Ableton Live公式トレーナーであるRishabh Rajanによって制作された「J-POP Culture」は彼のお気に入りのアーティストである中田ヤスタカの楽曲をマッシュアップ。制作にはAbleton Liveが使用され、ビデオではアコースティックギターをフューチャー、そしてAbletonコントローラPUSHとモーションコントローラLEAPを使った演奏が行われています。
使用されている中田氏の楽曲は17曲。え?17曲も使ってるんだと思わせる、とても統一感のあるクールな仕上がりになっています。使用楽曲は以下の通り。Rishabh Rajanさん、、どうやらかなりマニアックな人のようです。
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先週Steinbergが発表したCubase iC Air。これはSteinberg Cubase 7 もしくはCubase 7 artist をハンドジェスチャーでコントロールできるようになるアドオン・ソフトで、Steinbergの英語もしくはドイツ語サイトより無償ダウンロードすることができるものです(日本語サイトにはない!)。ハンドジェスチャーを読み取るにはThe Leap Motion ControllerもしくはIntel perceptual technology SDK 2013を実装したデプス・カメラが必要で、今のところこれをサポートするカメラは Creative LabsのCreative Senz3Dだけのようです。
以上これだけのものを用意すればCubase ユーザーは「オーケストラの指揮者」のようなコントロールをすることができるようになるとのことですが、Cubase+Leap Motion/IntelのコラボレーションCubase iC Air とは果たしてどのようなものなのでしょうか?
Cubase iC Air ビデオデモ
ソフトウェアをインストールした後、Cubase 7でディバイス設定を行うとCubase iC Airは画面に表示され、さっそく手の動きがビジュアル付きでフィードバックされます。
Cubase iC Airにはプリセットコマンドが用意されており、ジェスチャーだけで[スタート・ストップ・早送り・巻き戻し・トラックリストの選択・トランスポートシャトル・シーケンサーのズームイン/アウト]の操作を行うことができるようになります。
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5月に発売が開始されるUSBモーション入力ディバイスThe Leap Motion。このブログでも何度も紹介しているように、The Leap Motionは手のジェスチャーによってコンピューターを操作することができるもので、これをもし音楽制作に使うのなら、iPadのタッチスクリーンが私たちに与えてくれた経験より、もっと新しい経験になるのかも、、ということで個人的にはとても楽しみにしているディバイスです。
The Leap motionもアップルストアと同じようにAirSpaceという名前のアプリストアが開設され、ディバイスが発売される5月13日に同時スタート。ゲーム、音楽、フィットネス、ビジネス、ソーシャル、様々なジャンルのアプリの発売が予定されているようです。早くもそのAirSpaceの認可を受けている音楽アプリがGeco for Leap。
ライブパフォーマンスの為に開発されたGeco for LeapはジェスチャーでMIDIをコントロールすることができるもので、手を左右に動かすこと、前後に動かすこと、手のひらを開け閉めすること、手のひらをねじること、両手を同時に動かすことによって40種類のジェスチャーの認識が可能になり、すべてのジェスチャーはMIDI CCにマッピングすることができるようになるそうです。上のビデオはGeco for LeapでNIのソフトウェアシンセサイザーRazorを操作している様子ですが、ビデオを見るかぎりレイテンシーにも全く問題はなさそうです。ビジュアルフィードバック付き。ジェスチャー解説マニュアルもすぐに呼び出せるようです。Geco for Leapは$9,99 そしてThe Leap Motionは$79,99 およそ$100でジェスチャーMIDIコントローラが手に入るまであと1ヶ月!!
Geco for Leap
* 40 different control streams with both hands
* any control stream can be mapped to MIDI CC and Pitchbend messages on 16 different channels
* instantly switch between related control streams by opening or closing your hands
* carefully designed GUI for an immediate overview of the active MIDI mappings
* real-time low-latency visual feedback of your hand movements and MIDI data
* integrated virtual MIDI port on MacOSX
* connects to any known MIDI output port on your computer
* fully customisable user interface (colours, graphical elements)
* flexible document management that can be loaded while performing gestures
* high performance and near-zero latency engine with virtually no CPU impact when the real-time visualisations are hidden
* MIDI decimation setting to allow integration with legacy hardware that has limited MIDI bandwidth
いよいよ5月13日から出荷が開始されるThe Leap Motion。「従来技術の200倍精密」をうたうモーション入力デバイスThe Leap MotionはUSB接続する小さな箱状のディバイスで、ノートやデスクトップPCの手前に置くことにより、上方8立方フィートの範囲で精密なモーション認識を可能にします。
上のビデオは赤松正行氏によるaka.leapmotion objectを利用し、Ableton MaxMSP +NI Reaktor (S-Layer)を操作している様子です。目に見えないパッドを正確に操作するのはやや難しそうですが、楽しそうであるということはよく分かります。不健康なコンピューター音楽制作環境も幾分改善されそうです。鍵盤のような物理コントローラではなく、「ジェスチャー・コントローラ」を使うことによって私たちはどのような音楽やパフォーマンスを作っていくのでしょうか。
The Leap Motion プリオーダー開始中 $79,99
いっかい「もうすぐやって来る、ジェスチャーを使う音楽制作」
いよいよモーションコントローラの時代が到来。指を直接スクリーンに触れることなく、ジェスチャーによってコンピューターを操作することができる「Leap」はすでに去年から様々なメディアで紹介されていますが、いよいよLeapディベロッパー用キットの配布が開始され、各カテゴリーのディベローッパは様々なアイデアを練り始めているようです。
このLeap は$69.99という低価格でありながら1/100ミリ単位の動きまで認識することができ、Kinectのようなゲーム用コントローラよりも200倍の精度をもっているというディバイス。そうなればこれを音楽に用いることも当然考えられ、新しい発想の楽器もここから生まれてくる可能性は十分あるはす。まずはYouTubeで見つけたビデオをいくつか紹介しておこうと思います。
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タッチパネルを搭載するというiMac Touch発売の噂がありますが、ちょっとその前に意外な展開が。わずかiPodほどのサイズのLEAP、これをコンピューターと接続することによって、スクリーンをさわらずに、両手でコンピューターをコントロールすることができるようになります。LEAPサイトによると、マウスやキーボードよりも正確、iPadなどのタッチスクリーンよりも確実な動きをするというのです。驚くのは3Dコントロールができるということで、手を押したり引いたりするアクションにも反応するということ。
これに対応するバーチャルインストゥルメントがあったら楽しいでしょうね。何よりもスクリーンが指紋だらけにならないのも良し。早く試してみたいですー。Mac、Windows対応、$69,99 今年の冬に出荷予定。現在LEAPサイトにてプリオーダー受付中。まずは下のプロモーションビデオを見てみてください。
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