昨日のムジークメッセ訪問から一夜明け、強く記憶にあるのは、コルグが発表した3種類のグルーブボックスVOLCA。ドラムマシンに特化したVolca Beats、リードシンセに特化したVolca Keys、ベースシンセに特化したVolca Bass。3種類のVolcaにはタッチパネルを使って操作することのできるループシーケンサーが内蔵し、内蔵小型スピーカーや乾電池でも動作するコンパクトなデスクトップ型マシン。アナログ音源(Volca Beatsは+PCM音源)を搭載し、操作はいたってシンプル。ややショッキングな色。MIDI入力にも対応してくれているのは凄く納得。Synct端子を使えばVolca同士、Monotron、iOSアプリSyncControlアプリを使った同期が可能になります。ヘッドフォンアウトプットしかないという不満も中にはあるようですが、個人的にはあまり気にはなっていません。価格がそれぞれ$150に設定されていることにはとにかく驚かされます。
3種類のVolcaはそれぞれのボディの色が違うだけでなく、ノブの位置、大きさも異なっています。新しく採用されている大きなツマミは操作がしやすいのですが、小さい方のツマミを操作するには手を小さく丸めなければなりません。タッチパネルは大胆な金色が使われ、さわり具合はとてもツヤツヤとしていて、指を左右に滑らしながら操作できるのがとてもよく、Monotronの小さなリボンコントローラと比べた時との大きな違いです。
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ドイツ・フランクフルトで開催中のムジークメッセ2013。前々日から妙なにぎわいを見せていたコルグ新製品の噂は本当のことだったということが分かり、コルグに振り回されてしまったかのような第1日目。しかしNordlead 4のニューサウンドも美味。Novation のBass StationやLaunchPadも素晴らしい出来映え。90年代〜2000年初頭への回顧が感じられる傾向の中で、ドイツ・アナログスタッフは剛健。まずはムジークメッセ2013画像からどうぞ。
アナログ・モノ・シンセサイザーNovationのBass Stationが新たに生まれ変わり、ムジークメッセ2013に登場します。リニューアルしたBass Station Ⅱ には、二つのフィルター、二つのオシレーター、サブオシレーター、アナログエフェクター、メモリー機能、ステップシーケンサー、アルペジエーター、モジュレーション、MIDI/USBを備え、価格は$449。今回のBass Station Ⅱ でもあのRoland TB-303のアシッド・フィルターは健在。リメンバー90’S!! Novationは今年21周年。下のビデオは歴代のマシンが登場するHistory of Novation!!
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ドイツのシンセサイザーメーカーJomoxは、アナログベースドラム・モジュールのMod Base 09と、アナログ・パーカッションモジュールのMod Brane 11のリリースをアナウンス。Jomox初となるユーロラックモジュール。127のメモリーバンク、8つのノブはかなり深いところまでのパラメーターエディットが可能になるという。通常のモジュラーシンセとしてだけでなく、エレクトリック・ドラムの音源としても使用できるようにトリガー・インプットも備えられているところが面白そう。もし、このモジュールを組み合わせて、Jomoxフル・ドラム・セットを作ったならば、、、かなり極太なニュー・テクノ・サウンドを作れそう。
ドイツのアナログシンセメーカーMFBはムジークメッセ2013で、アナログシンセサイザーDominion 1と、アナログドラムマシンTanzbärを発表するとのアナウンス。詳細はフライアーに書いてある通り。Dominion 1 の方はデスクトップ型シンセサイザーDominion X に3オクターブのキーボード付が付いたバージョン。スライダーが10本も付いています。アウトプットもたくさん。 Dominion (自治領) €1380
先日、音声のティーザーのみが公開になっていたMFBのニュードラムマシンTanzbär。デモトラックno.2も公開になっています。Tanz(ダンス)+ bär(熊)=ダンスする熊? €840 今回のメッセでもっとも気になる製品。
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