。しかしなんといってもフリー。
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ボコーダーアプリ VIOfor iOS。マイクから入力した歌声がシンセサウンドにトランスフォームされ、スクリーンに映る美しいグラフィックを指で操ることでサウンドをモーフィング、シェイピングさせることができる。歌声に自身がない人でも安心。VIOのオーディオエンジンがスペーシーでオートチューンされたハーモナイズサウンドを自動的に作ってくれます。
画面左下のに小さく表示されている☆印がセッティング画面。画面右下に表示されているR印がレコーディングボタン。レコーディングしたファイルはSoundCloud、Dropbox、iTunes、Email、AudioCopy(レコーディングモードがHigh Qualityになっているときのみ)でシェアすることができる。キーやスケールを変えたい時にはiPhone/iPadの環境設定からVIOの詳細設定をすることができる。
ひとりスペースオペラ。ヘッドフォン使って楽しんで。
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