ハッピーバースデーMicroKorg!!10歳をむかえました。

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DS-10。まだiPhoneがこれほどまでになっていない頃の2008年、コルグがリリースした任天堂DS専用の音楽ツールソフト。パッチングアナログマシンKorg MS-10をシュミレートした本格的バーチャルアナログシンセ、シーケンサー、タッチコントロール、そして今で言うところのWist機能のようなワイヤレス通信による複数台でのプレーもサポート。古いものと新しいものが混じり合う瞬間に古くからの任天堂ファン+シンセファンは喜んだ。そして子供がマリオと遊ぶような感覚でシンセと向き合っている姿を目にするのは感動的なものがある。

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NAMM2012、KORGからは2種類のKAOSSファミリーが発表になる。iPhoneアプリiKaossilatorによって認知度を上げたKaoss、今度はハードウェアでの戦いに挑むようだ。赤色のMini Kaoss Pad2と黄色のMini Kaossilator2。Miniというだけあって可愛らしい携帯電話のような形をした手のひらサイズのマシンになっている。やはりMIDIが付いていない。

Mini Kaoss Pad2

プログラム数: 100

プログラムカテゴリー: フィルター (15), モジュレーション (15), LFO (20), ディレイ(10), リバーブ (5), ルーパー (20), ボコーダー (5), シンセサイザー (10)

デモサンプル: 6 プリセットループ (House, HipHop, Electro, Breaks, Dubstep, D&B)

サンプリング周波数: 48 kHz

AD/DA : 24-bit

入力端子: ラインインプット (stereo mini jack type)

出力端子: ヘッドフォンアウトプット(stereo mini jack type)

データストレージ: microSD card (512MB – 2GB) microSDHC card (2GB – 16GB) *SDXC cards cannot be used.

電源: 単3電池 x 2 AC アダプター(オプション)

電池寿命: およそ5時間 (ニッケルメタル電池使用の場合)

寸法 (W x D x H): 76 mm x 128 mm x 25 mm

重量: 105 g

オプション: AC アダプター

アクセサリー: マニュアル, 単3電池x2

 

追記 MP3プレーヤー搭載なのでDJ的なプレーも可能、またマイクロフォン、スピーカーも内蔵しているのでいろいろな使い方ができそうですね。

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大人気のMonotron、その人気の理由は小さいボディから出るアナログマッスルとでもいうべき太いサウンド。今月発売になったばかりのMonotron DuoとMonotron DelayはオリジナルMonotronの後継機。Duoは2つのオシレーター、Delayはシングルのオシレーターにアナログディレイが搭載されている。オリジナルのMonotronとサイズは同じ(120×72×28mm)、単4乾電池2本で作動、小型スピーカー内蔵、小さすぎて意味のある演奏はほぼ不可能なリボン鍵盤だが、DUOのキーボードではスケールの選択ができるようになった。背面の小さな赤いボタンを押すことでクロマチック、マイナー、メジャー、無音階の4つから選択が行える。


DUOは二つのVCOを搭載しており、2つのモードで楽しめる。VCO1モードでは一つのオシレーターにX-MOD(クロスモジュレーション)をかけることでビブラートのようなものから過激なメタリックのような音も作れる。往年のコルグアナログシンセMonoPolyに搭載されていた機能だが効き具合はいまひとつか。VOC1+2モードでは二つのオシレーターを使用し、両オシレーターのピッチ幅を微妙にずらしたり(これは気持ちがいい!)、大幅にずらすことで幅広い音作りが行える。オリジナルMonotronと同様、MS20スタイルのローパスフィルターが搭載、Peak(レゾナンス)をあげると発振、、、叫びだします。


DELAY こちらの方がオリジナルMonotronとは大きく違う。シングルVCOにローパスフィルター(Peakは付いていない)。LFOは三角波と矩形波の2種、そしてアナログスタイルのディレイ。キーボードは実際のピッチとは関係がない。しかしディレイを入れるとこのリボン鍵盤の存在が重要になってくる。いい意味でオカルト映画のような狂った音が作れ、とても楽しめる。ディレイの音はチープではあるがそこがまたいい味をだしている。フィードバックを上げすぎると発振、、、収集がつかなくなる。本体背面にある小さなつまみをプラスドライバーで調節する事でLFOの波形のデューティー比率を調節できる。

両MONOTRONは外部入力端子AUXがついているのでDUOの場合は外部音源にフィルターかけることができ、DELYの場合は外部音源にディレイをかけることができる。DUOからDELAYにDELAYからDUOに接続するのもまた楽しい。

マニュアルには「温度によってピッチが変化します」と書いてある。その不安定さがアナログマシンの愛らしいところ。それぞれおよそ4000円、昔からのアナログシンセファンも、まだアナログシンセに手を出したことのない人でもなんとなく手に取ってみたくなるのでは。個人的にはDUOは渋いヤツ、DELAYは飛んでるヤツというイメージ。クリスマスプレゼント筆頭候補でしょう。

Korg

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バージョン1.0のリリースからはや2ヶ月、友人知人にipad音楽アプリをデモンストレーションする際には必ず見せるようにしているこのアプリ。人によってはこの色使いが下品だとか言う人もいるのですが、iMS-20やiElectribeのようなやや真面目な音楽アプリとは違い、単純にスクリーンをタップするだけで誰もが音楽を楽しむ事ができ、iOS音楽アプリのシーンを盛り上げている代表的なアプリと感じる。

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NLogPoly SynthのディベロッパーであるRolf Wöhrmanの提唱によってOpen Music App Collaboration ManifestoというGoogle group(掲示板)がオープンした。すでにたくさんの音楽アプリがリリースされているのはご存知と思うが、ほとんどのアプリはドラムマシーン、シーケンサー、シンセサイザーといったような音楽制作の上でのひとつのパーツでしかなく、それらのアプリがどのようにしたら1台のiPad/iPhoneの中で同時に使用できたり、同期がとれるようになるのかについて、ディベロッパー等により活発な議論、情報交換がかわされ始めている。これにより音楽アプリのコラボレーションが現実化されていく見通しだ。問題はiPadの持つCPUとRAMの限界をどのようにして乗り越えるのか。音楽アプリファンとしてはこの展開をあたたかく見守っていきたい。

上のビデオはPolyChordをコントローラーアプリとして使い、MoDrumをリズム音源として使っている様子。PolyChordがMIDIクロック信号を送ることでこの二つのアプリが同期している。

同じくPolyChordがnLog Proをシンセ音源として使用している。

ここではSoundPrismをメインにMoDrumをドラム音源としてプレー、nLog Proをシンセ音源として使用している。

さて、気になるのは日本産アプリの動向。Korg iMS-20とiElectribeに搭載されているBluetooth機能を使ったWIst(Wireless sync start technology)の動きがあまり実用的ではなかったこともあり、今後の行方が気になるところだ。

NLog Syn

Polychord

SoundPrism

 

via Synthtopia

 

 

 

 

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