先日発表されたばかりのパイオニアのXDJ-AEROは、スマートフォンから音楽を再生することができる新しいタイプのDJプレーヤーで、発売を心待ちにしている人もたくさんいることでしょう。そんなXDJ-AEROよりも一足先にリリースとなったPioneer rekordboxは、XDJ-AeroでDJセットを組むための準備をするアプリです。

楽曲の管理、キューポイントの設定、ビートグリッドの調整などの準備を行うことができ、あとはこのソフトウェアに対応したパイオニアDJプレーヤーと接続すれば、すぐにDJプレイを始めることができます。移動中や外出先からでも作業できるのがいいところです。

他社のDJソフトウェアもこのようなアプリを作ってくれればいいのい、、とふと思いましたが、意外に見落としていたアイデアだったのかもしれませんね。

  • PC/MAC版のrekordboxからWifi経由で音楽ファイルの転送
  • キューポイント、ループポイント、ビートグリッドの設定
  • コメント、レーティングの編集
  • プレイリストの編集
  • iPhone内の音楽ファイルのインポート
  • iOSとAndroidサポート

Pioneer rekordbox

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CDの売り上げが下がっている今日この頃、世界中の音楽産業がそれに次ぐ新しいアイデアを練っているわけですが、BECKのアイデアは100年昔のもの。今年の12月の発売予定のBeckのニューアルバム「Song Reader」はCDでもデジタルフォーマットでもない形。全20曲のフルカラーの楽譜と美しいアートイメージがハードカバーにパッケージされ売り出される予定なのだそう。

リリースの後には模範演奏がMcSweeney’sのホームページに掲載される予定もあるのだそうです。でも模範演奏を聴く前に自分なりの演奏を考え出すのがきっとこのプロジェクトの醍醐味でしょう。

なんとも時代錯誤なアイデアと思う一方で、その昔は作曲家が譜面を書き、ミュージシャンが集まって演奏をしてから、初めて「音」になったという歴史をもう一度振り返ることができる美しい実験のようにも思えますよね。

楽譜を読めない人、、がっかりすることはありません。日本のテクノロジーがきっと助けてくれるはず。KAWAIから発売されているiPhoneアプリ「楽譜カメラ」が今こそ役に立つ時が来ているのかも。楽譜にカメラを向けるだけで、五線や音符を瞬時に認識。多少の湾曲、シワのある楽譜もOK。

 

 

McSweeney’s

via AV Club/ Create Digital music

 

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iceGearによるポリフォニックシンセサイザーCassini のiPadバージョンがリリース。3 オシレーター、  2 フィルター 、アンプ、  9 エンベロープジェネレータ、  6 LFO、  3バンドEQ、 サチュレータ、 2 ディレイ、  アルペジエータを備えるアナログモデリングの本格派アプリ。サウンドも良く、全9ページからなるナイスなインターフェイスでは余裕のあるプログラム操作ができる。特に面白いと思ったのはLFOで、16ステップシーケンサーとアクセント・ファンクションとフェイズ・コントロールが備わり、新しい音表現が可能にする。特にベース、パッドサウンドが印象的。まずは下のデモンストレーションビデオをどうぞ。

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Secret Base Designによる新作アプリVoxKit。前作のAudio MIDI Connectは歌声や実際に弾いた楽器の音をMIDIデータに変えてくれるものでしたが、今回のVoxKitはドラム専門のMIDIコントローラー。たとえば手をたたくとキックの音がなる、茶碗をたたくとハイハットがなるなど、身の回りにあるものをドラムコントローラーにして、ドラムの打ち込みができるアプリ。同時にならすことができるサウンドは4つまで。またwifiネットワークを使い外部MIDIディバイスをならすこともできます。茶碗をたたいているのにキックがなったりしてしまうことはたまにありますが、リアル感のあるグルーブを作るには今後期待が持てそうなアプリです。条件: iPhone 3GS、iPhone 4、iPhone 4S、iPod touch(第3世代)、iPod touch (第4世代)、およびiPad に対応。iOS 4.2 以降が必要  App Storeにて¥85

 

いっかい 「 Audio MIDI Connect for iOS」

いっかい 「Audio MIDI Connect ディベロッパーSecret Base Design Softwareへのインタビュー」

いっかい 「Simmons社 Clap Trap のイミュレーションアプリClap Box for iOS」

いっかい 「すべてのものをパーカッションに」

 

 

 


サンプルライブラリーやAbleton LivePackで知られるPuremagnetikからリリースされたiOSアプリClap Box。嬉しいフリーアプリ。1982年にイギリスSimmons社によって作られていたハンドクラップ専門のシンセサイザーClap Trapのイミュレーションで、オリジナルマシンのパラメーターを意識したデザインはSimmonsファンにとってはうれしいところ。面白いのは、オーディオトリガーに対応していることで、iPhone/iPadのマイクロフォンに向かって実際に手をたたくと、このClapBoxからもハンドクラップの音が聞こえてきます。Wifiを使ったMIDIにも対応。下のビデオはオリジナルClap Trapのデモンストレションビデオです。

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最近、様々なタイプのMIDIコントローラーが登場していますが、今日紹介するのはメキシコのテクノロジー+ファッションデザインブランドMACHINAによって開発中のMIDIジャンバー。ジャンバーの淵にはストライプのセンサーが、そして袖元にはアクセロメーターが付けてあり、MIDI信号を送信することができるのです。

たとえば、寒い冬でもポケットの中に入れてあるiPhoneドラムマーンやiOSシンセサイザーを演奏することができたり、仲間と一緒にジャムセッションをすることができたり、新しいタイプのストリートパフォーマンスができそう。下のビデオはMACHINAによるプロモーションビデオ。価格、販売開始時期未定

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