thunderbolt 、USB、Firewire、様々な形のケーブルがスタジオに散乱する今日この頃。一番厄介なのは様々な形のタイプが存在するUSBだろうか?ライブのリハーサルに間違ったケーブルを持ってきて大騒ぎになることもある。
昨日IntelはThunderbolt の次世代規格となるThunderbolt 3 を発表した。驚くのは転送速度が40Gbpsとなり、これまでのThunderbolt 2 のおよそ2倍の速度となる。4Kモニターディスプレイ2台を同時に扱えることになる。
また、コネクタにはUSB-C が採用されている。つまり一本のケーブルでUSB 3.1、Dispalyport 1.2、Thunderbolt 3のデータ転送、そして100Wまでの電源供給も行うことができるようになるそうだ。なんだかすごい。
あと数年も経てばオーディオインターフェイスやコントローラもこの新しいテクノロジーを採用し、私たちの音楽スタジオも大きく様変わりするのだろう。
ドイツのPloytec 社開発による πλ2 (ピーエルスクエアド)、もしかしたら世界最小のシンセサイザーかも?と2013年に話題になったシンセサイザーです。サイズは 4.65 cm 四方、重さ30g 、見ただけではとてもシンセサイザーとは思いつかないようなルックスなのですが、それでも立派なシンセサイザーなのです。
NAMM2015 ではπλ2 の新しいファミリー、白いボックスに包まれたπλ2 Leukosが展示されるようです。
今度のπλ2 Leukos はUSB端子を装備。コンピューターもしくはiPadと接続することで音が出るシンセサイザーです。ソフトウェアエディターも付属し、音色エディットも行えるわけです。MIDI アウトプット端子が付いているので黒い方のπλ2と合体させてデュアルで音を出すようなこともできるようです。
NAMM 2015 ではπλ2 のファームウェアアップデートバージョン2.1も展示予定。このアップデートバージョンではMIDIマッピング機能が追加されているので、MIDIコントローラを使った操作を楽におこなえることができるとのことです。