TED Talk は、学術・エンターテイメント・デザインなど様々な分野の人物がおよそ20分のプレゼンテーションを行なう講演会のようなもので、講演内容はインターネットを通じ無料配信されています。ミュージシャンが登場することも稀にあり、これまでと違った考え方やパフォーマンスが披露されてきています。

Native Instruments のReaktorエフェクターThe FingerやThe Mouthの開発者としても知られるイギリスのミュージシャンTim Exile もTED talkに登場し、彼自身がデザインしたライブインストゥルメントThe Flow Machine を披露しています。

まずはオーディエンスの「おーー」という声をサンプリングし、この声を使ったTime Exile による即興演奏が始まります(ビデオ2分12秒あたりから)。音楽は静かに始まりますが、後半に向けスピード感を増していきます。リアルタイムで音楽を作り上げていくTim Exile の手腕にオーディエンスは魅了され、最後にはTEDの会場はダンスフロアーと化すのでありました。

Time Exile のライブインストゥルメントThe Flow Machineはボコーダー・シンセ・ドラムマシン・サンプラー・ルーパーが合体したユニットで、各コントローラを操作することによって機能がトリガーされていき、心臓となるプログラムにはNI Reaktorが使われているそうです。http://youtu.be/9r38r3BIgew

プログラミングへの情熱+ハードウェアへの情熱+Time Exileの音楽への情熱がブレンドされたライブインストゥルメントThe Flow Machine。テクノロジーを使った音楽のあり方についても考えさせられたTED talkでした。

 

 

 

 

 


 

Twisted Tools がリリースしたサウンドライブラリーDARKMORPH。脳をかき回すようなサイエンスフィクションサウンド(ドラム・インパクト・モーフィングベース・アンビエント・ロボティック)が 2.9 GB分、24bit/96kHz WAV クオリティで収録されている。

パッケージにはNI Reaktor専用のサンプラーMP16eが付属。iPadコントローラLemur を使ってこのサンプラーをコントロールすることができるテンプレートも付属している。

NI Maschine、Ableton Live 9、NI Battery、Logic pro EXS24、NI Kontakt、NI Reaktorのプリセットキットも付属し、ブラウザーからすぐに音色を選択することができるのはとても便利だ。

Twisted Tools 公式サイトよりダウンロード購入することができる。価格が$69

 

 

Darkmorph features

  • Over 2.9 Gigabytes of sound effects and designed sounds.
  • 24bit/96khz wavs .
  • Soundminer enriched metadata.
  • Files can be used with almost any media software application or DAW.
  • Maschine ready metadata.
  • Sampler instrument presets for Maschine, Ableton Live 9, Battery, EXS24, Kontakt, Maschine and Reaktor.
  • A brand new version of Twisted Tools’ MP16 sampler, called the MP16e.
  • Sound Categories: Ambience, Bass, Cinematic Matter, Drums, Glitched, Metal, Pass By, Robotical, Scanned, Special, User Interface.
  • Reaktor MP16e Features:
    • 16 Voice Polyphonic Sampler.
    • Pad style layout.
    • Unique parameter and modulation settings for per voice.
    • Sample Rate Reduction, Bit Reduction and Delay FX per Voice.
    • Note repeat effect per voice.
    • Two LFOs per voice.
    • BPM Sync.
    • Lemur OSC Template by Antonio Blanca.

 

Twisted Tools

 

 

 

 

 

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Native Instruments 設立者の一人、Reaktorの開発者の一人としても伝説的な人、Stephan Schmitt氏が何やら凄いシンセサイザー Emphasis を開発しているという話です。

このEmphasisはデジタルシンセサイザーで、30年以上続いたMIDIプロトコルを勝るかもしれないというTCDプロトコルを装備するものとなるらしいのです。

TCDとは、(まだ抽象的で良く理解できないところではあるのですが、、)これまでのシンセサイザープレイヤーは限られた鍵盤機能の中でしか音楽表現を行うことができなかったと言われており、この制限を覆すようなリアルタイムな表現(高解像、連続的なパラメーターチェンジ)を可能にするもののようで、オーディオエンジンはReaktorが基となっているようです。

