NI_Reaktor_6

 

Native Instruments はフラッグシップソフトウェアREAKTORのアップデートバージョンREAKTOR 6 をリリースしました。REAKTOR 5 のリリースは2005年、つまり10年ぶりのメジャーアップデートということになります。

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OBSCURIUM1

 

ドイツ・ベルリンのソフトウェアメーカーSugarBytesが新しくリリースしたOBSCURIUM。OBSCURIUMは早く言ってしまえば、ステップ・シーケンサー付きのシンセサイザーと言ったところなのですが、これまでの ステップシーケンサーの常識をはるかに超えるものです。数回のクリックだけで、スケールやコードパターンを作ることができたり、同時にシンセサイザーのパラメーターやフィルターもシーケンス化することで、なんとも複雑で不思議なフレーズを作リ出すことができます。作ったパターンにはモーフィングやモーションシーケンスを加え、パターンに動きを付け、さらに変形させていくことができます。さらに面白いのは、OBSCURIUMから他のVSTプラグインを音源として呼び出し、操作することができるところです。(下の画像、OBSCURIUMからKORG MS-20VSTを読み込んでみたところです)

 

obv

 

まずはSugarBytes公式HPよりデモバージョンをダウンロードして、プリセットを試してみるのはどうでしょう。鬼のようなインターフェイスにはびっくりしますが(!)、これまでのSugarBytesとは違った、オーガニックなサウンドも特徴的です。モジュラーシンセのように、偶然性に期待しながら楽しいフレーズを作ることができそうです。
この夏の要チェックソフトウェア。この後もう少し詳しく報告するつもりです。

 

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vintagedrum

 

80年代のヤマハのドラムマシンRX-5。私はこのスネアの音が大好きで、いまだにサンプルを鳴らしては「う〜ん」と唸ってます。RX-5のサンプルライブラリー自体は簡単に見つかるものではありますが、RX-5をVST/AUプラグインとして蘇らせた「Vintage Drum Element」がリリースされました。なんて便利。しかも無償 🙂

「Vintage Drum Element」は5つのキットを収録。ドラムキットの他にFX、マリンバ、オーケストラのような、いたく80’sなキットも収録してあります。トータルにリバーブをかけることができたり、アナログレコードのようなノイズを付け足すVinylというエフェクト、その他トレモロ、パンチといったエフェクターも装備し、80’sの雰囲気を速攻で作りたい時に大いに役に立つはずです。

まずはデモトラックを聞いて80’sに想いを馳せて見るのはどうでしょう。

 

 

VST/AUプラグインをダウンロードするにはまずはトラックを購入(BUY NOW)を押し、ここで金額を設定します($o~)。ダウンロードしたファイルの中にプラグインファイルが入っています。ENJOY!

Single Cycle Audio @ Bandcamp

 

 

 

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soniccharge1

 

SonicChargeが新しいプラグインEchobodeをリリースしました。Echobodeはフリークエンシー・シフターとディレイが合わさったエフェクターで、もともとは2012年にReasonのRack Extensionとして始めてリリースされ、その後Teenage enginnringのシンセサイザーOP-1にCWOという名前で搭載されているエフェクターでもあります。今回、はじめてVST/AUバージョンとしてリリースとなったことでより多くのユーザーがこの刺激的なエフェクターを愛用できることになります。

さらに、この新しいVST/AUバージョンではSMEARというセクションが機能追加されており、スペーシーなリバーブや新しいモジュレーションの可能性が広げられています。特にメタリックなサウンドを作ることを得意としているようですが、様々なタイプのループに使い、つまみをひねってみるだけで乗り物酔いしそうな?脳内覚醒しそうな?耳に刺激的な様々な効果を作れることがわかります。気に入った人は3週間使えるトライアルバージョンを試してみましょう。プリセットをためしているだけでもかなり楽しいです。

 

 

Echobode 価格$44

Sonic Charge


morph2

 

「モーフィング」はコンピューターグラフィックの手法の一つで、ある物体から別の物体へと自然に変形する映像をみせる。私が思い出すのは、その昔マイケルジャクソンが「Black and White」という曲のPVの中で、様々な顔の映像を次々と変形させていたことだ。

この「モーフィング」を、音楽テクノロジーに応用させた場合、たとえば、水が滴る音がいつの間にか人の声に変わっていたり、ピアノの音がいつの間にかギターに変わっていたり、一つの音を別の音に徐々に変化させていくことができるのだろうか?試してみたいことは山ほどあるわけだが、そんなことをリアルタイムで実現するプラグインソフトウェア「Morph 2」がドイツ・ハノーバーに拠点を置くZynaptiqというソフトウェアメーカーからリリースとなった。元々はProsoniqというメーカーが開発したソフトウェアのバージョンアップという形でのリリースとなっている。

 

 

 

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akaipro_Advance25_thumb

 

AKAI Professional は3種類のUSB MIDIキーボードコントローラ、Advance 25・Advance 49・Advance 61 のリリースをアナウンスしました。鍵盤のサイズは25鍵・49鍵・61鍵で、いずれもベロシティ+アフタータッチに対応しています。

Virtual Instrument Player (VIP) というソフトウェアを使うことによって、VSTiプラグインシンセサイザーをスタンドアローンシンセサイザーのようにコントロールすることができるようになるもので、面倒なMIDIマッピングをすることなしに音色管理やパラメーターのコントロールをすることができるようになるそうです。本体左上に装備されている4.3インチのフルカラーディスプレイからパラメーターの動きも目で見ながら把握することができ、プラグインインセサイザーのポテンシャルを十分に引き出せることのできるキーボードコントローラといえそうです。

付属するソフトウェアはVacuum Pro, Loom,・Hybrid 3・Xpand!2,・Velvet・ Transfuser (AIR Music Tech)・Eighty Eight Ensemble( SONiVOX)・TOOLROOM RECORDSによるアーティストサウンドパック。ニュマークコーポレーション傘下のメーカーによるソフトウェアが揃えられています。

Advance Keyboard にはMPCスタイルのパッドも装備され、ベロシティ+プレッシャーセンシティブに対応、パッドはカラフルに光るようです。また、アルペジエーター・タイムディヴィジョン・ノートリピート・タップテンポ機能も装備しています。このあたりはNI Maschine の影響といった感じです。

Native Instruments のKONTROL Keyboard と同じく、バーチャルインストゥルメントとの一体化を目的としているものなので両者を比較してみるのも楽しいかもしれません。AKAI Advance の有利な点はカラーディスプレイとMPCパッド。キーボードを演奏する者としてはこちらの方がいろいろな演奏を楽しめそうです。そしてVSTi プラグインとの統合がうまく行われているようなので、DAWソフトウェアとの連携もかなり円滑になるはずです。

まずはNAMM 2015 でのレポートを楽しみに待ってみたいと思います。キーボードやディスプレイのクオリティも気になるところです。

発売は2015年初旬、価格はおよそ¥$399.99(Advance 25) $499.99(Advance 49) $599.99(Advance 61)  となっています。いや−MIDIキーボードもかなりハイクオリティ、ハイプライスになってきましたね。

 

 

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