この夏に発売されたばかりのコルグVolca Keysはループシーケンサー付きのアナログシンセ、それも3オシレーター+アナログフィルター付きののポリシンセです。使用してから数週間、まずは結論から言ってしまえばかなりナイスです。

ランチボックス程のサイズは可愛らしく、あれこれと並ぶ机の上でも邪魔にならない。そして何と言ってもアナログポリフォニックにしてこの値段(およそ¥14,000~)はやはり魅力的で、気分的にもプレッシャーになりません。それでいて面白いサウンド、面白いパターンが作れる、操作も簡単となれば、愛さずにはいられないのです。

 

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Ableton Liveの抱える難点の一つとされている「デュアルモニターの非サポート」

これを解決してくれるMax for Liveのディバイス「Ultimate Mixer 1.0」がM4L ユーザーライブラリーで発表されています。Max for LiveのAudio Effectorとしてこのディバイスを立ち上げると、別ウィンドにミキサー部が表示され、これによりデュアルモニターでAbleton Liveを使用することが出来るようになります。

v1.0:
– 伸縮可能なチャンネルミキサー
– スキンカラー対応
– トラックネームとトラックカラーの変更可能
– インサートディスプレイ
– センドコントロール
– I-O 、 モニターコントロール
– 50トラック(センド)まで挿入が可能
– Stay-on-top
– Auto-resize depending on window size
– MIDI & Key Mapping 設定可能

-Live 8、9に対応

 

残念なのはCPUへの負担がかなり大きいことや、Ultimate Mixerの画面からはプラグインエフェクターやプラグインシンセの選択が出来ないことですが、バージョンアップにも期待できそうです。Ableton Liveのヘビーユーザーにとっては願ってもなかった機能追加となりました。

 

Max for Live .com

Ultimate Mixer 1.0  $9.99

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Amazing NoisesがリリースしたMax for Live専用のディバイスSpectrum Sampler。音声のスペクトル成分をサンプル&ホールドするというアイデアのエフェクターで、不協音・ノイズサウンド・ドローンサウンドを作ることができます。ダブステップ系の耳を突き刺すようなノイズとは違い、奥行きのある品のあるサウンドがとても好印象で、ダークなテクノトラックを作る時には絶対使ってみたいエフェクター。Macもwindowsも使えて€4。

Amazing Noises