2107年Musikmesse開幕。とはいっても数年前の活気はほとんどすべてベルリンSuperboothに吸い尽くされてしまったかのような感がしないでもありませんが、そんなMusikmesseのシンセサイザーエリアの中でさりげなく目立っているのがお国元ドイツの名門シンセメーカーWaldorf社による8ボイスのハイブリッドシンセquantumです。
インダストリアル・デザイナーAlex Hartmann氏を迎え開発されているquantum。Alex Hartmann氏といえばこれまでAlesis、Moog、Studio Logic、Access、そして独自ブランドNeuronの開発に携わってきたシンセ界の重要人物。その甲斐あってかquantumのルックスはかつてのWaldorf製品を思わせる妙に堂々とした印象を受けます。
特に目を引くのが中央にあるタッチディスプレイ。Messe展示されるプロトタイプではまだ十分な動きを確認することができませんでしたが、将来的には4本指までのマルチタッチに対応、iOSアプリNEVEと同じようにスペクトラムやウェーブフォームをグニャグニャとタッチすることでサウンドを変幻させることができるようになるそう。またKomplete ParameterというLFOのような波形を実際に目で見ながら作っていけるのも今時な印象を受けます。
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ドイツのハードウェアシンセメーカーWaldorfは、ユーロラックモジュールを収納できるキーボードkb37を発表しました。本体斜めに傾いたフロントパネルには、100HPまでのモジュールを収納できるスペース(およそ50cm)が空いています。鍵盤部にはFATAR社製の37鍵のキーボードが採用されており、ベロシティとアフタータッチに対応しています。キーボード左横にはピッチベンドとモジュレーションホイールを装備しリアルタイムのコントロールが可能となります。フロントパネル左横に置かれているCVインターフェイスは、MIDIチャンネルのプログラムも可能となります。
ユーロラックモジュラーシステムは「音のプレイグラウンド」なんて言われるくらい、サウンドデザインの大きな可能性を持っています。ただ問題は、何かと複雑そうなところで、どうやって弾いたらいいのかわからない、なんて話もよく耳にします。その点、このkb37は、キーボードも付いているモジューラーケースなので、これまでの「取っつきにくさ」が幾分解消されるに違いありません。
また、通常のユーロラックケースとは違い、kb37ならアウトプットモジュールやMIDIモジュールのマウントも必要なくなります。ライブ用、持ち運び用として考えるのもかなりアリなのではないでしょうか。
気になる価格ですが、まだ発表はありません。
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StereopingMIDI コントローラキットがFMシンセサイザーの可能性をアンロックする?!
この上なく使いずらい1980年代のラック式音源モジュール。使いずらいがゆえにまだまだ私たちが知らない多くの可能性も秘めているわけです。そんな使いずらい当時の音源を、今の感覚で、ノブを使って動かすことができたなら、、、と思っている人は多いはずです。
ドイツのシンセメーカーStereopingのMIDIコントローラはおよそ40個のパーツを自分で組み立てていくキットとして販売されています。組み立てにはある程度ハンダ付けも必要となるそうです。tzzzzzzz 怠惰な人はこの時点で脱落ですね。でも下のデモビデオ(ヤマハの1986年のFM音源モジュール TX-81Z をコントロール)を見てみると、もしかしたら頑張ってみようかな、、と思ってしまうのです。というのも、TX-81Zのサウンドが彫り起こされているような、そんな音がするのです。
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ドイツのシンセサイザーメーカーWaldorfが2015年第2四半期にリリースを予定しているiPad ドラムマシンAttack の詳細が発表になりました。Attackは同社によって2001年にVST プラグインシンセとしてリリースされ、今なお特にテクノアーティストの間では人気のあるドラムシンセサイザーの一つ。このAttackが2015年にはiPad アプリとして復刻、iPadミュージシャンにとっては願ってもないニュースに違いない。対応するiPadのバージョンはiPad 3 (Retina), iPad mini (1,2,3), iPad Air (1,2)となっている。
iPad バージョンのAttackには24種類の音色が備わり、各音色はタッチユーザーインターフェイスを使いながらフルにプラグラムしていくことが可能。そして16ステップのシーケンサーを使いリズムパターンを作っていくことになる。オシレーターは太く、フィルターは柔軟性に富み、エンベロープは早くキレのあるサウンドを作ることができる。各ドラムサウンドには4つのインサートエフェクターを掛けることができ、エフェクターの種類はディレイ・イコライザー・ドライブ・フェーザー・フランジャー・コーラス・フレーズボコーダーなど。フレーズボコーダー?おそらくWaldorf NAVE に搭載されていたものと同様、歌詞を入力することによってボコーダートーンでの発声が可能になるもののようだ。またAttackのシンセエンジンはポリフォニックでの発音も可能で、シンセ・ベース・リードサウンドを作ることもできる。ドラムパターンと掛け合わせることでナイスなグルーブパターンが作れるに違いない。NAVEと同様、ディープなサウンドメイキングを可能とするAttackはiPadの必須音楽アプリとなるだろう。価格は17.99$となっている。
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ドイツのシンセサイザーメーカーWaldorf はYou Tube Waldorf Music Channel にてNAMM 2015 での出展商品を紹介しています。
1) 人気アプリNAVE のVST/AU/RATSバージョン
2) nW1 ウェーブテーブルモジュール、Waldorf初のユーロラックシステム
3) Attack Drum Synthesizer & Sequencer 新しいiPadアプリ
4) Waldorf Edition 2 Waldorf プラグインソフトウェアバンドルのバージョンアップ(Attack, D-Pole & PPG Wave 2.V)
元Waldorfのサウンドデザイナー・プロダクトスペシャリストであるWolfram Franke氏によって設立されたFrank Music。このメーカーの第1弾となるソフトウェアがiPad専用のアプリ、グルーブボックスStroke Machine。
12のドラムトラックとメロディトラックを使い、ステップシーケンサーでグルーブパターンを作っていくアプリ。ディープなサウンドメイキングはもちろん、スタジオだけでなくライブパフォーマンスにも使える本気の音楽アプリ。
まだほんの数分しか試していないのですが、音の方はさすが、コアなエレクトロニックサウンドです。
MIDIなし、AudioBusなし、あくまでもスタンドアローン。Wistは付いています。結構重いので、iPad2ではちょっとキツいです。
App Storeにて¥1,500
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