Teenage Engineering がNAMM2015 で発表する「新しい何か」… 信憑性は定かではないのですが、おそらく、OP-1 に合体させることのできるカラフルなパッドのようです。TEからの詳しい情報はまだ公開されていませんが、見た目だけでも「Whaaa!」と感激させてくれるのがTeenage Engineeringです。果たして?
1月25日、after NAMM2015
残念。これは夢の話であったようです。Pocket Operator が今年第一弾目のWhaaa!でした。
スウェーデンのシンセサイザーメーカーTeenage Engineering が発売を予定しているドラムマシンPO-12。
Teenage Engineering といえばOP-1。80年代のカシオの小型シンセサイザーが進化したような、キュートモダンなシンセサイザーがイメージされて作られたという話は有名。
今回Teenage engineeringがイメージしているのは、80年代初頭の任天堂の液晶ゲーム機「ゲームウォッチ」のようで、名刺サイズ程の超ポータブルドラムマシンに仕上げられるそう。
上の画像ではやや大きく見えてしまいますが、先日公開されたばかりのデモンストレーションビデオを見てみると、やはりかなりミニサイズであることが分かります。
SiliconLabs製のEFM32マイクロコントローラを搭載したPO-12には、23個のスイッチと2つのノブが付いており、フィルター操作や16種類のエフェクター操作を行なうこともできてしまうそうです。MIDIは付いていないものの、オーディオインプット端子とアウトプット端子を使って他の機材とチェーン接続をすることもできるようです。
価格はおよそ$50 !! OP-1 とは違ってかなり格安であるところが愛おしさを増します。まずはビデオを見てサウンドの方をチェックしておきましょう。
こちらのビデオはMoogのペダルエフェクターMinifooger とのコンビネーション。めちゃ楽しそう。
pic from CDM
2年前のNAMMショーで発表された Teenage Engineering のOplab。長ーいこと待たされましたがいよいよ本格出荷が開始されるようです。価格は€279。ジャパンフレンドリーなTeenage Engineering。全5編に渡るOplabの紹介ビデオでは鈴木ユリ氏が日本語(英語字幕付き)で解説を行っています。
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ドイツ・ベルリンで開催中のIFA (世界最大のコンシューマーエレクトロニクスショー)。IFAは世界から1,400社以上のブランドが出店する今年53回目を迎える電気製品の展示会。コンピューターを始めスマートフォン、オーディオ、家電、カメラ、様々な種類の電化新製品が場内に展示されていますが、アップルはここには来ていません。
ここ数年の「タッチスクリーン化」の波はさらに勢いを増し、展示されているスマートフォンやタブレットの数の多さにはビックリさせられます。より高速になるCPU、より高画質になり軽量化するスクリーン。Samsung、Sony、Panasonic、LG、Lenovo等アジアのメーカーの気合いが目立ちます。Samsungスマートウォッチのようなウェアラブル・ディバイス、PanasonicやLenovoの大型タブレットディバイスはやはり気になるところです。
オーディオの分野で特に目立ったのは、ストリーミングラジオに対応するプレーヤー。Blue ToothやAir Playに対応するワイヤレススピーカーシステムも数多く見ることが出来ました。高解像のアンプ、スピーカー、ヘッドフォン、プレーヤーなどは特に頑張ってもらいたい分野です。MP3のようなチープなサウンドを聞かざるを得ない若者達の耳は早急に救われなければならないでしょう。
音楽制作系のメーカーはIk Multimedia、Pioneer、Teenage Engineeringを発見することができました。Ik Multimediaは iRig Pro、Pioneerは多くのDJ関連製品を展示していましたが、先日発表したばかりのDJコントローラDDJ-SP1 を見つけることは出来ませんでした。Teenage Engineering はクラウドスピーカーOD-11の展示をしていました。Teenage Engineeringといえば数年前にNAMMで発表したOplab が気になるところなのですが、その後の製作進行状況を伺ってみたところでは「満足できる製品にするにはまだ時間がかかる、、」との返答でした。
Teenage EngineeringのOP-1シンセサイザーのOSアップデートバージョンがリリースになったばかり。ユーザーはTEオフィシャルサイトより無償アップデートできる。
新しいOSにはシンセエンジン「DNA」とエフェクター「CWO」が搭載。シンセエンジン「DNA」はちょっと懐かしいモデムのようなデジタルサウンドからハーモニックコードやリードサウンドまで作ることのできるノイズエンジン。「CWO」はフリークエンシーシフターと呼ばれるエフェクターで、フェイザー・フランジャー・コーラス・トレモロ・リングモジュレーターのような効果を作ることができ、開発にはSonic ChargeのディベロッパーMagnus Lidström氏も参加している。
相変わらずグラフィックも冴えまくるTeenage Engineering、OP-1がますます楽しくなること間違いなし。
小型シンセサイザーOP-1のオプションアクセサリーの販売が開始されています。小さなプラスティックのパーツをOp-1の上に取り付けるだけのものに過ぎませんが、効果の方はVサインといった様子。やはり一貫したアイデアが冴えまくるTeenage Engineeringです。