Native InstrumentsはKONTAKT専用のセッションギターリストシリーズの第3弾Electric Sunburstをリリースしました。
Electric Sunburstはいわゆる「伴奏」に適したギターインストゥルメントで、リードギターのような演奏はできません。操作は慣れてしまえばとても簡単で、基本的には、MIDI鍵盤の低い方でパターンを選択し、MIDI鍵盤の中-高い方でコードを押さえるだけで自動的にギターリフ・アルペジオ・ストラムパターンを演奏してくれます。公式では「往年のエレクトリックギターを正確にキャプチャー」と謳っていますが、実際のところは「レスポール」がモデルになっていることは明らかです。
サウンドはかなり秀逸です。例えば、ブリッジ、ネックピックアップ、さらには弦の上部に取り付けたコンデサーマイクのサウンドを個別にコントロールでき、音色やミックスバランスを詳細に整えることができます。また内臓する10種類のキャビネットと14種類のエフェクトで好みのジャンルに合ったサウンドを作ることができますが、特にメインパネルにあるサウンドプリセットを使えば、どのパターンであっても作り込まれたプロ級のサウンドをあっという間に呼び出すことができます。NIの有名ギターエフェクトGuitar Rigの開発にも携わったDrumasonic社とのコラボレーションによって開発されたとのことで、どうりで納得できるサウンドなわけです。
ライブラリには様々なフレットポジション、ピック/フィンガー、オープン/ミュートでレコーディングされた154種類のパターンが収録され、これらを組み合わせながらリアルタイムで演奏を行えるわけですが、かなり複雑なコードバリエーションにも対応できるのには驚かされます。でも154種類という限られたパターン数なので、本当に今必要としているパターンがすぐに見つかればラッキー、見つからなかったら残念というしかありません。でもパターンの位置や長さ、スウィング値を加えたり、速度を2倍・半分に変えることが可能なので、相当凝ったギターパートを作れることは必至です。残念なのは独自にパターンを作ることができないことですが、それは2〜3年に期待したいところです。
昔は、DTMでギターパートをエミュレートすることほど不毛なことはないと思っていたものですが、Electric Sunburstを使ってみて初めて思いました。これなら使える!!
下のビデオは公式ビデオではありませんが、Electric Sunburstのサウンドを十分に確認できます。
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サイズ200MB、全150種類のドラムマシンのサンプルライブラリーMEGA DRUM MACHINES が無償配布中です。150種類ってすごいですね。ローランド、コルグ、エーストーン、カシオ、BOSS、河合など日本のメーカーも多々、かなりレアなところではCheetah、Estradin、Dr. Bohm、EKO、Drumfireなど、ほとんど聞いたことのないようなメーカーも含まれ、どんなサウンドか聞いて見るだけでも得した気分になります。
ライブラリーはNI KONTAKT (5.6 正規バージョン)フォーマットです。KONTAKTで開けばマッピングも完了済みで、演奏をすぐに始めることができます。各ドラムマシンのインストゥルメントは5つのグループに分けれれ、各グループはパン、ボリューム、ピッチのパラメータを装備しています。画面右下にドラムマシンの画像が表示され、マニア的にはニヤッとしてしまう瞬間です。フォルダーの中にあるwavフォーマットのサンプルを使えば、その他のサンプラーで利用することもできます。それにしても150種類ってすごい。
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Native Instrumentsからのナイスなクリスマスプレゼント。Kinetic Treats は昔懐かしい子供用おもちゃのサンプルを使った音源で、3Dインターフェイス上の可愛らしい人形(バレリーナ)やブリキのおもちゃの動きに合わせ、サウンドパラメーターがモーフィングします。
Kinetic Treatsは3つのインストゥルメント(electric train set/music box/Xylo Polyphones)で構成され、Train setにはおもちゃ電車の音と踏切のベルの音が、music boxはオルゴールの音やおもちゃターンテーブルの音が、Xylo Polyphonesにはハーモニカや鉄琴木琴の音が含まれています。
鍵盤を一つ叩くだけでも十分に雰囲気が伝わる印象的なサウンドは、クリスマス極上ミステリーのサウンドトラックに最適です。サウンドデザインには、NIのKINETIC METALの製作に携わったJeremiah Savageが担当。どうりで音が良いわけです。
Kinetic Treatsは2017年1月4日までこちらで入手できます。
動作にはKONTAKT 5 とKONTAKT 5 Player(無償)が必要です。
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ホーンセクションの音をキーボードで表現することはとても難しく、ピアノのような音とは違い、どうしてもリアリティに欠ける音になってしまいがちです。もちろん本物の音をレコーディングすることが正しいこと分かってはいるのだけれどそんな予算はなく。また、すでに多くの高品質なサンプル音源もリリースされていますが値段が張りすぎることでなかなか手を出しにくいのが現状だったりします。
Native InstrumentsがリリースしたKontakt専用ライブラリーSession Hornsは4本編成のホーンセクションサウンドが収録されたサンプルプレーヤーで、トランペット×2、トロンボーン、テナーサックスのアンサンブルサウンドを簡単にアレンジ・演奏することができるようにデザインされています。アーティキュレーション機能を使い分けることで管楽器特有の奏法を再現することができたり、Animatorという自動演奏機能により収録されているフレーズを組み合わせながらホーンセクションのフレーズを演奏することができたりするなど、DAWソフトウェアで本物に近いホーンセクションアレンジをするための機能が搭載されています。
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Native InstrumentsからリリースされたKontakt/Kontakt Player専用のサンプルフレーズプレーヤーString Action。同じくNIからリリースされているWest AfricaやGeorge Duke Soul Treasureと同様に、MIDIキーボードを使い、一流のプレーヤーが演奏したフレーズを自由に組み合わせながら演奏することができるループプレーヤー。演奏があまりに上手なのでサンプルを聞いているだけでも満足できてしまうのですが、これをモチベーションとして楽曲制作に望むのもひとつの方法でしょう。
Action Stringsの演奏はプラハのフィルハーモニック管弦楽団によって行われており、収録サイズは9G(非圧縮14G)に及ぶフレーズサンプルは、大作映画のサウンドトラックを想像させられるようなドラマチックでスリリングなサウンドです。
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Samplemodelingからリリースされたバーチャルインストゥルメント「ソプラノ&ベースクラリネット」。ありがちなサンプル音源のように見えますが、ビデオを見てみるとその表現力の大きさに驚きます。クレシェンド、レガート、ポルタメント、ビブラート、装飾音、トリル、ピッチベンド、オーバーブローなどクラリネット奏法の特徴が見事に押さえられ、リアルタイムプロセステクニックによってMIDIキーボードからでも本物のクラリネットそっくりに聞こえるような演奏ができる音源。近くにクラリネット奏者がいない人には朗報。クラリネットをフューチャーしたハウスミュージックもなかなかオシャレかもしれません。Smalemodeling クラリネットはNI Kontaktで動作。€149