NI_Traktor_Kontrol_S5_Foto_02

 

Native Instruments はTRAKTOR専用のDJコントローラKONTROL S5 を発表しました。S5 は4チャンネル仕様のオールインワンコントローラで(オーディオインターフェイス付き)、TRAKTOR PRO 2 ソフトウェアの機能をほぼ全て操作します。大きさは一世代前のKONTROL S4 と同じ。レイアウトは現在のフラッグシップコントローラS8 とほぼ同様ですが、いくつかのノブ、スイッチ、端子が凝縮化され、コンパクトで持ち運びやすいサイズとなっています。価格もS8より現実的です。 😀

 

 

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NI_Reaktor_6

 

Native Instruments はフラッグシップソフトウェアREAKTORのアップデートバージョンREAKTOR 6 をリリースしました。REAKTOR 5 のリリースは2005年、つまり10年ぶりのメジャーアップデートということになります。

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maschine231

 

 

NI MASCHINE がアップデートバージョン2.3.1 をリリースしました。アップデートはいつものようにNI Service Centerアプリから行うことができます。(無償)

MASCHINE 2.3.1 にはブラウザーに「お気に入り機能」が追加されました。ソフトウェアからでもハードウェアからでも、お気に入りのキット、サンプル、インストゥルメント、エフェクトすべてに☆印のマークを付けることができるようになる便利な機能です。特にKOMPLETE をインストールしている場合には似たようなプリセット名が多く、例えばどのベースの音色が好きだったのか?忘れてしまうようなことがよくありました。これからはまずお気に入りチェックを入れたものだけを表示させ、すぐに作業に取りかかれます。

 

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f1stem

 

Native Instruments TRAKTOR PRO 2.9 のSTEMSデッキに対応するコントローラはいまのところ全3機種。KONTROL S8、D2、F1 です。S8とD2はカラーディスプレイ付きの最新ハイテクコントローラで、Stems操作のための詳細な情報を表示します。一方、KONTROL F1 はすでに4年前ほどのリリースされたコントローラで、ディスプレイの装備はなし。とはいえ4つのフェーダーと4つのノブ、4×4のパッドを装備し、4つの音楽要素を扱うStems とは実は相性が良いのです。

TRAKTOR PRO 2 でStemsフォーマットのファイルをロードをし、その後F1 からどのデッキを操作するのか指定します。(SHIFTを押しながらBRAUSEノブを回すと小型ディスプレイにはdA/dB/dc/ddという表示がされます。)

後は簡単。4つのフェーダーは4つのStemsの音量を操作することができ、4つのノブは各Stemsのフィルターを操作することができます。F1の4つのパッドの4×4のパッドの下にあるSTOPスイッチを押すと、各Stems のミュートを行うことができ、これはなかなか便利です。

SHIFTを押しながらBROWSEスイッチを押すとループモードに入ります。(ちっとこれは操作が面倒か)

残念ながらF1 からエフェクトの操作は行えないようです。

それでは、4×4のパッドは何につかうのか?

実はこれが各Stemのレベルメーターになり、プレイ最中は音量に合わせてパッドが光ります。音量をミュートするとパッドの色は暗くなり、いま音が出ているのか出ていないのか把握することができます。これが思った以上に可愛かったので簡単にビデオをとってみました。

 

 

D2 やF8 と比べてしまうと少しばかりノスタルジックな気持ちがしないでもないのですが、ディスプレイにばかり目を奪われず音楽に集中できるところがF1の良いところです。個人的にはこのF1 のサイズ、ハードウェアデザイン含め、大ファンです。

TRAKTOR KONTROL F1 は50ユーロの割引実施中とのこと。

 

KONTROL F1

 

 


 

新しいオーディオ フォーマット Stems の公開まであと少し。Native Instruments は昨日、TRAKTOR PRO 2 と TRAKTOR KONTROL D2 を使うSTEMS ワークフロー ビデオ(ミキシング編)を公開しました。

