Native Instruments はMaschineソフトウェアのアップデートバージョン2.2 をリリースしました。Maschine 2のオーナーはいつものようにNI Service Center よりダウンロードを行うことがが可能となっています。
今回のアップデートで注目したいのはKeyboard Modeにスケール・コードエンジン、そしてNote Repeat にアルペジオ機能が加わったことです。この機能はハードウェアコントローラ専用の機能で、ソフトウェアからはコントロールすることができません。つまりは、コントローラを使った演奏が今まで以上に楽しくなる新機能といえるでしょう。
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日本人が普段見慣れている「回転寿し」、でも外国人がこれを見ると全く違うインスピレーションを受けるようです。例えば、回転レーンをシーケンサーにしてみるとどうなるのか?というRed Bull Music Academyによるエピソードビデオ。Native Insteruments によるテクニカルサポート、そしてビデオにはTokimonstaとJust Blaze がフィーチャーされています。
レーンの上に設置されたカメラが、回転皿の色を識別。それぞれの色に割り当てられたNI Maschine のシーケンスパターンやエフェクトがトリガーされる仕組みになっているようです。おそらく以前みたことがある「レゴシーケンサー」と同じ仕組みなのでしょう。
実際の効果の方はいまいち見て取ることができませんが、音楽と回転寿を合体させるアイデアは新しいエンターテイメント系レストランとなる可能性がなきにしもあらず?
みそ汁が出てきたらブレーク、大トロが出てきたらピークタイム、そんなドラマがあっても良かったかもしれません。
Native Instruments はMaschine のソフトウェア、バージョン2.2 のリリースを11月に行なうとのアナウンスをしました。Maschine 2.0 ユーザーは無償でバージョンアップを行なうことができる予定になっています。また、Maschine 1.0 ユーザーで、かつ10月に発売予定のKOMPLETE 10、KOMPLETE 10 ULTIMATE、KOMPLETE KONTROL Sシリーズのレジスターを行なったユーザーもMaschine 2.2 のダウンロードを無償で行なうことができます。
Maschine 2.2 では特にインストゥルメントを演奏する機能が強化され、スケール・コード・アルペジエーター機能が加えられています。KOMPLETE との統合も以前よりも進み、同じく10月に発売予定されているKOMPLETE KONTOLキーボードからでもMaschineをコントロールできるようになっているのが大きな注目点です。
そうなれば、MaschineからKOMPLETEの音源を演奏するのも当然たのしくなるわけですし、MaschineコントローラとKOMPLETE KONTROLキーボードを二つ並べて演奏するような光景が頻繁に見られるようになるのかもしれません。
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Twisted Tools がリリースしたサウンドライブラリーDARKMORPH。脳をかき回すようなサイエンスフィクションサウンド(ドラム・インパクト・モーフィングベース・アンビエント・ロボティック)が 2.9 GB分、24bit/96kHz WAV クオリティで収録されている。
パッケージにはNI Reaktor専用のサンプラーMP16eが付属。iPadコントローラLemur を使ってこのサンプラーをコントロールすることができるテンプレートも付属している。
NI Maschine、Ableton Live 9、NI Battery、Logic pro EXS24、NI Kontakt、NI Reaktorのプリセットキットも付属し、ブラウザーからすぐに音色を選択することができるのはとても便利だ。
Twisted Tools 公式サイトよりダウンロード購入することができる。価格が$69
Darkmorph features
- Over 2.9 Gigabytes of sound effects and designed sounds.
- 24bit/96khz wavs .
- Soundminer enriched metadata.
- Files can be used with almost any media software application or DAW.
- Maschine ready metadata.
- Sampler instrument presets for Maschine, Ableton Live 9, Battery, EXS24, Kontakt, Maschine and Reaktor.
- A brand new version of Twisted Tools’ MP16 sampler, called the MP16e.
- Sound Categories: Ambience, Bass, Cinematic Matter, Drums, Glitched, Metal, Pass By, Robotical, Scanned, Special, User Interface.
- Reaktor MP16e Features:
- 16 Voice Polyphonic Sampler.
- Pad style layout.
- Unique parameter and modulation settings for per voice.
- Sample Rate Reduction, Bit Reduction and Delay FX per Voice.
- Note repeat effect per voice.
- Two LFOs per voice.
- BPM Sync.
- Lemur OSC Template by Antonio Blanca.
レゴと音楽作りの相性はピッタリのようです。現在バルセロナで行われているSonar Music Festival Music Hack Day 2014 ではレゴを使ったフィジカルシーケンサーLego Techno 2.0 が注目を集めているようです。
Lego Techno 2.0 はレゴブロックの配置によってシーケンスパターンが作られ、透明のタイルのようなものを動かすとパターンを変えることができるようです。ウェブカメラによってこれらの動きが読み取られ、OSCとMIDI 信号が作られます。
MIDI信号はMaschineソフトウェアとArduinoに送られ、CVに変換した信号によってittle bits のシンセキットをならしているようです。また、OSCは別のコンピューターに送られ、ビジュアルを作っているようです。
Native Instruments のディベロッパーらによって制作されたナイスなハッキング。
⬇️のビデオはストックホルムで行われたMusic Hack Day の模様ですが、こちらのLego Technoはエフェクター操作も可能のようです。