最近はMaxMSPさえあれば何でも作れてしまう人がいるんですよね。メディアアーティストAsha Tamirisaが現在開発しているのは、ARPが1970年代に送り出したシンセサイザーARP 2500 のエミュレーションプログラム。この超レアで超巨大なシンセをどこまで再現できるのか期待したいところです。しかしそれ以前に彼女のプログラマーとしてのこの巨大なモチベーションに敬服してやみません。

 

 

 

 

 


毛皮が付いたアイロン台のような怪しい物体。これはロンドン・ロイヤルカレッジオブアートの学生によるプロジェクトの一環で制作されたインタラクティブサウンドピース 「Mew(ミュー)」。「テルミン」のようなインタラクティブな楽器に「猫の鳴き声」を合体させたユニークな作品。

人が近づくとミューは「ゴロゴロ」とのどを鳴らすような音を出し始めます。毛皮をなで始めるとミューは音を出し始めます。なで方によっても音が変わります。毛皮を強く押してしまうとミューは機嫌の悪い音をだします。

毛皮生地の下にはセンサーが引かれており、手の圧力の情報がArduino に送られ、Max MSPによって音がコントロールされているようです。

ビデオを見た感じでは動物園にいるオットセイのような声にも聞こえてしまい、もう少しかわいらしい猫の声が聞きたかったような気がします。でも、一家に一台こんな楽器があっても悪くないような?

それではビデオの方をどうぞ。

 

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Alessio Mellinaがリリースしたr0b0.coder はMax/MSPで作られたマルチ・エフェクター。Max/MSPがなくても操作することのできるフリーのソフトウェア。

ライブ入力(コンピューター内蔵マイクロフォン)やWavファイルのサウンドにリアルタイムでエフェクターをかけることができ、サイエンティフィックなサウンドを簡単に作ることができます。例えばコンピューターを軽くこずいただけで、いつの間にかエイリアンのような、小動物のようなサウンドに変身して行きます。

“Roll the dice” ボタンを押せば、パラメーターがランダムに変わっていき、エイリアンはさらに進化して行きます。

 


Mac and Windows 対応

ダウンロードはこちらよりどうぞ。

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