MusikMesseのデジタル機器コーナーでもっとも盛況だったのがパイオニアのブース。プロユースからコンシューマー向けまでのパイオニア最新DJ機器が並べられているその様子は壮観。
そんなデジタルDJ機器をリードする有力ブランドであるパイオニアから先日発表されたばかりのリミックスステーションRMX-1000。33.4cm×15.7cm×0.57cm×1,3kgの小型ボディにはDJコントローラー+エフェクター+サンプラーの機能が詰め込まれている。isolate FX、Science FX、X-Pad、Release FXの4つのセクションからなる操作パネルでは、おなじみのエフェクトから組み合わせによる派手なエフェクトまで、とにかく直感的な操作を楽しむことができる。そして驚くことはその動作の安定性。スタンドアローンとしてだけではなくAU、VSTプラグインとしてスタジオ内のDAWソフトウェアと連携をとれるあたりもさらに魅力的。
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デスクトップアナログシンセサイザーDoepfer Dark Energyの生産中止が発表され、ファンにとってはとてもショッキングな話題となったのは先月の話。Musikmesse 2012ではDark Energy Ⅱがプロトタイプとしてエントリー。フィルター部分が新装され、形、価格はほぼ同じままで、今年の夏のリリース予定が発表されています。下のビデオはDe:BugマガジンによるDieter Doepfer氏のインタビュー(ドイツ語)です。中盤そのサウンドをちょっと聞くことができます。
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赤いボディに包まったAKAI MPC FLY。AKAIサンプラー S-2000がiPadアプリとなり、専用コントローラとともにスポーティーな形でよみがえっています。パッドのたたき心地はやや薄っぺらいかな?という印象がありましたが、そこは本家MPCと比べること自体がナンセンスかと。エディットはiPadのタッチスクリーンで行うことができ、これは新しい感触。さわっていると、これがiPadなのかどうか忘れてしまうようなコントローラとの一体感。iTunesライブラリーに入ったトラックをすばやくサンプリングすることができたり、即、エディットページに入れるのが今の時代のスピード感なのかも。
NAMM2012での発表以来、長いこと待たされ続けているMPCファンの人々。その気持ちよく分かります。今回のMusikmesseでもMPC FLYはガラスケースの中を出たり入ったり。しかしもうすぐです。
いっかい AKAI MPCがiPadアプリTabletopに載るというニュース
いっかい AKAIの復興はいかに?その3 MPC Fly遂にに登場