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Native Instrumentsの人気iOSアプリiMASCHINEが大きくリニューアルしてiMASCHINE 2として新たにリリースされました。iMASCHINEは全4トラック、4×4のパッドや簡易キーボード、エフェクターを装備するモバイル・ドラムマシン・アプリです。

iMASCHINE 2 はiMASHCINE 1のバージョンアップではなく、全く新しいアプリとしてリリースされました。iMASCHINE 1の機能はほぼそのまま残っていますが、新しい機能がいくつも取り入れられ大きくパワーアップしています。特に注目の機能はアレンジ機能が追加されたことで、これからはiMASCHINE 2だけでフルトラックの制作が可能になます。またアップルの新技術3D Touchに対応(iPhone 6sと6s Plusのみ)しているのも注目で、パッドを指で押す強さに応じてベロシティーを制御したり、ノートリピートのスピード値を操作できるようになります。ハードウェアコントローラに近い感覚で操作できるようになり、iOS音楽アプリの新しい境地を感じることができます。

 

 

どこにいても、どんな時も、思い立った時にいつでも音楽制作が可能になるアプリiMASCHINE 2です。インスピレーションが思い立った時に音に出して形にしておかないと、そのインスピレーションはすぐに消えてしまいます。また、外出先で面白い音を見つけた時に、iMASCHINE 2 をレコーダーとして使い、すぐにレコーディングを始められるのも便利です。これならば、通勤時間や移動時間も退屈しません。

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link2

 

Ableton Live の新機能Linkは、複数のiOSデバイスや複数のAbleton Liveソフトウェア(Mac&Win)をWifiネットワークを使って同期演奏させることができる機能です。これまで複数のAbleton Liveを同期させるには通常はMIDIクロックを使ってきたわけですが、ジッター問題等によって必ずしもタイトな同期が行えるとは言いがたいものがありました。また、Wifi-MIDIに関しても同様で、決して信頼性の置けるものではありませんでした。これまで見てきた実験結果から考えて、Abletonがこのような同期機能を大々的に取り入れたことに関してはやや懐疑的な部分もありました。でも昨日から流れているニュース/レビュー記事を見る限り、このLinkはゲームチェンジャーと言えるような、素晴らしい仕上がりであるようなのです。

iOSアプリElasticDrumsのディベロッパーOliver Greschke氏はいち早くAbleton Link機能を取り入れたアプリの開発に取り組んでいます。私も彼とほんのわずかな時間チャットをしたのですが、彼もLinkがお気に入りのようで、「Abletonはかなりいい仕事をしたのではないか」と、かなりポジティブな印象を持っていました。

そのOliver氏による実験ビデオ(3台のiOSデバイスとAbleton LiveをLinkで同期)が昨日より公開されており、ビデオでは途中でスピードを変えたり、一度シーケンスをストップしてもう一度セッションに参加するなどの実験が試みられています。このビデオから見ても、かなりタイトな同期ができていることが分かります。

 

 

Linkは近日公開されるアップデートバージョンに搭載されるとのこと。またディベロッパー向けの開発用プログラムが配布されているので興味あるディベロッパーの方は是非。コルグのアプリも一番乗りしているようです。はやく試してみたいです。

AbletonがやっとiOSアプリに門を開いたということは一つの嬉しいニュースですが、それよりも、エレクトロニック・ミュージシャンがラップトップやiPadを持ってスタジオに集まり、かつてのバンドブームのように、ジャムセッションを楽しむ、そんなカルチャーが盛り上がったら面白いに違いありません。それが派生してコンピューターバンドブームが起こったらそれはそれで吉。

 

Ableton Link

Elastic Drums

 

追記11/4

こちらのデモンストレーションビデオはiOSアプリtriqtraqのデモンストレーションビデオです。triqtraqもLink技術への対応が決まっています。

 

 

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touchAble5yearbirthday1

 

iPadでAbleton LiveをコントロールするアプリTouchAbleが5周年を迎えました。5年前というとiPadが発売されたばかりの頃、タッチスクリーンでどこまで音楽制作ができるのか、Wifiによってどこまでのことがコントロールできるのか半信半疑だったことを思い出します。しかしTouchAbleチームの果敢なチャレンジは続き、今や大手ハードウェアメーカーと並べても遜色のないコントローラにまで進化しました。私自身、TouchAbleを使いたかったからiPadを購入したといっても過言ではなく、ここからネットワーク(Wifi)について学んだり、Ableton Liveの奥の奥について学んだことが多くあります。

来月には13インチの大型iPadが発売されるわけですが、そうなればTouchAbleへの期待もさらに高まります。現段階ではTouchAbleはアレンジウィンドウにアクセスすることができないので、そのあたりに一つの課題が見えて来ます。でも私が特にTouchAbleに望んでいることは、作りかけた音楽を完成させてくれる賢いアレンジ機能です。

TouchAbleの5周年を記念した特別セール開催中。まだ持ってない人はこの機会にぜひ!!

http://www.touch-able.com

 

 

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FugueMachine_Device_Bach

 

Fugue Machineはバッハに代表されるようなバロックや、セリエル、ミニマルなどの作曲技法から着想を得て作られたシーケンサーです。そうはいっても操作はいたって簡単。メロディーを打ち込み、再生を開始。4つの再生ヘッドのスピードを変えたり、再生方向を変えたり、ピッチを変えたりするだけで、 バッハのような音楽を作ることができてしまうのです。

開発はArpeggionomeでおなじみのアメリカのミュージシャン/ディベロッパーAlexandernaut。公式HPによると、Fugue Machineは「世界初のマルチ再生ヘッド式ピアノ・ロール」とのこと。まずはイントロビデオからご覧ください。

 

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Conductr-on-iPad-Brandl-Ergonomic-mode

 

Ableton LiveとNI TRAKTORをコントロールするiPadアプリ「Conductr」のバージョン2.1がリリースされました。開発はスペイン拠点のPatchworksです。

iPadを使うコントローラアプリは数々とありますが、Conductrはユーザーが必要な機能だけを集めコントローラをレイアウトすることのできるアプリです。見ての通り、色使いやデザイン性も素晴らしいです。

Conductr 2.1 ではAbleton Liveのためのドラムパッド・モジュールBrandlが追加され、Ableton Liveに立ち上げたDrum Rackをリモート演奏することができるようになります。Brandlには2つのモード(パッドモードとエルゴノミックモード)があります。パッドモードはよくある4×4のMPCタイプのパッドを使うモードです。もう一方のエルゴノミックモード(画像上)では、ユーザーの指使いに合わせiPadのスクリーンが5分割され、それぞれのエリアにアサインしたドラムインストゥルメントを演奏できるようになります。

 

 

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iOSドラムマシンElastic Drums が間もなくアップデートバージョン1.6 をリリースします。このアップデートバージョンでElastic DrumはMIDIハードウェアコーントローラへのMIDIマップが可能になることと、先日リリースなったばかりのAudioBus Remote にも対応するようになります。

上のビデオでは、Elastic DrumをAudioBus Remote とIK Multimedia のiRig Pads からコントロールしている様子で、Elastic Drumのサウンドをトリガーしたり、パターンチェンジやエフェクト操作をおこなっています。

下の方のビデオはArturia BeatStep へMIDIマッピングをおこなっている様子です。やはりコントローラがあるとドラムマシンはよりドラムマシンらしくなり、Elastic Drum の演奏もさらに楽しくなることでしょう。

 

 

Elastic Drum

App Store にて¥1200

 

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