4月にアメリカで行われたMoogfest でシンセサイザー組み立てのワークショップが開催され、そこに参加した人だけが手にすることができたMoog 組み立てキットWerkstatt。しかし、このキットが一般販売されることが決まったそうです。

Werkstattは 1×オシレーターのデスクトップ型アナログシンセサイザー。パッチングすることもできるセミモジュラータイプのシンセでもあります。

MIDIは付いていませんがCV付き。ここ最近はCV対応のコントローラがたくさんリリースされているので特に不自由することもないでしょう。

また、本体下には1×オクターブのスイッチ型鍵盤が付いていたり、シンセファンにとってドキドキするようなチャームがいっぱい。

しかも価格は329ドル!この価格でモーグサウンドを手にできることはなかなかありませんが、もちろん組み立ては自分でしなければなりません。

でももっとも残念なことはこのWerkstatt、アメリカのディーラーのみの取り扱いということです。今からアメリカに住んでいる友達に電話してみようかな。

 

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世界最古の電子楽器とされるテルミン。世界最古の電子楽器がキーボードのようなインタフェイスではなくジェスチャーを使う楽器だったなんてなんだか不思議な話です。目を使わなくても手の動きだけで音楽を奏でることができるなんて、今の時代だからこそロマンスを感じるわけです。

とはいえ、相当なトレーニングを積まないと音楽らしき音楽を奏でることの出来ないテルミン。しかし、Moog によって開発された新しいテルミン Thermini にはチューナーが内蔵してあったり、オートピッチのようなピッチ修正機能もついているということで、いくぶん演奏の方は楽になるのでしょう。

音色の方はiOS Animoog  のエンジンが積まれており、これまでのテルミンよりも音色幅が大きく広がります。また、ピンポンディレイも内蔵しているのでサウンドに潤いを加え、気持ちのいい演奏ができそうです。MIDI in CV out付き、内蔵スピーカーも付いたモダンテルミン。

さて、新しく公開されたThermini のデモンストレーションビデオですが、「キルビル」のようなDorit ChryslerさんがTherminiの可能性について語ります。ドローン、そして時には切れのあるパフォーマンスを、見せてくれます。見所は2:10あたり。

 

 

moog

 

 

 

 

 

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イギリスの音楽サイトマガジン「Fact」の企画、アーティストが10分間で曲作りにチャレンジする「Against the Clock」。制限時間は10分・コンピュータースクリーンは白紙の状態からスタート・サンプルは事前に準備されたものでもオッケイ。今回のチャレンジャーはイギリスのテクノアーティストDauwd。

DauwdはAbleton Live と PUSH を使い、サンプル音源をループさせるところから作業を開始。Liveのアルペジエータープラグインを使っているようです。

大きなテクスチャーが完成したところにドラムトラック(MFBドラムマシン)と、Moog やKorg Poly6  を使ったシンセフレーズを重ねて行きます。

この「Against the Clock」という企画、アーティストがどのような方法で機材を使い、どのようにトラックを構築していくのかを見ることができ、とても参考になります。

 

 

FACT Against the clock

 

 

 

 


現在アメリカのアッシュビルで開催中のMoogfest 2014。ここで昨日発表されたのが「エマーソン・モジュラーシステム」。

「エマーソン・モジュラーシステム」は50年前にモーグ博士が開発製作を行った「Moog モジュラーシステム」の復刻。Moogモジュラーのスペシャリスト達の手によって 、新旧さまざまなパーツを基に、3年の歳月が費やし忠実な再現が行われたそうです。

しかし驚いたことにこのモンスター、1台限定、博物館用に作ったのだと思いきや、数台の販売をするそうなのです。

ちなみに当時の標準的なシステムの価格は6,000ドル(1ドル=360円で216万円)程度であったそうです。。。

そのようなわけでこの「エマーソン・モジュラーシステム」。もちろん一般的でな楽器ではないにしろ、できれば若い世代のアーティストがこのような楽器をさわる機会が多くなればと願うところです。

Moog

 

 

 

 

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Moogからリリースされる新しいテルミンThereminiはピッチ修正機能・チューナー・ディレイエフェクター・内蔵スピーカーが付いたモダン・テルミン。テルミンの演奏が幾分簡単になるのかもしれません。

音源の方はアナログではなくiPadアプリAnimoogのエンジンが使われているようで、32種類のプリセットも用意されています。また、CVアウトプットとMini USB 端子も付いているので、Thereminiを外部音源のコントローラとして使うこともできるわけです。元祖ジェスチャーコントローラの復活といえそうですね。

価格 us$319

NAMM期間中Animoog for iPhone がフリーアプリになっています。まだゲットしてない人は急げ!

FEATURES

• Pitch correction w/ selectable scales and root note

• Built in tuner allows you to learn pitch and scales

• 32 Wavetable based presets

• Built in speaker

• Headphone output

• Two 1/4″ audio outputs

• Single Pitch CV output w/ selectable range

• User selectable scale and root note (stored per preset)

• User selectable range: highest note and lowest note (stored per preset)

• Adjustable Stereo Ping-Pong Delay

• Removable pitch antenna – built in storage compartment on bottom-side

• Built in 3/8” Mic stand and Camera stand adaptor

• High quality rubberized feet

 

Moog

 

 

 

 

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MoogのiOSアプリFiltatronは3つのオーディオソース(マイクインプット・サンプルプレイヤー・アナログスタイルオシレーター)をブレンドし、MoogのLadder Filterを使ってパンプアップ・サウンドを作ることのできるアプリ。

先日発表になったばかりのFiltatronバージョン1.2ではAudiobusとJackをサポート。Filtatronをエフェクター・スロットに入れて、お気に入りのiOSシンセサウンドにMoogクオリティのエフェクターをかけることができる。

またほとんどすべてのパラメーターをMIDIマップすることも可能になり、外部MIDIコントローラを使って操作することもできる。MIDI設定は「About」ページの中にあります。

その他、SoundCloudでのシェア対応

iPadのLandscapeモード(横向き)Portraitモード(縦向き)に対応

iPhone5フルスクリーン表示対応

現在FiltatronはApp Storeにてセール価格¥200

 

 

 

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