ダンス系音楽のビッグアーティストDeadmau 5が公開した、Windowsタッチスクリーンを使った巨大MIDIコントローラ。iPadアプリのTouch OSCにもちょっと似ているようです。この大型コントローラはまだ開発途中のこと。ちなみに、Deadmau 5 は2012年8月にはこんなパフォーマンスも見せてくれています。

 

via Synthetopia

 

 

 


 

ドイツ・ベルリンで開催中のIFA (世界最大のコンシューマーエレクトロニクスショー)。IFAは世界から1,400社以上のブランドが出店する今年53回目を迎える電気製品の展示会。コンピューターを始めスマートフォン、オーディオ、家電、カメラ、様々な種類の電化新製品が場内に展示されていますが、アップルはここには来ていません。

ここ数年の「タッチスクリーン化」の波はさらに勢いを増し、展示されているスマートフォンやタブレットの数の多さにはビックリさせられます。より高速になるCPU、より高画質になり軽量化するスクリーン。Samsung、Sony、Panasonic、LG、Lenovo等アジアのメーカーの気合いが目立ちます。Samsungスマートウォッチのようなウェアラブル・ディバイス、PanasonicやLenovoの大型タブレットディバイスはやはり気になるところです。

オーディオの分野で特に目立ったのは、ストリーミングラジオに対応するプレーヤー。Blue ToothやAir Playに対応するワイヤレススピーカーシステムも数多く見ることが出来ました。高解像のアンプ、スピーカー、ヘッドフォン、プレーヤーなどは特に頑張ってもらいたい分野です。MP3のようなチープなサウンドを聞かざるを得ない若者達の耳は早急に救われなければならないでしょう。

音楽制作系のメーカーはIk Multimedia、Pioneer、Teenage Engineeringを発見することができました。Ik Multimediaは iRig Pro、Pioneerは多くのDJ関連製品を展示していましたが、先日発表したばかりのDJコントローラDDJ-SP1 を見つけることは出来ませんでした。Teenage Engineering はクラウドスピーカーOD-11の展示をしていました。Teenage Engineeringといえば数年前にNAMMで発表したOplab が気になるところなのですが、その後の製作進行状況を伺ってみたところでは「満足できる製品にするにはまだ時間がかかる、、」との返答でした。

 

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今やWindows 8が搭載されているタブレットやタッチパネル搭載PCは多く発売されています。例えばWindows Surface Proはintel core i5 CPU、10.6インチスクリーンが搭載され、これまで使ってきたWindowsのソフトウェアをそのまま使える上に、USBポートにMIDIキーボードを接続することができるなど、iPadとはかけ離れた素晴らしい柔軟性を備えています。

そうはいっても10.6インチのスクリーンでAbleton LiveやCubaseのようなDAWソフトウェアを操作するのはさすがに億劫ではあったりするわけですが、一方では27インチタッチスクリーンタブレットも存在するなど、Windowsタブレットの選択の多さはディベロッパー泣かせといったところではあるに違いないのですが、このタッチ式操作に見合ったWindows 8のアプリ製作は急がれているに違いありません。

そんな中、昨日Image LineがリリースしたFL Studio Grooveはこの「タッチ式操作」に焦点を当てたシーケンサーアプリ。

 

 

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今月末にXILS-labからリリースが予定されているプラグイン・ボコーダー「XILS V+」ローランドが1980年代初頭にリリースしたVP-330(YMOのトキオ!で有名なあのロボットサウンド)をエミュレートしたようなデザインになっていますが、はっきりとした記載はされていません。この「XILS V+」は10バンドビンテージボコーダーのエミュレートに加え、Top Octave Dividerというオシレーターを使ったストリングサウンドとヒューマンボイスをブレンドしていくことのできるプラグインで、XILS-labのオリジナル機能も多く搭載。USBドングルによるコピープロテクション方式に関してはブーイングが多くあるようですが、ボコーダーファンとしてはとても気になる製品の一つ。

現在「XILS V+」のフリーライセンスが当たるクイズが実施されています。ハードウェアボコーダーと「XILS V+」 の2種類のオーディオサンプルを聞いて、どちらが「XILS V+」のサンプルか当ててくださいとのこと。興味ある人はこちらよりどうぞ。(でも、ちょっと難しくないですか?これ)

プリオーダー €89

XILS-lab

 

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Image LineのDAWソフトウェアFL StudioのメジャーアップデートバージョンFL Studio 11がリリースになったばかり。パフォーマンスモード機能の追加、マルチタッチ操作、その他、新しいブラグインの追加など、多くの機能が追加されているFL Studio 11。これまでのユーザーは無償でアップデートできる。下のビデオはイントロダクションビデオ。

 

パフォーマンスモード

Ableton Liveのクリップビューと同じように、クリップをトリガーしていくことができる機能で、MIDIコントローラ、コンピューターキーボード、タッチスクリーン(Windows)を使った操作が可能になっている。対応しているコントローラは、AKAI APC20/40 、Novation Launchpad、Lemur、 Livid Block、 NI Maschine/Mikro  KORG padKONTROL、 NI Traktor Kontrol などすでに多くのもの。エフェクターモジュールはコントローラやマルチタッチスクリーンにマッピングすることが可能になっており、FL Studioを使ったライブパフォーマンスに焦点があてられている。

 

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超新時代のMIDIインターフェイスiConnect MIDI4+がNAMM2013で登場。まずこのiConnect MIDI4+は3種類のディバイスを接続することが可能。たとえばiPhoneとiPadとコンピュータなど、コンピュータとiディバイスのどんなコンビネーションでもオッケイ。さらに4つのMIDI in/out端子と8つのUSB MIDI(ハブを使用)を使い、合計で12のMIDI機材を接続できてしまう豪華ぶり。

もっとスゴいのは、Audio Pass-throughという技術で、これによってMIDIデータだけではなくiPad/iPhoneのオーディオ信号もコンピュータのDAWソフトに送ることができてしまうというとてもビックリな話。例えばMIDIを使ってiPadを演奏させ、オーディオインターフェイスを通すことなく、iPadの音を直接DAWソフトウェアにレコーディングすることができるわけです。

さらにスゴいのは$249,99という価格。小型バージョン$89.99のiConnect MIDI2+もあり

これはちょっと試さなきゃいけないでしょうー。今年の「いっかいNAMM大賞」かも。

 

  • 4 In & 4 Out Sets of MIDI DIN Connectivity
  • Supports 8 additional MIDI devices via USB Host Port + Powered USB Hub
  • MultiHost Capability – Connect 3 Computing Devices Directly & More via Network
  • Network Connectivity
  • Supports MAC, PC, & iOS Computing Devices
  • Audio Pass-Through Between Up to 3 Computing Devices
  • Integrated MIDI Manager With Snapshot Preset Storage – For MIDI Thru, MIDI Merge, Filtering, and Advanced Routing Control
  • USB MIDI Class Compliant
  • Supports Over 64 Ports of 16 Channels of MIDI I/O Per Port
  • Plug and Play – No Drivers Needed
  • Charge iOS Devices

 

iConnectivity

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