今週、IK MultimediaからiRig MIDI、そしてLine6からMIDI Mobilizer2が発表されました。これによってすでに発売開始されているYAMAH iMX-1とあわせ3社によるiOS MIDIインターフェイスバトルが展開されることに。現段階ではiRig MIDIがややリードか? 今までにはない魅力的な特徴を持っています。
MIDI Thru MIDI IN端子に入力された信号をそのままスルーして出力する端子。例えば、外部キーボードからiOS音源を演奏し、それと同じ情報を他のMIDI音源で鳴らすことが可能に。
USB Power Port これによってMIDIインターフェイス接続中でも電源の供給が可能に。とくにライブ演奏にiPad iPhoneを使用する際には安心感が。
SampleTank for iOS iRig MIDIに付属するアプリSampleTank Freeにはなんと1G分のサウンドが収録。アコースティック、オーケストラサウンドからエレクトロ、ムーグサウンドまで。デモサウンドは次のリンクより。http://soundcloud.com/ikmultimedia/sets/two-new-products-coming-soon
アコースティックギターの中にiPhone4を取り付けて撮影されたというビデオ。 ローリングシャッターというカメラが捕える独特な効果によってこのような映像効果が生まれるらしいです。なので弦が実際どのように振動するのかを表現したビデオではないそうです。
ちょっと暇な時間に遊べる音楽アプリ。CamBoxは簡単に言うと、ビデオ付きサンプラーのようなもの。カメラに向かって何か音を立てます。手を叩いても自分で叫んでもなんでもあり。
8つのスロットに音声入りの画像が撮影されます。8つのパッドを叩いてみましょう。プレーバックされます。録音ボタンを押すとそのプレーバックの内容が録音されます。すると下のビデオのようなものが出来上がります。
出来上がったビデオはFaceBookやYouTubeでシェアすることができます。ちょっとクリエイティブに遊べる面白いアプリです。App Store¥115
ヤマハからテノリオンのiOSアプリケーションTNR-iが発売されましたね。本家のテノリオンに比べたら触り心地もたいしてよくないし、見た目もイケテルとは言いがたいのですが、面白いのはネット接続によって世界中の知らない人とネットワークセッションができるといところ。これがなかなか面白いのでぜひ紹介したいと思います。
ネットワークセッションに入るにはiPhone/iPadのGame Centerにログインすることが必要です。ここでTNR-iを選択し、プレイボタンを押します。
するとTNR-iが起動し始めます。Clearボタンと中央下のtenorionの文字あたりをタッチするとMultiplayer Game選択ページが現れます。ここでPlay NowボタンをおすとAuto-Match機能によってセッションの相手が自動的に選択され、うまく相手が見つかるとそこからTNR-iセッションが開始できるようになります。しかしここで割と時間がかかります。僕自身Auto-Matchを10回くらいトライしてるのですが、相手が見つかったのは2度ほど。3分ほど待ってGameCenter errorメーッセージを受け取ることも多々。うまく相手が見つかればラッキー。まあ、時間帯にもよるのでしょうね。何人の人がスタンバイしているとか、そういった情報もいっさい分かりません。
またはあらかじめGame Centerの友達リストに登録済みの友達ともすぐにセッションが可能ということですが、僕はまだ試していません。
しかしながらセッションはとても楽しいものでした。思いもよらない展開になったり、意外なフレーズが相手から飛び出したり!! マニュアルによると4人までの同時演奏が可能ということですが、まあ、4人になってしまうと誰がどんな演奏をしているのかがわからなくなってしまいそうなので、僕は二人でオッケイです。もっといろいろな人とセッションしたいので、TNR-iをすでに入手している人はTwitter経由でぜひ連絡ください!!セッションしましょう。
iOS版にひき続き、Android版も発売になったReactable Mobile。ゲームボードで遊ぶような感覚で、シンセ音楽を作り、遊ぶことのできるアプリケーション。
ビデオでは、ドラムループを基本に、いろいろなエフェクトやシーケンサーなどを加えて音楽を作っていく過程が説明されています。Reactableは44kHzステレオサウンド、アクセロメーターとマイクインプットに対応、サンプルのインポートが可能、セッションのセーブとシェアが可能となっています。