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iOSアプリ「DuetDisplay」はiPadやiPhoneを追加ディスプレイとして使用することが可能になるアプリだ。接続には普段使っているUSBケーブルを使うことができる。これまでにもiPadを追加ディスプレイにすることのできるアプリはあったのだが、Wifi を使う接続方法だったこともあり遅延が大きく発生してしまい実用的とは言い難いものがあった。

「DuetDisplay」のiTunesの解説によると、

 Apple出身のエンジニアチームにより開発されたduetは遅延のない、これまでにない高いパフォーマンスソリューションです。duetでもっと仕事の効率を高めましょう。ディスプレイを追加することで、エンジニア、ミュージシャン、デザイナーおよびアーティストの生産性を最大48%も向上させることができます。

機能:
-遅延なし
-プラグ・アンド・プレイセットアップ
-60フレーム/秒
-Retinaディスプレイ (オプション)
-セキュアなケーブル接続
-Touch使用可能
-即日サポート

という説明が書かれている。「生産性48%の向上・・」とういう意味はよくわからないにしても、「遅延がない・・」という説明には魅力を感じる。しかも接続したiPadではタッチ操作も可能になるという。ではDAWソフトウェアを使った時にはどのようなことになるのだろうか?というのが今日のトピック。

 

 

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ios_attack_soundpage

 

ドイツのシンセサイザーメーカーWaldorfが2015年第2四半期にリリースを予定しているiPad ドラムマシンAttack の詳細が発表になりました。Attackは同社によって2001年にVST プラグインシンセとしてリリースされ、今なお特にテクノアーティストの間では人気のあるドラムシンセサイザーの一つ。このAttackが2015年にはiPad アプリとして復刻、iPadミュージシャンにとっては願ってもないニュースに違いない。対応するiPadのバージョンはiPad 3 (Retina), iPad mini (1,2,3), iPad Air (1,2)となっている。

iPad バージョンのAttackには24種類の音色が備わり、各音色はタッチユーザーインターフェイスを使いながらフルにプラグラムしていくことが可能。そして16ステップのシーケンサーを使いリズムパターンを作っていくことになる。オシレーターは太く、フィルターは柔軟性に富み、エンベロープは早くキレのあるサウンドを作ることができる。各ドラムサウンドには4つのインサートエフェクターを掛けることができ、エフェクターの種類はディレイ・イコライザー・ドライブ・フェーザー・フランジャー・コーラス・フレーズボコーダーなど。フレーズボコーダー?おそらくWaldorf NAVE に搭載されていたものと同様、歌詞を入力することによってボコーダートーンでの発声が可能になるもののようだ。またAttackのシンセエンジンはポリフォニックでの発音も可能で、シンセ・ベース・リードサウンドを作ることもできる。ドラムパターンと掛け合わせることでナイスなグルーブパターンが作れるに違いない。NAVEと同様、ディープなサウンドメイキングを可能とするAttackはiPadの必須音楽アプリとなるだろう。価格は17.99$となっている。

 

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Elastic Drums は全6トラックを使い、MPCやNI Maschine と同様の4×4のドラムパッドをタップしながらグルーブパターンを作っていくものです。それぞれのサウンドはサンプルサウンドを使わないシンセエンジンが 使われているので、様々なドラムサウンド(キック・スネア・ハット・クラップ・タム)を作っていくことができます。FM・Square・Wobble・ Grain  のようなエンジンも搭載しているのでベースラインやノイズ・シンセエフェクトのような類の音色も作っていくことができます。プリセットも充実しています。

それぞれのサウンドパラメーターをリアルタイム・オートメーションでグルグルと動かすこともでき、ベースラインのようなものを作りたいときにはautom(オートメーション)スイッチを押した後にPitchノブを回してみてください。

さらに、エフェクターを4系統使うことができ、FX1、FX2はモノエフェクター、FX3、FX4はステレオエフェクターとなっています。エフェクターの種類もかなりエッジーなものが揃っており、X−Yパッドを使ってパラメーターをいじりまくることで、サウンドはさらに過激なものとなります。トータルミックスにもX−Yパッドが付いていて、スィング値を動かしたり、ディレイ・フリーズ・コンプ・ストップ(レコードが止 まるような効果)を付け加えることができます。

