ReProAlphaUI

 

ドイツ・ベルリンのソフトウェアメーカーU-heが、シーケンシャルサーキット1981年のアナログモノフォニック・シンセサイザーPro-1をエミュレートしたプラグインソフトウェアRePro-1のアルファバージョンを公開しました。RePro-1アルファ版はPCとMacのVST/AUに対応しています。

「リサーチ用ソフトウェア」として無償配布されているRePro-1アルファ版は、年内発売が予定されているフルバージョンの一部の機能が制限されたバージョンですが、サウンドクオリティに関しては同等のものが備わっています。また、アルファ版は5つのフィルターモードを搭載していますが、それぞれのサウンドキャラクターやCPUの消費具合が微妙に違います。u-Heはこの違いに関してユーザーからのフィードバックを得ることによって、フルバージョンにどのフィルターを搭載するか参考にするとのことです。アナログシンセの名機Pro-1の完全再現に向けたU-heのリサーチに協力してみませんか。

RePro-1のアルファ版ダウンロードはこちらから。

U-he

Dirigent

 


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先日書いた「充電ケーブル1本で、iPad/iPhoneの音をAbleton Liveに取り込む方法」という記事の反響が大きかったので、今日はその続編ということで、StudiomuxというiOSアプリを使い、iPad/iPhoneの音をコンピューターに取り込む別の方法を紹介しましょう。

Studiomuxは以前にこのブログでも紹介したAudiomuxのアップグレードバージョンで、通常のUSB充電ケーブルを使うだけで、iOSデバイスからコンピューターへ最大8チャンネルのオーディオをストリームすることができるアプリです。例えば、Ableton Linkを使って幾つかのアプリでセッションしているとき、それぞれのアプリをAbleton Liveのオーディオトラックにレコーディングできたり、または、友達のiPhoneも接続して、2台のデバイスを同時にAbleton Liveにレコーディングするようなことが可能となります。

Studiomuxはオーディオストリーム以外にも、MIDIインターフェイスとしての役割もこなす機能豊富なアプリなのですが、今日はこのオーディオの部分だけに絞って見てみます。Studiomuxは、iOS 7.0 以降のiPhone/iPad/iPodTouch、そしてMac OS10.7とWindows7 以降に対応しています。

 

Studiomux のAudio機能概要:

  • iOSデバイスからMac及びWindows PCへのオーディオのストリーム
  • VSTとAU対応、iOSアプリのDAWの連携が簡単に
  • 一度に複数のiOSデバイスの使用可能、各デバイスは8ステレオチャンネルまでの双方向のストリーミングが可能
  • IAAとAudioBus対応の数多くのアプリに対応
  • IAAとAudioBusミキサー搭載、ボリューム、ミュート、モニター操作可能
  • 簡単な操作でインストゥルメントアプリやエフェクトアプリのルーティングが可能
  • IAAアプリにはMIDIノートのインプットが可能、VSTインストゥルメントと同様に扱うことが可能
  • Ableton Linkに対応、IAAアプリとの同期が可能

 

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スウェーデンのソフトウェアメーカーAudio RealismのBass Lineが久しぶりのアップグレードを果たし、Bass line 3(ABL 3)としてリリースされました。ローランドTB303のエミュレーションソフトウェアとして人気を博したABL のバージョン1 がリリースされたのは2003年のこと。その後2007年にはバージョン2がリリースされ、今回およそ8年ぶりのアップグレードとなりました。

ABL 3のエンジンは大きくリニューアルされ、サウンドも大きく改善されているとのこと。新しいパターンの入力方法も加わり、昔の303のように、ステップ入力に苦痛を感じることはありません。リアルタイムでランダムにパターンを作れるランダマイザーや、オーディオファイルを検知しパターンを自動生成するオーディオアナライザーなど、モダンな機能も新装備。次世代のバーチャルTB303と言うにふさわしい、納得のプラグイン。iOSバージョンも出たらいいのに。

 

 

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Native InstrumentsのKONTROL S-シリーズキーボードとコンピューターをつなぐソフトウェアKOMPLETE KONTROLのバージョン1.5がリリースされました。

