MASCHINE 2.7.1 レコーディングモードに「LOOP」追加されました。

MASCHINE 2.7.1 レコーディングモードに「LOOP」追加されました。

 

Native Instruments MASCHINE のバージョン2.7.1がリリースされました。MASCHINE 2ソフトウェア 登録ユーザーはいつものようにNative Accessより無償ダウンロードできます。

前回のアップデート(2.7)で待望のAudioプラグインが導入され、オーディオファイルのプレイが可能になったMASCHINEですが、今バージョン2.7.1ではループモードでオーディオのレコーディングができるようになりました。シーケンサーを止めることなく次々とループレコーディングできるので、ライブをしている人にとっては特に重要な機能です。

レコーディングのスタート位置はパターンに合わせて自動的にクオンタイズされるのでループのサイズはいつも正確です。レコーディングが終了すると自動的にプレイバックが始まります。MASCHINEと繋がっている外部MIDI音源のレコーディングだったり、MASHCINE内で立ち上げているプラグインのサウンドだったり、マイクの入力でもなんでも、軽快にループレコーディングができるようになります。

さらに、もう一つこのAudioプラグインに新しい機能が追加されました。LOOPモードを選択している際に波形をダブルクリックすると、オーディオのプレイバックをオン/オフすることができ、ハードウェアコントローラのSTEPからも同じ操作ができます。つまりこの機能によって、MASCHINEに一曲まるごとのファイルや、Stemsファイルなどを入れていまい、MASCHINEのその他諸々のサウンドと一緒にミックスすることができるようになるわけです。

 

そのほか2.7.1の追加機能

MASCHINE mk3 アップデート。Ideas Viewの表示が可能になりました。4方向のプッシュエンコーダーでセレクト・ナッジ ・ピッチシフト・ノートレングスの変更などエディットが行えるようになりました。

MASCHINE mk3 とMASCHINE STUDIO でLOGIC PROのミキサー画面にアクセスできるようになりました。パンの設定、ミュート/ソロ、プレイ、ストップ、レコーディング、クオンタイズ、アンドゥ/リドゥー、オートメーションのトグル、タップテンポ、ループトグルなどの操作ができます。

 

MASCHINE

 

Tagged with:
 

スクリーンショット 2018-03-26 12.36.37

 

Native InstrumentsはKONTAKT専用のセッションギターリストシリーズの第3弾Electric Sunburstをリリースしました。

Electric Sunburstはいわゆる「伴奏」に適したギターインストゥルメントで、リードギターのような演奏はできません。操作は慣れてしまえばとても簡単で、基本的には、MIDI鍵盤の低い方でパターンを選択し、MIDI鍵盤の中-高い方でコードを押さえるだけで自動的にギターリフ・アルペジオ・ストラムパターンを演奏してくれます。公式では往年のエレクトリックギターを正確にキャプチャーと謳っていますが、実際のところは「レスポール」がモデルになっていることは明らかです。

サウンドはかなり秀逸です。例えば、ブリッジ、ネックピックアップ、さらには弦の上部に取り付けたコンデサーマイクのサウンドを個別にコントロールでき、音色やミックスバランスを詳細に整えることができます。また内臓する10種類のキャビネットと14種類のエフェクトで好みのジャンルに合ったサウンドを作ることができますが、特にメインパネルにあるサウンドプリセットを使えば、どのパターンであっても作り込まれたプロ級のサウンドをあっという間に呼び出すことができます。NIの有名ギターエフェクトGuitar Rigの開発にも携わったDrumasonic社とのコラボレーションによって開発されたとのことで、どうりで納得できるサウンドなわけです。

ライブラリには様々なフレットポジション、ピック/フィンガー、オープン/ミュートでレコーディングされた154種類のパターンが収録され、これらを組み合わせながらリアルタイムで演奏を行えるわけですが、かなり複雑なコードバリエーションにも対応できるのには驚かされます。でも154種類という限られたパターン数なので、本当に今必要としているパターンがすぐに見つかればラッキー、見つからなかったら残念というしかありません。でもパターンの位置や長さ、スウィング値を加えたり、速度を2倍・半分に変えることが可能なので、相当凝ったギターパートを作れることは必至です。残念なのは独自にパターンを作ることができないことですが、それは2〜3年に期待したいところです。

昔は、DTMでギターパートをエミュレートすることほど不毛なことはないと思っていたものですが、Electric Sunburstを使ってみて初めて思いました。これなら使える!!

