昨年9月に行われた家電見本市IFAにおいて電撃的にアナウンスされたテクニクスのターンテーブル開発再開ですが、その詳細が本日発表となりました。
テクニクスの新しいターンテーブルの名前はSL-1200G。今年の冬のリリースが予定されています。公式HPには「ダイレクトドライブターンテーブルを再定義する」といった趣旨のステートメントが書かれています。
デザインはこれまでのSLシリーズとほとんど同じように見受けられますが、駆動モーター「Twin-Rotor Surface-Facing Direct Drive Motor」や、より繊細になったトーンアーム、そして黄銅製のターンテーブルが新しく採用され、音質の向上が強調されています。ピッチ調整は±8%もしくは16%。回転数は33.3、45、78 RPMに対応しています。
また、SL-1200Gのリリースよりも少し早い時期には(2016年夏)、テクニクスの50周年を記念した1200台の限定モデルSL-1200GAE もリリースされます。機能の違いについては定かではありませんが、プレートにシリアルナンバーが記されるとのことです。
価格の発表はまだありません。
ドイツ・ベルリンで開催中の家電見本市 IFA 2015 にて、パナソニックはテクニクス・ブランドのターンテーブル の生産を開始するとの発表を行いました。新生テクニクスのターンテーブルには新しいモーター制御技術が採用され、これまでになく安定した回転を行い、安定した音の再生を実現するとのことです。
展示場のガラスケースに収められたプロトタイプは、シルバーメタル一色でまるでガスコンロか何かのよう。まだトーンアームもピッチスライダーも取り付けられていない上、DJターンテーブルとして世界的なシェアを誇る「SL」のタグも記されていません。
パナソニックの高級音響ブランドとしての位置付けにあるテクニクス。新しいターンテーブルもDJ専用というよりは、ハイエンドなターンテーブルとなるようで、まずは2016年に期待大といったところです。。