Native Instruments Reaktorはユーザーが自作のディバイスを開発することのできるソフトウェア。もちろんインストゥルメントとして使うことも可能で、先日発表されたばかりのNI MONARKや、斬新なSFXサウンドを作るTwisted toolsもReaktorアンサンブルのいくつか。最近のバージョンではOSCにも対応しており、iPadのようなタブレットを使ったコントロールも可能になり、その可能性はまだまだ無限大といったところ。やや難しそうなイメージが強く個人的にはまだあまり手を付けていない所ではあるのですが、Reaktorフォーラムではユーザーによる自作アンサンブルが3000以上も公開されていたり、本当の意味での新しいサウンド(しかもフリー)はこの辺りにあるのではないかと感じています。ReaktorはNative Instruments Kompleteに付属、まだ試したことのない人はフリーバージョンであるReaktor Playerから始めてみるのはどうでしょうか。
さて、見た目壮観な上の画像。これ、NI Reaktorのアンサンブル集Boscomacです。ノスタルジックなサウンドやエフェクターが22種類、各ラックはなんとフリーで配布されています。 ビンテージなピアノやドラムマシンやエフェクター、琴、ネジ巻き式オルゴールのラックなんかもあります。(琴の音はあまり本物っぽくないのですが、スケールはしっかり琴になっているので、雰囲気はアリ)もし気に入った場合はPayPal経由でドネーションしましょう 。Reaktor Playerでも動作します。ダウンロードはリンク先よりどうぞ。
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やっぱり来ました。Native Instruments Komplete 9とKomplete 9 Ultimateが3月27日にリリースされます。KompleteはNative Instrumentsのソフトウェアとサンプルライブラリーのパッケージ製品で、映画のサウンドトラック制作からダンスミュージックまでをカバーすることができるまさにコンプリートな内容。Komplete UltimateにはNI の65のソフトウェアと370G以上のサンプルライブラリーが付属、フラッグシップ製品となるKompleteには33のソフトウェアと120Gのサンプルライブラリーが付属しています。(機能比較はNIサイトよりどうぞ。)
あたらしいアナログモデリングシンセサイザーMONARKとサンプルドラムマシンBattery 4が今回の注目。これが先日のティーザーフィルムの正体だったようです!
40年にわたりポップ音楽界に君臨してきた70年代の伝説のシンセMini Moogを長年にわたり精密に研究し、それに加えたNIの未来的なアプローチとは果たしてどのようなものなのかが気になるところ。アナログモデリングの聖櫃(せいひつ)とはいったい!?プリセットにはファットなベースや激しいリードサウンドが多数収められているReaktor専用モノシンセ。
BATTERY 4
2001年のリリースから始まり、実に5年ぶりのアップデートとなるBattery 4。エレクトロニックダンス音楽に特化した新しい74のキット、新しいブラウザー、カラーコーディング、新しいNIエフェクター(コンボリューションリバーブ、テープサチュレーション、Solid EQ、Solid Bus Comp、Transient Masterを備え、今まで不可能だったサイドチェーンも可能になる新生Battery。
先行予約開始中
Komplete 9 ¥52,800
Komplete 9 Ultimate ¥104,800
80年代から90年代初頭の懐かしいサウンドがよみがえる NI Reaktor 専用デジタルドラムマシンBit Rate。CHIP (8ビットゲームサウンド) IA-OP (16ビットゲームサウンド、FMシンセ)SMP (80年代のオモチャキーボードのサンプル) GL!tch (DIYデジタルサウンド)これら4つのサウンドエンジンが基になる13種類のモジュールを5つのドラムスロットにアサインし、各スロットのシーケンサー、エフェクターを使いリズムパターンを組んでいくことができる。見た目のレトロさもいい感じ。4月1日までのスペシャルプライス£15
動作環境: Native Instruments Reaktor 5.8 or later (Reaktor Playerは非対応)
Native Instrumentsが新しい製品のティーザービデオを公開しています。
21世紀のサウンドとインターフェイス「Super Charge Your Beats」とは果たしてどのようなものなのでしょうか?音を聞いた限りでは「スリムになったダブステップ」という感じですが果たして。
先日公開されたティーザーとは関係があるのでしょうか?Komplete?それともMaschine??
昨日リリースされたNative InstrumentsのiPadアプリTraktor DJ。タッチスクリーンでの操作によって2デッキを使ったDJミックスをすることができるTraktor ProのiPadバージョン。iPadでDJプレー行うためだけでなく、本家DJソフトウェアTraktor ProでDJプレーを行うための準備(キューポイント、ループ、ビートグリッドの設定)をすることも可能で、Dropboxを経由することでトラックの情報の共有がとれる仕組みになっています。初心者からプロフェッショナルまでが楽しめるアプリ、手軽でありながらも直感的でクリエイティブな操作が可能で、iPadでDJを行うために作られた革新的なアプリともいえる内容です。では、詳しく見てみることにしましょう。
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Native Instruments Traktorがバージョン 2.6.1をリリース。登録ユーザーはNI Service Center もしくは同社ホームページ/アップデートより無償ダウンロードができる。
- Key detection
- Downbeat detection
- Collection metadata synchronization with TRAKTOR DJ
- Various fixes and improvements
今回のアップデートではKey Detection (曲のキーを自動検出してくれる機能)を搭載。上の画像を見て分かるように、検出されたキーはブラウザーに表示され、項目を「Key」で整理するとカラーで表示される。ファイルタグにこのキー情報を書き込むことも可能。
もうひとつ気になるアップデート内容はCollection metadata synchronization with TRAKTOR DJという項目。先月から噂になっているTraktorのiOSバージョンための機能と思われるもので、Dropboxとの同期機能が搭載されている。肝心なアプリの詳細はまだ発表になっていませんが、間もなくリリースとの噂がちらほら。