下のビデオは公式ビデオではありませんが、Electric Sunburstのサウンドを十分に確認できます。

 

Continue reading »

Tagged with:
 

スクリーンショット 2017-03-20 13.56.55

 

ここ数年、革新的なソフト・プラグインを立て続けに発表しているLAを拠点に置くプラグインメーカーOUTPUTが新しいストリングスのプラグイン音源Analog Stringsをリリースしました。Analog Stringsはサンプリングされたオーケストラのサウンドとアナログシンセのサウンドの融合によって作られるハイブリッドなサウンドを特徴としています。

Analog Stringsのオーケストラ・ストリングスはブタペストのBMCホールにおいて60人編成と22人編成によるオーケストラがサンプリングされ、またシンセパートにはストリングサウンドで有名なビンテージシンセがサンプリングされています。さらにエンジン部にはモジュレーション、テープ・ルーパー、アルペジエーター等の機能が搭載され、これらが融合することによってこれまでにはないエッジの効いたストリングサウンドを奏でることができます。Analog Stringsは合計39 GB、500のプリセットを搭載。価格199ドル

下のビデオは、各プレイヤーがコントローラを使いAnalog Stringsを操作するアンサンブルパフォーマンスです。

 

OUTPUT

 

 

 

Tagged with:
 

filtertop

フランスのソフトウェア/ハードウェアメーカーArturiaはフィルタープラグイン「MiniFilter V」の無償ダウンロード・キャンペーンを実施しています。キャンペーンの終了は12月29日(日本時間23:59)

「MiniFilter V」はMini Moog 等で使われているラダー・フィルターがエミュレートされています。ラダー・フィルターをエミュレートしたソフトウェアやハードウェアは今となってはそう珍しいものではありませんが、およそ13年前にArturiaがまだ始動したばかりの頃に、Bob Moog御本人と共に取り組んだのがこのラダーフィルターのエミュレーションでした。その結晶とも言える「MiniFilter V」を今、無償でプレゼントしてもらえるのは、なんだか感慨深いものがあります。

「MiniFilter V」はただのフィルタープラグインというよりも、Moogerfoogers的な発想を持つ多機能なフィルタープラグインです。もっとも重要なフィルター部は24dB/Octスロープの特性持ち、ドライブ、波形付きのLFO、モジュレーションコントロール、パワフルなエンベロープフォロワーを装備しています。魅力的なのはインターフェイスの中心部にステップシーケンサーを備え、8ステップのツマミを回すことで、カットオフやLFOレート、エンファシスを操作できます。シーケンサーはホストとテンポ同期、または非同期も可能です。

下のビデオはArturiaによるオフィシャル・チュートリアルビデオです。

 

 

ダウンロードはこちらから。

 

 

 

Tagged with:
 

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-12-22-9-34-24

 

どのDAWを見てもディレイエフェクトは大概充実していますが、ちょっとワイルドでユニークなエフェクトが欲しいい人は是非このSpaceship Deplayをチェックしてみてください。

コルグのMonotron Delayにインスパイされ制作されたというSpaceship Delayは、ディレイという名前は付いているものの、コルグのMS-20をベースにしたフィルター、DynacordのテープディレイEchocord Super 76をベースとしたスプリングリバーブ、その他、ビットクラッシャー、フェーザー、チューブプリアンプ、ループを作るためのフリーズ機能など、Monotron Delay以外の機能も充実しています。

とてもシンプルながらもワイルドなディレイ体験を楽しめる、ビギナーの方にも優しい無償プラグインです。

MacOS、Windows対応、VST、AU、AAXフォーマット

ダウンロードはこちらから

 

via

 

Tagged with:
 

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-12-15-17-04-45

 

Native Instrumentsからのナイスなクリスマスプレゼント。Kinetic Treats は昔懐かしい子供用おもちゃのサンプルを使った音源で、3Dインターフェイス上の可愛らしい人形(バレリーナ)やブリキのおもちゃの動きに合わせ、サウンドパラメーターがモーフィングします。

Kinetic Treatsは3つのインストゥルメント(electric train set/music box/Xylo Polyphones)で構成され、Train setにはおもちゃ電車の音と踏切のベルの音が、music boxはオルゴールの音やおもちゃターンテーブルの音が、Xylo Polyphonesにはハーモニカや鉄琴木琴の音が含まれています。

鍵盤を一つ叩くだけでも十分に雰囲気が伝わる印象的なサウンドは、クリスマス極上ミステリーのサウンドトラックに最適です。サウンドデザインには、NIのKINETIC METALの製作に携わったJeremiah Savageが担当。どうりで音が良いわけです。

Kinetic Treatsは2017年1月4日までこちらで入手できます。

動作にはKONTAKT 5 とKONTAKT 5 Player(無償)が必要です。

 

Continue reading »

Tagged with: