最近、楽器屋を覗いてみて驚いたことはMIDIキーボードの種類の多さ。ラップトップやタブレットを使って音楽作りをする人が増えていることもあり、持ち運びにも便利、電源供給もUSBから行えるコンパクトミニMIDIキーボードの数が多くなって来ているようです。

さて、このたびAKAIがリリースするMPK mini mk2ですが、AKAIのスペシャリティーであるMPCのドラムパッドがついているところが一つの魅力であることは間違いないでしょう。プラス、8つのロータリーノブが付いたコンパクトMIDIキーボードなのです。

 

 

MPK mini mk2 は5年程前にリリースされたMPK miniの新しいバージョンです。パッと見て一番大きく変わった部分は左上にある赤いサムスティック。4方向にクリクリと動かすことができるもので、ピッチベンドとモジュレーションの操作することができます。ミニキーボードとはいってもピッチベンドが付いていないキーボードはものは寂しいもの。この小型スティックはなかなかナイスなアイデアです。

もう一つの新機能、ノートリピート機能が付いているのも乙。アルペジエーターはmk1にも付いていたものですが、これもなかなか重宝します。

USBのジャックが小型のものからフルサイズジャックに変わっているのも良いところです。小型ジャックは結構簡単に外れやすいのです。また、万が一ケーブルをなくしてしまった場合でも、すぐに代わりを見つけることができます。

このMPK mini mk2 にはエディター、そして音楽ソフトウェアが付属するのも特徴。

  • Akai Pro MPC Essentials これは結構うれしいかも!
  • SONiVOX Wobble by AIR Music Tech
  • Hybrid 3 by AIR Music Tech

 

同じ25鍵ミニキーボードであるNovation Launchkey Mini やarturia Mini Labと違い、iPadとの接続は不可能なのは残念なところです。

 

 

MPK mk2 スペック

  • Number of Keys: 25 velocity-sensitive
  • Pads: 8 pressure- and velocity-sensitive, light-up MPC-style pads x 2 banks
  • Knobs: 8 assignable controller pots
  • Computer interface: USB-MIDI communications to Mac/PC
  • Programs: 4
  • Octaves: 10 with Octave Up and Down
  • Arpeggiator: Yes
  • Additional Controls: Pitchbend/Mod Joystick, Note Repeat button, Full Level button, Tap Tempo button
  • Additional Inputs: (1) 1/4″ (6.35mm) TS input for sustain pedal
  • Power: USB power via full-size USB jack; no power adapter required
  • Dimensions: 12.5″ x 7.13″ x 1.75″
  • Weight: 1.65 lbs
  • 価格?
  • 発売日?

 

AKAI

 

 

 

 

 

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AKAI Professional の FaceBook ページによると、Retronymsとの共同開発、ビートメイキングアプリiMPCのプロバージョンとなる iMPC pro が現在開発中されているとのこと。この春中旬にはリリースが予定されています。64トラックの再生が可能になる、プロ仕様のポータブルMPCが期待できそうです。

さて、本日公開されたばかりの「iMPC Proプレビュービデオその1」ですが、ここでは「The Flux Link」という機能の紹介がされています。いわゆるグリッチサウンドやビートドロップを作るエフェクターのようですが、スクリーンの左上半分を使ったパッド操作はとても使いやすそうに見えます。インターフェイスもスッキリしていますね。

 

 

オリジナルiMPCにはなかったタイムストレッチやビートスライス機能は?詳細は間もなく発表になるようです。リリースまでの間は、機能紹介ビデオが毎週公開されるそうです。

AKAI Professional Facebook

 

 

 

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Image LineのDAWソフトウェアFL StudioのメジャーアップデートバージョンFL Studio 11がリリースになったばかり。パフォーマンスモード機能の追加、マルチタッチ操作、その他、新しいブラグインの追加など、多くの機能が追加されているFL Studio 11。これまでのユーザーは無償でアップデートできる。下のビデオはイントロダクションビデオ。

 

パフォーマンスモード

Ableton Liveのクリップビューと同じように、クリップをトリガーしていくことができる機能で、MIDIコントローラ、コンピューターキーボード、タッチスクリーン(Windows)を使った操作が可能になっている。対応しているコントローラは、AKAI APC20/40 、Novation Launchpad、Lemur、 Livid Block、 NI Maschine/Mikro  KORG padKONTROL、 NI Traktor Kontrol などすでに多くのもの。エフェクターモジュールはコントローラやマルチタッチスクリーンにマッピングすることが可能になっており、FL Studioを使ったライブパフォーマンスに焦点があてられている。

 

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去年から待たされているAKAIのiPad専用コントローラケースMPC FLY 30がやっとリリースになるとのアナウンス。この30が意味することはiPadの旧式規格のコネクタ(30ピン)に対応してるということのようで、おそらく後に新規格のコネクタに対応するMPC FLY Lightning? とかMPC FLY 8? のようなバージョンがリリースされるのかもしれない。iPadアプリiMPCの専用コントローラとしてはもちろん、Core MIDIに対応したアプリにも(バーチャルに)対応しているというのはうれしい話。問題はパッドのたたき心地ですが、果たして。しかしiPadのケースとして考えてみるのも全く悪くなさそう。AKAI公式サイトのストアにて販売 $199  (アプリiMPCは別売り)

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AKAI の新しいMPCシリーズ、MPC Reneissance、MPC Studioに続きiPadバージョンであるiMPCがリリースされました。ディベロッパーRetronymsとの共同で開発されたiMPCは、AKAI クラシックサウンドを含めた1200以上のサンプルを含み、伝統的なMPCの4×4のパッドとワークフローを使いながらビートメイキングを楽しむことができます。また、iTunesライブラリーに入っている音源を使いサンプリングを行うこともでき、MPCの基本的な機能が収められているiMPCは、電車の中でも、ベッドの上でも楽しむことのできるモバイル型MPC。制作したプロジェクトはMPC ReneissanceもしくはMPC Studioにエクスポートできるほか、SoundcloudもしくはWAVファイルでの出力が可能になります。Audio/Copy、Wistにも対応。

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発表から約1年。フラッグシップであるMPC Renaissanceの発売に続いていよいよMPC Studioが今月21日からの発売に、価格は¥57,750から。クリスマスプレゼントの筆頭候補。

コンピューターとコントローラ一体型のグルーブマシンであるMPC StudioにはRenaissanceと同じ9GBのソフトウェア「MPC Software」が付属、Mac/PCに対応している。コントローラのサイズは幅285mm x 奥行き255mm x 高さ25mmのアルミ製ボディで、リュックサックにも収まるカジュアルな作り。電源供給はUSBバスパワーで行われるが、MIDIケーブルを使用する際には付属するブレークアウトケーブルが必要になる。注目は4つのQ-Linkノブ。

残るはiPadバージョンのMPC Fly!!

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