フランスのメーカーFeeltuneから発表された新Rhizome SXE。キーボードをメインとしたワークステーションはYAMAHAやKORGなどから多く発表されているが、このRhizomeはシーケンサーパッドをメインとしたドラムマシーン型ワークステーション。OSにはWindows 7が搭載してある。4つのLCDスクリーンは超鮮明、16のパッドと32のノブは十分な感触。8つのアウトプット端子。99%のVSTプラグインもサポートしている。その快適な動作にはビックリさせられる。ダンス系ミュージックのクリエーターは要チェックだ。価格は€3299

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Musicmesse2012のピアノ、オルガン展示コーナーに設置されていたドイツのメーカーEndeavourのブースでは世界初のタッチセンシング・キーボードEvo Keyboardが展示されていました。各鍵盤の表面にタッチセンサーが付いており、指を上下に動かすと様々な表現が加えられるというコントローラーキーボード。さっそく試奏してみることに。

各鍵盤のサイズは通常のものよりも長く、最初はとても奇妙な印象を受けます。鍵盤のハンマーアクションは比較的軽く、Rhodesエレクトリックピアノのような感覚。しかし鍵盤の表面を指で上下に動かしてみると、これは今までのピアノやキーボードとは違う物だということが理解できるようになります。

下のビデオでこのEvoによる新しい鍵盤の感覚をチェックしてみてください。問題は価格が€2700。え?という数字ですが、今年度末にはサイズも値段も縮小された製品が発表されるとのことです。

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Patchworkはwebブラウザーで遊べるオンラインバーチャルモジュラーシンセサイザー。モジュールをつなぎ音楽、エフェクトサウンド、ただのノイズまでも作れてしまいます。高価なモジュラーシンセを手に入れる前にこれで感をつかんでおくのもいいかも。

こちらのリンクよりどうぞ。

 

いっかい  ウェブブラウザーで遊べるシンセサイザー Osciple

いっかい ウェブブラウザーで遊べる可愛いシーケンサー The Pixel Plant ver5.0

いっかい  PatternSketch で気軽にドラムマシーン

 

via Synthetopia


今回のMusikumesseの訪問のなかで、もっともホッとした気持ちにさせてもらった場所がここ。日本・大阪のアナログシンセメーカーREON。大手楽器メーカーのブースが並ぶ大通りからやや脇に入った小路でのインディペンデンスなメーカーの出展、ここではパーソナルな驚きと楽しみを与えてもらえます。代表の荒川氏による本格モジュラーシンセ、そして奥様の着物姿に多くの人が新しいインスピレーションを感じとっていたようにも感じました。

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AKAI MPC FLYの発売が間もなくか、というところに新たなる競合が登場。デザイナー Kyle DeHovitz氏 とIsaac Blankensmith氏によって開発中のMPCタイプのiPadコントローラー・プロトタイプ。アルミ製のボディには伝統的な16のパッド、4つのフェーダーと8つのノブが並べられてあり、iPadに似合うシンプルでエレガントなデザインになっている。Nicolas Jaarを監修に迎え、ライブパフォーマンスに必要なワークフローの向上にも努めているという。オープンソースのディバイスとして作られており、サポートするアプリケーション次第ではとても期待度の高いコントローラーとなりそうですが、我々が実物を目にするまでにはまだ時間がかかりそうです。

via The Creators project

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先日、紹介したばかりの球体コントローラーAlphaSphereがMusikmesse2012に登場。数年前に日本に留学していた頃からこのプロジェクトに取りかかり始めたというインヴェンターのAdam君。彼からいただいた上の画像はその当時の様子を物語っています。

ミラーボールのような、地球儀のような球体には、48個大小様々な大きさのパッドが取り付けてあり、USBケーブルで接続されたコンピューターのサウンドをトリガーします。パッドのさわり心地はクッションのよう。指をパッドに押し込むような操作感は今までの楽器やコントローラーにはなかった新しいもの。今回のMusikmesseの中で、一番ピースフルで一番フレッシュなエントリーだったのではないでしょうか。下のビデオはアダム君によるAlphaSphereアクション。いまいち音が聞き取りにくくて申し訳ないです。

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