Emphasisのパフォーマンスキャビネットにはは61鍵のキーボードやリボンコントローラがメインとなり、ライブパフォーマンスでの使用を想定したコンパクトな作りになっているようです。

また、サウンドデザインの際には、このパフォーマンスキャビネットにクリエイションキャビネットを合体させるような形で動作を行うようで、このクリエイションキャビネットには4つのパネル、各パネルには24のスイッチが装備され、モジュラー式のデザインとなるようです。

またこれらのキャビネットにはディスプレイのようなものは装備されてはいませんが、タッチスクリーンのようなインターフェイスと合体できるようWifi機能も装備されるようです。

と、なにやら凄いシンセサイザー、個人的にはYAMAHAの黄金時代を思い起こすような気分ではあるのですが、肝心のサウンドデモや価格等はまだ発表されていません。

しかし、マンネリ化していたキーボード界にもそろそろ革命が訪れる気配です。期待大。

詳しくはNonlinear Labsサイトよりどうぞ。

 

 


Antonio Blanca 製作による伝説の Reaktor専用のアンサンブル「DRONE-E」。今なら、新たに製作されたスナックバンクとサンプルマップが付属し、フリーでダウンロードすることができます。「Killzone Shadow Fall 」のような大作ゲームでも実際に使われているハイクオリティなサンプルプレイヤーです。Reaktorユーザーは是非試してみてください。

また、Twisted Toolsでは現在クリスマスセール実施中、全商品25%オフ。クーポンコードは「XMAS」

Twisted Tools

 

 

 

 

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Native Instruments Reaktor(Reaktor Player)専用シンセサイザーRazorのバージョン1.5がリリースになりました。このバージョンでは新しい12のサウンド形成モジュールが追加、新規のプリセットが追加されたほか、NI Maschine 2 との連携が計られています。

Maschine 2 からRazorを立ち上げると、下の画像のようにグラフィックディスプレイと8つのパラメーターが表示され、Maschine のハードウェアコントローラを使ったノブ・アクションも即可能になります。MaschineとRazorの相性はピッタリのようです。

Razor 50%オフセール実施中!!

個人的には最近特に気に入っているプラグインシンセの一つなのですが、ビンテージ系のプラグインシンセとは違うサイエンティフィックな新しさを感じさせてくれるシンセサイザーです。複雑なサウンドを作るRazorですが操作の方は至って明確。ディスプレイに表示される3Dグラフィックによってサウンドに今何が起こっているのかを見て取ることもできます。

特にカッティングエッジな、ダブステップ系のブルータルなサウンドを大の得意とするRazorですが、パッドサウンドのような柔らかい音もかなり美しいです。もっと驚くのはリバーブエフェクターで、ここ最近見てきたプラグインシンセの中では群を抜いたクオリティを感じます。

NIは現在Razorの50%オフセールを実施中。通常99€のところが49,50€!!! 12月9日までのチャンス。

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Chroma and Gris-Gris はシーケンサー(Chroma)とモノシンセサイザー(Gris-Gris)が合体したNI Reaktor専用のソフトウェア。カラフルなシーケンサーをいじっているだけでアシッド系のフレーズをすぐに作れてしまうのはもちろんなのですが、iPadコントローラLemurやKonkreet Performerを使ってこのソフトウェアMIDI/OSCコントロールすれば、シーケンサーだけではなくモノシンセのパラメーターも動かすことができ楽しさは倍増。マウスを使ってコントロールするだけではなかなか作ることのできない動きのあるフレーズを作れてしまいます。とてもシンプルなドラム音源も内蔵してあるので、すぐにパフォーマンスすることも可能。コルグのMonotribeもそうなんですが、シンセ+シーケンサー+リズムのコンビネーションはさわっているだけでテンションが上がるんです。Reaktor 5.8 フルバージョンで動作。

 


現在セール中$19,99 通常価格$24,99、Touch OSCとLemurのテンプレート付き

Reaktor Tips

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