Native Instruments のDJアプリTraktor DJ(iPad/iPhone両バージョン)がアップデートバージョン1.6 をリリースしました。このバージョンでTraktor DJ もついにAudioBusとIAA(インターアプリオーディオ)に対応することとなりました。ともにインプットソースとして使用することが可能になっています。
MIDIクロックにはまだ対応してないようですね。
それはさておき、現在Traktor DJ は半額セール実施中です。まだ試したことのない人はこの機会にぜひ。
Traktor DJ 1.6 の新機能
• Audiobus との統合 – TRAKTOR DJ と GarageBand や Effectrix などのアプリケーションを連結
• インターアプリ・オーディオとの統合 – 他のアプリへオーディオ出力をストリーム
• Dropboxのような他のアプリ内に保存されているミックスのロード
• ダブルタップによるEQとボリューム・スライダーのリセット
• 相対的なEQとボリューム・スライダーのコントロール
• 改良された検索機能
• ロード後の HotCue ドローワーの継続的な表示
ios7 以降の対応
iMPC、iProphet、iMiniなどiOSアプリのディベロッパーRetronysms は同社として初のハードウェア製品「Wej」の開発をしているとのアナウンスをしました。
Wej はiOSデバイスとUSBコントローラを接続するためのハブで、つまりはWejとUSB MIDIキーボードやUSBコントローラを接続することによってiOS アプリを操作することができるようになります。USBコントローラへのバッテリー供給も行なわれます。USBポートは2基装備されています。(本音を言えばMIDIポートも欲しかったですね。)
WejはBluetooth LE MIDIプロトコルを採用。つまりiOSデバイスとWej との間はブルートゥース接続でのやり取りを行なうことになるので、ケーブル要らず。カメラコネクションキットのような物も使わなくてもよくなるのでこれまでのような煩わしさは少なくなるに違いありません。
Wej の本体表面はシリコン製の滑り止めコーティングが敷かれ、演奏最中にiOSデバイスが滑ったり動いてしまったりすることはないそうです。ドック式のインターフェイスと違い、iPhoneでもiPadでも、どのサイズのiOSデバイスでも使うことができるのはナイスなアイデアです。
さらに、本体の背面部にはRGB ライトが装備されており、雰囲気作りであったりライトショーであったり(!)、そんな使い方も用意されています。基本プログラム(スケッチ)も書き換えることが可能です。
WejにはArduinoプロセッサーが使われていることで、ハッキングも可能。ユーザーがハードウェアを改造することも可能です。
Wej は現在ファンディング受付中、11月7日まではのオーダーで価格は $99となっています。発送開始は2015上半期を予定しています。
まずはオフィシャルイントロビデオをどうぞ。
Secret Bass designがリリースした Apollo Sound Injector とApollo RemoteRecorder はiOSでバイス同士もしくはiOSデバイスとコンピュータ(Mac) のオーディオストリーミングを可能にするiOS アプリです。たとえば、iPadで鳴らしているアプリの音をiPhoneに流し込んで録音することができてしまったり、コンピューター(Mac)のDAWソフトウェアに流し込んで録音することが可能になってしまうアプリなのです。すべてWifiネットワークを通じて行なうものなので、高価なMIDIインターフェイスやオーディオインターフェイスのようなものは必要なく、事前に用意しなければいけないものはAudioBus(アプリ)とWifi ネットワークのある環境です。
Apollo Sound Injector for iOS ¥0
Apollo Sound Injector for Mac AUプラグインもしくはWindows VST DLL ¥0
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iOS 8 が本日リリースとなったこともあり、慌ただしい一日を過ごしたiOSミュージシャンが多かったようです。例によって多くのアプリがまだiOS 8に対応していないことで、すでにOSを入れ替えてしまったデバイスではかなり多くの不具合が発生しているようです。
OSアップデートの際には必ず気をつけなければいけないことですが「使っているアプリが新しいOSに対応しているのかどうかまずチェック、それから新しいOSをインストールする。」これはもう教訓ですね。
当然のこととはいえアップルのiOSアプリGarageBand はiOS 8 に対応した新しいバージョン2.0.2がさっそくリリースとなりました。iPhone 6 を数日後に運良く手にする人は問題なくGarageBand を楽しむことができるわけです。
バージョン2.0.2の新機能は以下の通り。
• iOS 8がサポートされます
• iCloud Driveとの互換性が追加されます
• コントロールバーから直接メトロノームのオン/オフを切り替えられます
• MIDI over Bluetoothを使って、互換性のある音楽キーボードとコントローラをワイヤレスで接続できます
• 安定性が向上し、不具合が修正されます
今回のiOS 8 の目玉となっているのが(ミュージシャンにとって)MIDI over Bluetooth という機能で、GarageBand がこの機能をフィーチャーした第一号のアプリとなるわけです。
残念なことは今回のバージョンから再びGarageBand は有料アプリになってしまってたことです。でも内課金だったサンプルコレクションの方は無償に変更となっています。つまり、Garagebandをすでに持っていて、サンプルコレクションを買っていなかった人が一番ラッキーなわけです。なんだか妙な操作の多いアップルです。
新しく買う人、価格は500円となっています。
App Store にて¥500
Native Instruments のDJソフトウェア Traktor Pro2 の操作をほとんどすべて、iPadからコントロールできてしまうというTRAXUS。ピッチコントロール、ビートジャンプ、ホットキュー、エフェクター、リミックスデッキの操作はもちろんのこと、MIDIクロックに反応するグラフィック・ターンテーブルによってTraktor Scratch のようなスクラッチ操作をすることも可能になっています。さらにリミックスデッキにはシーケンサー機能が装備されるなど、Traktor Pro(ソフトウェア) だけではできないような操作も可能になっています。複数台のiPadでの操作も可能。おそらくタッチスクリーンを使ったTraktor コントローラの中では最強でしょう。
TRAXUS はコントローラアプリLemur のテンプレートとしての開発が進み、現在クラウドファンディングIndieGOGO にて出資者の募集が始まっています。出資額設定は2種類。①12ドル/テンプレートのコピーをゲット ②75ドル/スカイプによる1時間サポート付き(英語)期限は10月3日。
7つのパート(ドラム×3、リズム、コード、ベース、リード)を使って音楽作りを楽しめるアプリ「Super-Looper」です。操作はめちゃ簡単。パートを選んだ後で、スクリーンをクリックするだけ。クリックする場所によって出てくる音が変わります。サウンドは80年代を彷彿させるキラキラエレクトロニック。レコーディングした後はFacebookやTwitterでシェアすることもできます。昼休みの時間に是非どうぞ。
デスクトップバージョンはウェブブラウザーで、iPadバージョンの方はフリーアプリとなっています。