前回のポストで紹介したベルリンのソフトウェアメーカーSugarBytes。そしてこれが今月末にリリースされるプラグインシンセCyclop。モノシンセとはいえエフェクター、シーケンサー、モジュレーション、そしてウォッブルジェネレーターをかまし、激しいベースサウンドを作ることができる前代未聞のシンセサイザー。見ての通り相当クレイジーなことになってます。
インターフェイスの下の部分。左から、二つのオシレーターセクション、ルーティングセクション、二つのフィルター。オシレーターはSaw、Analog、FM、Transformer(サンプラー)、Sectromat、Phase Stressorの6種類から選択ができる。
4つのノブとその下にある録音ボタンと再生ボタン。ノブの動きをシーケンサー上に録音することができ、中央のスクリーンでその動きをエディットする。キーボードを押さえると活発に動き回る。
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ドイツのソフトウェアメーカーu-heから昨年末にリリースされたヴァーチャルアナログシンセDIVA。歌姫という意味のDIVAなのかと思っていたのですが、実は’Dinosaur-Impersonating Virtual Analogue'(恐竜を装ったヴァーチャルアナログ?)の略なのだそうです。ともかくそんな大きなイメージを湧かせる名前の通り、DIVAは数年前のソフトシンセに比べ、遥かにリッチなサウンドを持つヴァーチャルアナログシンセです。
厳密に言うとDIVAはセミモジュラーシンセで、オシレーター、フィルター、エンベロープのそれぞれを交換することができる作りになっており、これらを自 由に組み合わせることでユーザーの好みに応じたシンセサイザーをデザインしていくことができるのがこのDIVAの大きな特徴。オシレータースロットには4つ、フィルタースロット にも4つ、エンベロープスロットには3つのオプションが用意されてあり、それぞれが有名ビンテージアナログシンセをエミュレートしたもので、それぞれが大きな特徴を持っています。(詳しい内容はこちらのチャートを参考にしてください)
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かつてSteinberg Cubaseに搭載されていた二つのソフトシンセModel E とVB-1が「VSTクラシックvol1」と題してフリーダウンロード公開中。サポートは受け付けていない。もちろんVSTフォーマット、Mac/Windows 64ビット版に対応している。
Model E(写真上上)はMoogのようなインターフェイスのアナログスタイルのシンセ。CPUの消費が低い経済的なシンセ。VB-1(写真上)はバーチャルベース。ピックの位置を変えることができるのが当時とても新鮮だった。