コンピュータに接続してあるコントローラを使ってiPadアプリを演奏したり、iPadのシーケンサーアプリを使ってコンピューター上のソフトウェアシンセを演奏したり、そんなことが行えるようになるアプリmidimuxがリリースとなった。これまでにも同様のことを行う手段はあったのだが、midimuxの場合、コンピュータとiOS デバイスを接続する方法は通常の 充電用30pin/lightning USBケーブルだ。これまでストレスの多かったワイヤレス設定や、特別なMIDIインターフェイスも必要としない。 必要なものはケーブルと、公式サイトからダウンロードするmidimuxサーバーアプリだけ。
サーバーのインストールを終え、iOSとMacを接続すると、Macのメニューバーには小さなアイコンが表示される。特別な設定画面のようなものは表示されず、ごく小さなサイズのプログラムがシステム内で動作することになる。
midimuxの画面には、コンピューターに接続してあるコントローラやMIDI機器、iPadの中で起動しているアプリが表示される(画像上)。私の場合はiPadにはiPolysixとiElectribeとModStep(シーケンサーアプリ)が起動してあり、コンピュータにはKontrol S、Maschine、TR-8が接続してある。
ここでAbleton liveを立ち上げてみる。MIDI設定画面を見てみると、iOSデバイスに立ち上げてあるアプリの名前が表示されているのだ。これは分かりやすい!!
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2年以上前のことですが、iPadで48トラックのオーディオレコーディングシステムが実現するということで業界の大きな注目を浴びたWavemachine Labs のAuria。このAuriaがついにMIDI 機能を装備し、Auria Pro としてこの春にリリースとなる事がアナウンスされました。
Auria ProはMIDI機能のフル装備だけでなく、リアルタイムオーディオワーピング(Elastique Pro v3) やオーディオクオンタイズ、柔軟なオーディオのバスルーティングなどオーディオ機能の強化も図られています。オーディオファイルをMIDIに変換する機能、二つのシンセサイザー(FabFilter製)も内臓するとのことで、かなり本確定なDAWアプリとして進化した様子です。Steinberg Cubasis との比較が面白いことになりそうです。
発売は2015年春、価格は$49.99、これまでのAuria オーナーはアップグレード可能となるそうです。NAMM 2015 でも披露されるとのことです。
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シンク問題。特にテクノ系ミュージシャンはもの凄くこだわる部分だと思うのですが、DAWソフトウェア・ハードウェアインストゥルメント・モジュラーシンセなど、種類も時代も違う幾つかの機材を同時に使っていると必ずと言っていい程、発音タイミングのズレに悩まされます。特にDAWソフトウェアで超最適なMIDIパフォーマンスを得るにはかなりの苦労を要するものです。
https://www.ableton.com/ja/manual/midi-fact-sheet/
ドイツ・ベルリンのE-RMが開発中のマルチフォーマットのシンク&クロックボックスは、ジッターなしの超正確なクロックを生成するというシンクボックス。DAWオーディオクロック・MIDI・DIN Syncから得た信号は4チャンネルに振り分けられ、それぞれのタイミングをシフトすることや、スウィング値をリアルタイムで加えることが可能になるそうです。モジュラークロックやアナログLFO、5チャンネル分のMIDI USB にも対応しており、これならばすべてのスタジオ機材を接続し、本来あるべき正確なタイミングで機材をコントロールすることができるようになるわけです。
以前、同社が販売するMidi Clockという製品を見たことがあるのですが、それまで感じたことがなかった気持ちよさを感じたものです。テクノビートにこだわるのならば、この辺りにもこだわっていかなければいけないのかなと。
