ドイツ・フランクフルトで開催中のムジークメッセ2013。前々日から妙なにぎわいを見せていたコルグ新製品の噂は本当のことだったということが分かり、コルグに振り回されてしまったかのような第1日目。しかしNordlead 4のニューサウンドも美味。Novation のBass StationやLaunchPadも素晴らしい出来映え。90年代〜2000年初頭への回顧が感じられる傾向の中で、ドイツ・アナログスタッフは剛健。まずはムジークメッセ2013画像からどうぞ。

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プラグインソフトウェアメーカーSugarBytesが全商品の50%ディスカウントを実施中。 噂のウォッブル・シンセ Cyclopはなんと€59、マルチ・エフェクターTurnadoは€69 !!  11月2日まで。

いっかい  「新進気鋭ベルリン発のミュージックソフトウェアメーカー Sugar Bytes」

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iceGearによるポリフォニックシンセサイザーCassini のiPadバージョンがリリース。3 オシレーター、  2 フィルター 、アンプ、  9 エンベロープジェネレータ、  6 LFO、  3バンドEQ、 サチュレータ、 2 ディレイ、  アルペジエータを備えるアナログモデリングの本格派アプリ。サウンドも良く、全9ページからなるナイスなインターフェイスでは余裕のあるプログラム操作ができる。特に面白いと思ったのはLFOで、16ステップシーケンサーとアクセント・ファンクションとフェイズ・コントロールが備わり、新しい音表現が可能にする。特にベース、パッドサウンドが印象的。まずは下のデモンストレーションビデオをどうぞ。

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先月末から公開になった映画「バットマン・ダークナイト・ライジング」、前作「ダークナイト」と同様に Hans Zimmerが音楽を担当。壮大なオーケストラサウンドにシンセサイザーサウンドがミックスされた音楽は、架空の都市ゴッサムシティを怪しげに描いている。ヒーロー不在のストーリーと同様に、際立ったメロディーは控えられ、ダークでありながらとてもエモーショナルな印象を受ける音楽でもある。エンジニアのAlan Meyerson のインタビューによると、「実際映画では大小合わせた4000以上のトラックがミックスされ、ひとつの組曲のような仕上がりになっている」という超ハリウッド級のスケール。

このサウンドトラックのシンセサイザーパートに多く利用されたのがドイツベルリンのソフトウェアメーカーu-heによるZebra 2。ワイヤレスモジュールとよばれるシンセサイザーで、音作りの柔軟さと美しい音色はすでに多くの人に絶賛されている。

そして先日リリースされたThe Dark Zebraは、Hans ZimmerとサウンドデザイナーHaward Scarrによって作られたZebera 2 のサウンドパッチ集。「ダークナイト」「ダークナイト・ライジング」で使用された物を含めたおよそ400のパッチが収められており、ハリウッドレベルのサウンドデザインを目の前にできる絶好のチャンス。下のビデオはそのデモンストレーションビデオ。

 

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先週行われたNAMM 2012でお披露目となったKinektron デジタルシンセキューブ/ K-DSC-1。見た目はかわいらしいラジオ付き目覚まし時計かなにかのように見えますが、実はMIDIシンセサイザーと16ステップのシーケンサー機能を持つ”セミプロフェッショナル”向けの音楽制作マシン。アクセロメーターが内蔵しているので、このキューブを縦に横に振ることでジェスチャーを使ったコントロールもできるそうです。さらに赤外線通信が可能で、コンピューターやモバイル機器からのプログラミングも可能だということ。そしてこのK-DSC-1に続くシリーズ⬇の販売も予定されているそう。

  • K-ASC-1  アナログシンセ
  • K-APM-1  アナログパーカッションモジュール
  • K-DSP-1  デジタルシグナルプロセッサー
  • K-MAMC-1  MIDIインターフェイス+オーディオミキサー(シンセキューブと外部MIDIマシンを同期させることができる)

価格は$200以下の予定で発売は2013年初旬とのこと。

カワイイKinektronはスェーデンのOP-1と並べたらもっとカワイイでしょうね。早く音を聞いてみたいですが、待ちきれないファンの為にはこんなものも用意されています。

 

Kinektron

via Synthetopia

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ドイツのソフトウェアメーカーu-heから昨年末にリリースされたヴァーチャルアナログシンセDIVA。歌姫という意味のDIVAなのかと思っていたのですが、実は’Dinosaur-Impersonating Virtual Analogue'(恐竜を装ったヴァーチャルアナログ?)の略なのだそうです。ともかくそんな大きなイメージを湧かせる名前の通り、DIVAは数年前のソフトシンセに比べ、遥かにリッチなサウンドを持つヴァーチャルアナログシンセです。

厳密に言うとDIVAはセミモジュラーシンセで、オシレーター、フィルター、エンベロープのそれぞれを交換することができる作りになっており、これらを自 由に組み合わせることでユーザーの好みに応じたシンセサイザーをデザインしていくことができるのがこのDIVAの大きな特徴。オシレータースロットには4つ、フィルタースロット にも4つ、エンベロープスロットには3つのオプションが用意されてあり、それぞれが有名ビンテージアナログシンセをエミュレートしたもので、それぞれが大きな特徴を持っています。(詳しい内容はこちらのチャートを参考にしてください)

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