オプションメニューの中にはランダムスイッチが付いているので、スイッチ一つで音色を自動的に変えてしまうことや、パターンを自動的に変えてしまうようなこともできます。作ったパターンを並べていきソングを作ることや、ミキサー画面で各トラックのレベル調整をすることもできます。AudioBusにも対応。

 

 

 

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auria

 

2年以上前のことですが、iPadで48トラックのオーディオレコーディングシステムが実現するということで業界の大きな注目を浴びたWavemachine Labs のAuria。このAuriaがついにMIDI 機能を装備し、Auria Pro としてこの春にリリースとなる事がアナウンスされました。

Auria ProはMIDI機能のフル装備だけでなく、リアルタイムオーディオワーピング(Elastique Pro v3) やオーディオクオンタイズ、柔軟なオーディオのバスルーティングなどオーディオ機能の強化も図られています。オーディオファイルをMIDIに変換する機能、二つのシンセサイザー(FabFilter製)も内臓するとのことで、かなり本確定なDAWアプリとして進化した様子です。Steinberg Cubasis との比較が面白いことになりそうです。

発売は2015年春、価格は$49.99、これまでのAuria オーナーはアップグレード可能となるそうです。NAMM 2015 でも披露されるとのことです。

 

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wristbandlink

 

ウェアラブルデバイスのニュースがとても多い今日この頃ですが、この Link は特にプラクティカル。Link は最大で1TB のSSDストレージを内蔵するリストバンドで、専用アプリを使うことでほとんどすべてのデバイス(iOS・MAC・Windows ・Android ・Linux)とワイヤレス(Wifi もしくはBluetooth)でのストリーミングが可能になるものです。しかも最大で20のデバイスとの同時接続も可能、フル充電が行われている場合では12時間の利用可能、しかもウォータープルーフです

 

 

好きな音楽、好きな映画、ミュージシャンならば重要なプロジェクトファイルをいつも身につけて持ち歩きできるのは嬉しいことですが、それよりも、iPhoneを使って長時間のレコーディングを行う時には大いに活躍しそうです。NI KOMPLETEのような膨大なサウンドライブラリーを持ち歩くことはできても、いざ使うとなった時にはどうなるのでしょうか?近い将来そんなKOMPLETEにも期待したいところです。でも通信速度もなかなかのものです。

Linkは現在クラウドファンディングIndieGOGO にて出資者募集中。128GB SSD が$199、256GB SSD が$279、512GB SSD が$449、1TB SSD がど$799となっています。

詳しくはIndieGOGO サイトよりどうぞ。

 

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touchableipadiphone

 

本日リリースになったAbleton LiveコントローラtouchAbleバージョン3。前回の記事でも紹介しているように、今回のバージョンアップの大きな目玉となっているのは、USBケーブルを使った接続が可能になったことと、サーバーが新しくなったことです。ここ何日か使ってみて特に感心することは、セッティングの煩わしさが全くなくなったこと、そして安定性が抜群に上がったことです。

これまでもtouchAbleは複数のiPadを使ってLiveのプロジェクトを同時に操作することは可能だったのですが、今回のバージョン3からはiPad/iPhoneを何台でも同時に接続することができるようになっています。つまり、ipadを複数台持っている人であればtouchAbleを同時に立ち上げ操作することが可能だったり、私のように iPad1台とiPhone1台持っている人であれば、この2台のデバイスを同時に使うことが可能です。ひとつのデバイスではミキサーを操作、もうひとつのデバイスではエフェクターを操作するなど、考え方次第で様々な操作方法ができるようになるわけです。

iPhoneでtouchAbleを使用するにはtouchAble Mini という別のアプリを購入しなければならないのですが、今回のバージョンからtouchAble Miniはユニバーサル使用になっているのでこれからtouchAbleを購入しようと考えている人は参考にしてみてください。また、touchAbleとtouchAble Mini をバンドルしたセットアプリも間もなくリリースされるとのことです。

複数のiOSデバイスを同時に立ち上げLiveを操作するとなるとさぞ設定がややこしいのかと思いつつ、ipadとiPhoneを使って試してみたのですが、これがびっくりするくらい簡単でした。通常通り、それぞれのデバイスでtouchAbleを起動した後でネットワークを選択します。以上!これでデバイスからLiveを操作できるようになります。

 

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