Native Instruments Reaktorはユーザーが自作のディバイスを開発することのできるソフトウェア。もちろんインストゥルメントとして使うことも可能で、先日発表されたばかりのNI MONARKや、斬新なSFXサウンドを作るTwisted toolsもReaktorアンサンブルのいくつか。最近のバージョンではOSCにも対応しており、iPadのようなタブレットを使ったコントロールも可能になり、その可能性はまだまだ無限大といったところ。やや難しそうなイメージが強く個人的にはまだあまり手を付けていない所ではあるのですが、Reaktorフォーラムではユーザーによる自作アンサンブルが3000以上も公開されていたり、本当の意味での新しいサウンド(しかもフリー)はこの辺りにあるのではないかと感じています。ReaktorはNative Instruments Kompleteに付属、まだ試したことのない人はフリーバージョンであるReaktor Playerから始めてみるのはどうでしょうか。

さて、見た目壮観な上の画像。これ、NI Reaktorのアンサンブル集Boscomacです。ノスタルジックなサウンドやエフェクターが22種類、各ラックはなんとフリーで配布されています。 ビンテージなピアノやドラムマシンやエフェクター、琴、ネジ巻き式オルゴールのラックなんかもあります。(琴の音はあまり本物っぽくないのですが、スケールはしっかり琴になっているので、雰囲気はアリ)もし気に入った場合はPayPal経由でドネーションしましょう 。Reaktor Playerでも動作します。ダウンロードはリンク先よりどうぞ。

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Valhalla DSPによるValhalla Vintage Verbは1970年代1980年代のクラシック・ハードウェア・リバーブからインスピレーションを得て制作されたリバーブのプラグインソフトウェア。3つのモード[1970][1980][NOW]では、それぞれ帯域幅とサンプルレートが違い、その時代のリバーブのサウンドキャラクターがシュミレートされている。シンプルで扱いやすいインターフェイスはValhalla DSPのチャームポイント。$50 デモバージョンあり。

Valhalla DSP

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ハードウェアシンセファンなら見ているだけでワクワクする画像ですが、これらは間もなくリリースされるUVIのバーチャルソフトウェアシンセ3種のレンダリング画像。画像上からU1250(Kurzweil K250)、CS-M(YAMAHA CS)、KROMA(Rhodes Chroma)

 

追記(2012/12/21)

Vintage Legendsというタイトルの6種類のバーチャルアナログシンセとのアナウンスがされました。シュミレートされているシンセがかなり渋いです。

  • Yamaha CS-70M, CS-40M and CS-20M
  • Italian Elka Synthex
  • Rhodes Chroma
  • Yamaha DX1
  • DK Synergy
  • K250

$299 各シンセ個別の購入も可能

 

UVI official Facebook

UVI

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雨の音専門、風の音専門のプラグインソフトに続くAudio Gaming第3弾は、エンジンの音専門のプラグインソフトAudio Motors。スロットにエンジンの音が入ったオーディオファイルをロードするとエンジンの回転数が自動的に検出され、後は、まるで自分で車のアクセルを踏んでいるかのような気持ちでエンジン音をコントロールできてしまうという個性派プラグイン。DAWソフトウェアからパラメーターのオートメーションも可能。

トライアルバージョンあり。

Audio Gaming

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すっかり音沙汰のなかったBitwigですが、昨日Bitwig studio ベータバージョンのビデオを公開。ビデオではVSTプラグインのロード、そしてクラッシュプロテクション機能についての解説をしています。

まず、Bitwig Studioでは32ビットのプラグインと64ビットのプラグインを並べて使うことができ、これは現在我々がとても必要としていた部分です。また、それぞれのプラグインのパラメーターを素早く探すことができ、オートメーションデータも無制限に書くことができるようです。

そしてもっとも期待できるのが、プラグイン・クラッシュ・プロテクション機能。たとえば現段階では作業中にひとつのプラグインがクラッシュしてしまうとアプリケーション自体までもがクラッシュしてしまい、アプリケーションを再起動、もっと最悪な場合はコンピューターも再起動しなければいけない事態になり、頭をかかえながら悔しい思いをすることがしばしばあるわけですが、Bitwigではたとえプラグインがクラッシュした場合でもアプリケーションのプレーバックに支障なく、プラグイン・リロード・ボタンをおすことで、そのプラグインを再起動し、クラッシュする前の状態に戻すことができるとても賢い機能がついているそうです。

先々週のAbleton Live 9の発表、そして昨日のBitwig Studioベータバージョンのビデオ公開。この二つのライバルソフトウェアのオペレーションの方向性の違いが少しばかりハッキリしてきました。しかしBitwigのリリースまでにはまだ時間がかかりそうな様子です。

Bitwig Studio

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ローランドSH-101を模したデザイン、しかしこちらは最大32ボイスのポリフォニックシンセサイザーLuSH-101。8つのティンバーを重ね合わせることで、壮大なサウンドを作り出すことができます。確かにCPUを大きくヒットしてしまうのですが、その分想像力も大きく膨らむでしょう。まずはデモバージョンを試してみてください。プリセットのシーケンスフレーズを使うだけでも何曲か作れてしまいそうな気がします。D16 Group LuSH-101 €149

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