今回のバージョン1.5では、NKSという新しいプラグインフォーマットが採用されたことがハイライトです。このNKSに対応するサードパーティ製ソフトウェアはKONTROL S-キーボードの機能をフル活用できるようになり、例えば、キーボードのブラウズスイッチを押してプリセット音を選択できるようになったり、キーボードの8つのノブにはソフトウェアの特長に応じてパラメーターがあらかじめマップされます。つまりは、サードパーティ製のソフトウェアであっても、NIのKOMPLETEやKOMPLETE ULTIMATEのプラグインと同等に扱えるようになるわけです。

NKSに対応しているソフトウェアのリストは次のリンク先に記載されています。

http://www.native-instruments.com/jp/products/komplete/keyboards/komplete-kontrol-s-series/nks/

ある意味驚きだったのは、ArturiaのV-Collection 4が全面的にNKSに対応していることです。これに伴って、V-Collection 4の半額セールも始まっているので、この機会にソフトウェア音源をさらに充実させるのもいいかもしれません。NIとは違った傾向の音色を楽しめます。価格$199

 

VSTへの対応

KOMPLETE KONTROL も遂にVSTに対応することになりました。これからはS-シリーズのアルペジオ機能やスケール機能を使ってVSTインストゥルメントを演奏できます。ではNKSとの違いは何か?というと、例えばインストゥルメントのプリセットをキーボードから選択できなかったり、Light Guide(鍵盤の上で光るイルミネーションガイド)機能に対応していないことです。キーボードの8つのコントローラにはVSTソフトウェアのパラメーターが表示されるのですが、まったく無差別な表示方法なので、どこに何のパラメーターがあるのか見つけるにはかなり苦労します。しかし「Plug-in パネル」という新しい機能によって、独自にパラメーターの表示配列を変更(カスタムマッピング)することができるので、例えば、頻繁に操作したいパラメーターを好きな場所にアサインすることができます。

 

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ハイグレードなサウンドクオリティを誇るEVENTIDE、いつの時代も私の中では別格の扱いなのですが、そのEVENTIDEが新旧17種類のプラグインをバンドルしたAnthology Xを発表しました。スタジオで見たことのある数々の名機をついに自宅でさわることができてしまいます。価格が$699、フォーマットはVST、AU、AAXで、MacとWindowsの64bitと32bit共に対応しています。登録にはiLokアカウントが必要ですが、ドングルは必要ないとのことです。もっと嬉しいのはデモバージョンが用意されていることです。あまりの豪華さにどこから手を付けていいのかわかりませんが、やはりまずはハーモナイザーでしょうか。詳しくは公式HPよりどうぞ。

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Native InstrumentsはKOMPLETE KONTROL の新バージョン1.5 のリリースを予告しました。リリースは10月28日。

KOMPLETE KONTROLはNIのコントロールキーボードS-シリーズに付属するソフトウェアで、KOMPLETE (NIの膨大な量のソフトウェアやライブラリー)を一括して管理できるソフトウェアです。ソフトウェアとキーボードは常にリンクし、キーボードから直接プリセットのブラウジングを行うことができます。またソフトウェアのパラメーターがキーボードのコントローラノブに自動的に表示されるので、面倒な設定なしに音色コントロールを行えたり、キーボードのユニークな機能(タッチストリップやアルペジエーター、スケール、コード機能)を使う演奏が可能です。

以上がこれまでのKOMPLETE KONTROLの主な機能なのですが、問題はNI製のプラグインしか管理することができなかったことです。このキーボードを使っている人ならわかってくれると思いますが、とにかく便利なので、どうしてもNIのプラグインばかり使ってしまう傾向が強くなります。逆にサードパーティ製プラグインを開くととても不便に感じてしまい、スタジオの中心的存在であるMIDIキーボードとしてはあまりフェアではなかったような気がします。AKAI Professional がADVANCE シリーズというコントローラキーボードでVSTプラグインとの統合をすでに実現していることもあり、後手に回ったNative Instrumentsがどのような融合を実現するのかが期待されていたところです。

そしていよいよ今月末にリリースされるKOMPLETE KONTROL 1.5ですが、昨日これに伴う3つのニュースが発表されました。

 

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