ローランドのドラムマシンTR-808 のCPUをアップグレードするキットQuicksilver 808 がSocial Entropy 社より間もなくリリースされるようです。 詳細はまだ発表されていないのですが、これまでの同社によるQuicksilver 606やQuicksilver303 と同様に、本体のCPUを付け替えることによってオペレーティングシステムの機能を拡張し、MIDI コントロールモード(USB/MIDI IN OUT/MIDI Clock)や各インストゥルメントのアクセント機能、ライブパフォーマンスに便利なROLL機能やMUTE機能が追加されるものと予想されます。詳細は後ほど。
下のビデオはTR-606のCPUアップグレードキットQuicksilver606の概要ビデオとシャッフル機能のデモンストレーションビデオ。
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超小型ドラムマシンDam Drumのジェネレーション3が登場。Dam Drum 3は、4つのサウンドとループシーケンサーを内蔵し、なーんと今回はMIDIインプット端子まで付いているので、DAWソフトウェアからコントロールもできちゃいます。Dam Drum 3は限定リリースで、$110。えーもっと安くならないの?と思ってしまいますが、なんといってもハンドメイド。それに見た目も超キュート。11月26日からの発送開始です。
BBC News Technologyによると、今日はMIDI (Musical Instrument Digital Interface) が誕生してから30年目の日なのだそうです。何をもって30年なのかはちょっと不明なのですが、MIDIが現在のコンピューターミュージックにとって欠かすことのできない技術のひとつであることは言うまでもないことでしょう。
それ以前は、両手を使って2台のシンセサイザーを弾くことは可能だったわけですが、電気的に2台のシンセサイザーを相互接続する方法がなかった時代。たとえばコンピューターを使ってシンセサイザーをコントロールすることや、あるメーカーのシンセサイザーからよそのメーカーのシンセサイザーをコントロールすることはある意味で夢だったわけです。
当時このMIDIの開発に取り組んでいたDave Smith氏(シーケンシャルサーキットやDave Smith Instrumentsでおなじみ)は、このMIDIテクノロジーを無償で提供することを決め、ライバルのシンセメーカーにこの共通フォーマットの採用を促したそう。今でいうところの「オープンソース技術」の走りだったというのも興味深い話です。
結果、このMIDIテクノロジーはそれまでの音楽制作のためのスタジオ環境を大きく変え、「自宅スタジオ」での音楽制作が可能になったことで、新しい層のミュージシャンが開拓され、音楽シーンも大きく変わっていくことになります。
そんなMIDI規格に対応したシンセサイザーの第1号がシーケンシャルサーキットのProphet-600。そして1983年1月のNAMMショーではこのProphet-600とRoland JX-3PのMIDI接続デモが行われたそう。
一部のテックサイトではそれはRoland JX-3PではなくJupiter-6だ、、なんて話もあるのですが、当時のことを知っている方がいましたら是非教えてください。
とかなんとかMIDIについて検索をしていると、当然目に付くのが「MIDI検定」という文字。1999年から開始されている検定試験なのですが、最近はMIDIだけではなくオーディオやコンピューターの知識も試されるのが傾向のようです。今日はMIDIの誕生日ということもあり、恐る恐る3級模擬試験のページを開きチャレンジしてみました。昔カラオケ制作のバイトをしていたことが功を奏し、かろうじてボーダーライン。
でも、MIDIコントロールナンバーやGM音源プログラムチェンジナンバーなどについては記憶も薄れ、お手上げ状態。
参考までにどうぞ。
以下の説明文の[ ]内に該当する語句を、それぞれ の語群から選び解答用紙に番号で答えてください。
1) コントロールナンバー[ r ]番のホールド1(ダンパー)はピアノのダンパーペダル(電子ピアノ などのサステインペダル)に相当するメッセージです。
[1]10 [2]11 [3]16 [4]32 [5]64 [6]65 [7]72 [8]99
2)GM音源のプログラムチェンジナンバーの8番は[ g ]、28番は[ h ]110番は[ i ]です。また リズムボイスとなる10chのノートナンンバー46は[ j ]の音が割り当てられています。
[1]Clavi [2]Marimba [3]Violin [4]Electric Guitar(clean) [5]Piccolo [6]Bag pipe [7]Open Hi-hat [8]Closed Hi-hat [9]Hi-hat Pedal