先週27日に行われたGoogle I/O 2012で公開されたMiselu Neiro。そしてそのアプリケーションの一つとなるVocaloidのプロトタイプも続いて公開されました。海外ではまだ日本ほど熱狂的なブームとはなっていないVocaloidなのですが、このMiselu Neiroとともに世界のミュージシャンがどのような使い方をしていくのかとても興味深いところです。

下のビデオはEngadgetの取材より、開発者の水口哲也氏によるデモンストレーションです。2つのモードからなるこのVocaloidアプリ。一つは、すでにインプットしてあるメロディにユーザーが好きな歌詞をインプットして歌わせるモード。そしてもう一つはすでにインプットしてある歌詞を使ってユーザーがキーボードで音程をインプットしていくモードがあるようです。ビデオを見るかぎりiOSのVocaloidアプリよりもはるかに動きが良さそうです。

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現在開催中のGoogle主催の開発者向けイベント「Google I/O 2011」において、Android搭載マシンMiselu Neiroが展示されている模様です。モバイル音楽ツールとしてだけではなく、様々なメーカーとのパートナーシップによって開発されるアプリケーションには特に注目が集まっており、そのうちの一つ、Retronyms開発によるドラムマシーンXOX Drum Derangerについては先日お伝えした通り。

そして今日公開されたアプリケーションは、nStudio(パッドベースのサンプラー、シーケンサー、ミキサー)とPlasma Sound (テルミンとキーボードをベースにしたインストゥルメント)。さらにシンセファンの目を輝かせるのはKorgのPolysixとYAMAHAのVOCALOID。Polysixは80年代に製造され、今でも人気を誇るアナログシンセのエミュレート版。そしてVOCALOIDは言わずと知れたYAMAHAの音声合成技術。 こういう展開になるとiPad追撃もありえるのかも。。発売時期は2013年。ますます期待が高まってきました。下のビデオはEngadgetのレポートより。

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ヤマハが1998年に発売したFS1R。ボーカロイドのもっと前の時代に喋り声を合成することができた画期的なマシンだったのですが、そんなFS1Rに搭載されていたFormant Sequence機能をシュミレートしたというFlashウェブサイトを発見。プリセットで遊んだ後は、自分のハードディスクに入っているAiffファイルをインポートしてみてください。グラニュラーシンセやリシンセシスでは得られない面白いボイスシーケンスパターンを作ることができます。さらにエディターを使えば、ここでセーブした.syxファイルをFS1Rにエクスポートすることも可能。まずは試してみて。スペースキーを押すと音がなります。http://zacharcher.com/lab/fseq/fseq-flash.html

  • Import AIFF files
  • Audition and edit formant sequences in real time
  • Vowel- and function-drawing tools
  • Export .syx files for the Yamaha FS1R
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ヤマハからテノリオンのiOSアプリケーションTNR-iが発売されましたね。本家のテノリオンに比べたら触り心地もたいしてよくないし、見た目もイケテルとは言いがたいのですが、面白いのはネット接続によって世界中の知らない人とネットワークセッションができるといところ。これがなかなか面白いのでぜひ紹介したいと思います。

ネットワークセッションに入るにはiPhone/iPadのGame Centerにログインすることが必要です。ここでTNR-iを選択し、プレイボタンを押します。

するとTNR-iが起動し始めます。Clearボタンと中央下のtenorionの文字あたりをタッチするとMultiplayer Game選択ページが現れます。ここでPlay NowボタンをおすとAuto-Match機能によってセッションの相手が自動的に選択され、うまく相手が見つかるとそこからTNR-iセッションが開始できるようになります。しかしここで割と時間がかかります。僕自身Auto-Matchを10回くらいトライしてるのですが、相手が見つかったのは2度ほど。3分ほど待ってGameCenter errorメーッセージを受け取ることも多々。うまく相手が見つかればラッキー。まあ、時間帯にもよるのでしょうね。何人の人がスタンバイしているとか、そういった情報もいっさい分かりません。

またはあらかじめGame Centerの友達リストに登録済みの友達ともすぐにセッションが可能ということですが、僕はまだ試していません。

しかしながらセッションはとても楽しいものでした。思いもよらない展開になったり、意外なフレーズが相手から飛び出したり!! マニュアルによると4人までの同時演奏が可能ということですが、まあ、4人になってしまうと誰がどんな演奏をしているのかがわからなくなってしまいそうなので、僕は二人でオッケイです。もっといろいろな人とセッションしたいので、TNR-iをすでに入手している人はTwitter経由でぜひ連絡ください!!セッションしましょう。

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Musikmesse2011で発表されたYAMAHAからのiMX-1。iPhone、 iPad、 iPod touch用のMIDIインターフェイスでCore MIDI対応。遅かれ早かれこのような製品は登場するであろうと思っていましたが、これで厄介なiPadのMIDI問題が解決する運びになるわけです。見た目、Line6にそっくりの黒い小型のボディ。値段、発売日はまだ未定とのこと。http://jp.yamaha.com/products/music-production/interfaces/i-mx1/

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YAMAHA DX-7のエディターがフリーで配られています。iPad アプリケーションTouch OSCとMissing LInkを使うことでMIDI SYSEX信号をDX-7に送信することができます。これで厄介だったDX-7,TX-7,TX-816のエディットが楽に行えるようになります。ダウンロードはリンクよりどうぞ。

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