ビデオではまず、Stemsフォーマットのファイルをロードします。するとKONTROL D2のスクリーンには4つのパート(ドラム・ベース・シンセ・ボーカル)の波形が表示されます。

KONTROL D2 の4本のフェーダーは各トラックが割り当てられており、ビデオ0;22 あたりから、一番左のフェーダー下げることによってドラムのサウンドがカットされます。続いてベースのサウンドがカットされボーカルのトラックだけが聞こえるようになります。

Stemsは4つの各チャンネルそれぞれにフィルター/エフェクターを掛けることができます。ビデオ4;46あたりではドラムサウンドのみにフィルターがかけられ、続いてボーカルにディレイエフェクトのようなものがかけられ、大きなブレイクが作られます。

ビデオ1;08 あたりからは別のトラックがミックスされ始め、ベースサウンド、そしてドラムサウンドが順々にスイッチされていきます。

最後はトラック2のシンセサウンド以外がカットされ、ビデオは終了します。

 

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tkfx3

 

Native Instruments のDJソフトウェアTRAKTOR Pro には4つのエフェクト・ユニットが搭載されています。各ユニットはおよそ30種類のエフェクトを装備していたり、1つのエフェクトを操作するシングルモードと3つのエフェクトを同時に操作するグループモードを装備しているなど、DJ用のエフェクターとして考えた時にはかなり贅沢です。エフェクターのパラメーターはかなり落とし込まれているので、数少ないスイッチやノブを使って簡単に操作でき、それでいながらも、とてもパワフルでマジカルなエフェクト効果を作ることができます。

TRAKTORのエフェクターにもっとこだわりたのであれば、ぜひお勧めしたいのが、IMAGINADOのTRAKTORエフェクト専用アプリTKFX 2.0 です。TKFXはNI TRAKTORのエフェクト・ユニットのみをコントロールするアプリ(iOS、アンドロイド対応)で、TRAKTORエフェクターのすべてをタッチ操作できてしまいます。エフェクトの選択はもちろん、各ユニットには4つのバンクが用意されているので、エフェクターの設定をストアし、瞬時にエフェクトの切り替えも行えてしまいます。

tkfx2

TKFXの醍醐味は、カオスパッドのようなXYZ軸を使ってタッチ操作できることです。TRAKTOエフェクターのすべてパラメーターを各軸にアサインすることができたり、スクリーンを触るだけでエフェクトをオ/オフできたり、指を離しても設定をそのままにしておくことができるHOLD機能も装備しています。設定次第では通常のMIDIコントローラでは不可能な奇抜な効果をつくることができ、かといって操作が難しいわけではなく、DJ プレイ最中でもあっても指一本の操作で直感的にエフェクト効果をつけることができます。しかも、TRAKTORとTKFXはMIDIクロックによって常にテンポが同期するので、ディレイのようなエフェクトであってもタイミングはいつもバッチリです。

もっとすごいのがLINKモード(画像下)で、極端な話、指一本だけでTRAKTORの4つのエフェクトユニットをすべて同時に動かすことができます。

tkfx1

TKFXはバージョン2.0になり、TRAKTORとの接続はwifiだけでなく、USBの充電用USBケーブルで接続することもできるようになりました。レイテンシーの問題も解決され、操作している間のストレスはほぼありません。コンピューター側では常にサーバー(軽いアプリ)を立ち上げておかなければなりませんが、一度設置方法を覚えてしまえば楽になります。1つ不満な点を言えば、サーバーを起動しているとCPUに負担が多くかかるようで、ファンがビュンビュン鳴り出すところで、これはバージョンアップで改善してもらいたい部分です。

とはいえ、ほぼ完璧なまでにTRAKTORのエフェクトをコントロールし、様々なサウンドを作ることができるので、ついつい時間を忘れて遊んでしまいます。TRAKTOR の数あるエフェクターをもう一度見直す良いきっかけにもなります。

 

TKFX 2.0

価格はフリーですが、内課金制で各機能をアンロックしていくシステムになっています。

 

 

 

 

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