Musicmesse2012のピアノ、オルガン展示コーナーに設置されていたドイツのメーカーEndeavourのブースでは世界初のタッチセンシング・キーボードEvo Keyboardが展示されていました。各鍵盤の表面にタッチセンサーが付いており、指を上下に動かすと様々な表現が加えられるというコントローラーキーボード。さっそく試奏してみることに。

各鍵盤のサイズは通常のものよりも長く、最初はとても奇妙な印象を受けます。鍵盤のハンマーアクションは比較的軽く、Rhodesエレクトリックピアノのような感覚。しかし鍵盤の表面を指で上下に動かしてみると、これは今までのピアノやキーボードとは違う物だということが理解できるようになります。

下のビデオでこのEvoによる新しい鍵盤の感覚をチェックしてみてください。問題は価格が€2700。え?という数字ですが、今年度末にはサイズも値段も縮小された製品が発表されるとのことです。

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今回のMusikumesseの訪問のなかで、もっともホッとした気持ちにさせてもらった場所がここ。日本・大阪のアナログシンセメーカーREON。大手楽器メーカーのブースが並ぶ大通りからやや脇に入った小路でのインディペンデンスなメーカーの出展、ここではパーソナルな驚きと楽しみを与えてもらえます。代表の荒川氏による本格モジュラーシンセ、そして奥様の着物姿に多くの人が新しいインスピレーションを感じとっていたようにも感じました。

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