Native Instruments TraktorのRemixdeckという機能は、サンプルファイルを様々な組み合わせで再生していくデジタルDJのための新しいアイデア。そのためのコントローラーとしてNative InstrumentsはKontrol F1というコントローラーを発売しているのですが、F1以外のコントローラーではこのRemixDeckを十分にコントロールすることができない、、、という問題がありました。詳しくはリンクより。
今日発表になったDJ Tech ToolsのMIDI Fighter 3Dのファームウェアアップデートのベータ版とMIDI Fighter Utility。HID信号を扱えるようになったことで、遂にTraktor RemixdeckのコントロールがこのMIDI Fighterでも可能になり、NI Kontrol F1は新しいライバルを迎えることになったわけです。
MIDI Fighterは同時にMIDI信号を扱うこともでき、ユーザーの好みによって様々なマッピングが可能。エフェクターコントロールなどは今まで通り、ゲームマシンのボタンをたたきまくるようなアクションはもちろん健在。さらにこのMIDI Fighter 3Dの特徴として、ジャイロスコープとアクセロメーターが内蔵。ディバイスを傾けることでモーションコントロールできる。さて皆さんはこのMIDI Fighter 3DとKontrol F1どちらがタイプでしょうか? MIDI Fighter 3D $249.99
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NI Reaktor専用のソフトウェア作るメーカーTwisted Tools。新しくリリースされたS-Layerは、最大8つのサンプルをスロットに並べ、レイヤーを作り、音を加工していくサンプラー。エフェクターやパラメーターを様々なコンビネーションで使うことで、ここから生み出されるサウンドバリエーションは無限大。今まで聞いたことのないワンショットサンプルやループ、サウンドエフェクトを作ることができる。128のサンプルが付属。iPad LemurとNI Maschineでコントロールする為のテンプレートも付属する。$69
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コンピューターで音楽を作り始めるようになってから、コンピューターのスクリーンに黙々と向かい、一人で音楽を作ることが多くなってきているわけですが、もとはといえば音楽というのは仲間同士が集まって楽しみ、共有するものだったはず。
Native Instrumentsのプロモーションビデオでおなじみ、「コントローラーイズムのグル」とも呼ばれるMoldoverが新しいウェブサイト「Jambox」をオープン。メインコンセプトは、グループで楽しむことのできる楽器。そしてそれに合わせ公開されたYouTube ビデオ(下)では彼が製作したOctamasher、Syncomasher、Minimasherが紹介されています。AbletonLiveのカスタムセットアップによって、キーボードやコントローラーをさわるだけでループ演奏やサンプルマッシュアップ演奏を楽しむことができる大胆なデザインの楽器。ミュージシャン以外の友達、家族と一緒にジャムセッションを楽しむことができたら、それは本当に素敵な話です。
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Native Instrumentsが MaschineとMaschine Mikroの大幅割引を実施中。8月31日まで。これは相当うれしい話ですね。MaschineとMaschine Mikroのどちらにしようか迷う人たちも多いかもしれないので幾つかのポイントをあげておきます。
Maschineのソフトウェア自体は共に全く同じモノなので、出てくる音は全く一緒なのですが、大型のコントローラーだとコンピュータの画面を見なくてもほとんどのことをコントローラーだけで操作することができますが、Mikroだとそう簡単にはいきません。たとえばサンプルの編集だったり、音源やエフェクターを選ぶ時には大型コントローラーの方のスクリーンを使う方がはるかに分かりやすいです。
そしてノブやボタンの数から見ても分かるように、大型のほうがリアルタイムに操作できることがはるかに多いです。例えば、演奏中にエフェクターをグリグリといじったりしたい人には断然大型の方をお勧めします。
それからMikroにはMIDI端子が付いていないので、今後コントローラー等の拡張をして行きたいひとは注意しておいた方がいいかもしれません。しかしMikroの魅力はそのコンパクトなサイズ。パッドをたたくことに集中するのであればMikroでもまったく問題ないでしょう。
Traktor2.5とコントローラーF1、Remixdeckの操作感の素晴らしさは前回からお伝えしている通り。しかしF1はTraktor Remixdeckのためだけのコントローラーではなく、通常のTrackdeckのコントローラーとして、トラックのブラウズ、ロード、8箇所のキューポイント設定、ループの設定、エフェクターのコントロールをすることができる(Shift+Browse)。そしてその動きは快適。付属するカバー(画像下)をコントローラーの上にかぶせることで、そのレイアウトを把握できる。しかしDJプレー最中にRemixdeckと同時に操作するのは、ちょっと大変かも。
F1はTraktorソフトウェアの為のコントローラーとしてだけではなく、通常のMIDIコントローラーとして使うこともできる。その際にはF1からはMIDIスタンダードシグナルを送信することになる。
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