日本人が普段見慣れている「回転寿し」、でも外国人がこれを見ると全く違うインスピレーションを受けるようです。例えば、回転レーンをシーケンサーにしてみるとどうなるのか?というRed Bull Music Academyによるエピソードビデオ。Native Insteruments によるテクニカルサポート、そしてビデオにはTokimonstaとJust Blaze がフィーチャーされています。
レーンの上に設置されたカメラが、回転皿の色を識別。それぞれの色に割り当てられたNI Maschine のシーケンスパターンやエフェクトがトリガーされる仕組みになっているようです。おそらく以前みたことがある「レゴシーケンサー」と同じ仕組みなのでしょう。
実際の効果の方はいまいち見て取ることができませんが、音楽と回転寿を合体させるアイデアは新しいエンターテイメント系レストランとなる可能性がなきにしもあらず?
みそ汁が出てきたらブレーク、大トロが出てきたらピークタイム、そんなドラマがあっても良かったかもしれません。
Native Instruments はDJソフトウェアTraktor Pro のバージョン2.7 をリリースしました。オーナーはNI Service Center App を使って無償ダウンロードすることがでます。
今回のアップデートは、間もなく販売が開始される同社のフラッグシップコントローラS8 への対応が計られている他に、iOSアプリTraktor DJ の人気機能であるFreeze Mode が新機能として搭載されています。Freeze ModeはMIDIコントローラへのマッピングも可能となっているので、S8を買う予定がない人でも、お気に入りのコントローラやコンピューターキーボードを使ってプレイ可能。設定はPreferencesのController Manager (上の画像)より行なうことができます。設定が完了したらFlux モードのスイッチをいれることもお忘れなく。
その他多くのバグ修正が行なわれています。
Native Instrumenst のTraktor Pro2 の専用コントローラ、同社のフラッグシップコントローラとなるKontrol S8 の詳細が発表されました。価格は1199 ドル/ユーロ(日本価格は?ユーロ圏の方が若干安いようです)、発売は10月31日からとなっています。
ミキシングのためだけではなく、Remix Deck ・エフェクターを操作・ブラウジング・様々なパラメーターを操作することができるオーディオインターフェイス内蔵のオールインワンのコントローラ。
これまでのフラッグシップコントローラS4 よりもおよそ20%大きなサイズの作りとなったS8。奥行き: 38.7 cm、高さ: 6,6 cm、幅: 58,5 cm、重さ、 5 kg かなりの大きさです。
S4 に装備されていたジョグホイールが省かれたことに関しては賛否両論があるようですが、S8 は「ターンテーブルを回す」伝統的なDJ スタイルとは一線を引き、それに代わるコントローラとしてタッチストリップを搭載しています。
- 高解像度ディスプレイ ブラウジング、トラック・インフォメーション、Remix Deckのセル情報を表示、おそらくコンピューターを全く見ることなくてもTraktorを操作することが可能になっているのでしょう
- パフォーマンスパッド 16種類のカラー表示が可能なパッド、Remix Setセルのトリガー、フリーズ・モードによるスライス・アップとリアレンジ、ループの微調整、またはHotcueを用いた即興の全てをモニターしながら操作可能
- タッチセンシティブエンコーダー ノブをタッチするだけでディスプレイには適した情報が表示される、コンピューターのスクリーンを見なくて操作することができる
- 4Ch ミキサー CDやターンテーブルを接続する4chインプット、マイク入力も可能、スタンドアローンミキサーとしても機能
- ピッチベンド・タッチストリップ ピッチ・ベンディング、トラック・シーキング、ビニール・スクラッチ・エミュレーション可能
- Freeze and Flux これまでTraktor DJ(アプリ)のみの機能だったFreeze、Flux 機能に対応
- オーディオインターフェイス 高出力を必要とされる環境に対応
- MIDI IN OUT シンセサイザーやNI Maschineなどと接続するのもアリ
- プラグ・アンド・プレイ・コントロール マッピングやコントロール・アサインなどの難しい設定は不要
Loop Recorder のセクションやテンポフェーダーはこのKontrol S8 では省かれているようです。
Native Instruments のDJアプリTraktor DJ(iPad/iPhone両バージョン)がアップデートバージョン1.6 をリリースしました。このバージョンでTraktor DJ もついにAudioBusとIAA(インターアプリオーディオ)に対応することとなりました。ともにインプットソースとして使用することが可能になっています。
MIDIクロックにはまだ対応してないようですね。
それはさておき、現在Traktor DJ は半額セール実施中です。まだ試したことのない人はこの機会にぜひ。
Traktor DJ 1.6 の新機能
• Audiobus との統合 – TRAKTOR DJ と GarageBand や Effectrix などのアプリケーションを連結
• インターアプリ・オーディオとの統合 – 他のアプリへオーディオ出力をストリーム
• Dropboxのような他のアプリ内に保存されているミックスのロード
• ダブルタップによるEQとボリューム・スライダーのリセット
• 相対的なEQとボリューム・スライダーのコントロール
• 改良された検索機能
• ロード後の HotCue ドローワーの継続的な表示
ios7 以降の対応