タッチパネルを搭載するというiMac Touch発売の噂がありますが、ちょっとその前に意外な展開が。わずかiPodほどのサイズのLEAP、これをコンピューターと接続することによって、スクリーンをさわらずに、両手でコンピューターをコントロールすることができるようになります。LEAPサイトによると、マウスやキーボードよりも正確、iPadなどのタッチスクリーンよりも確実な動きをするというのです。驚くのは3Dコントロールができるということで、手を押したり引いたりするアクションにも反応するということ。
これに対応するバーチャルインストゥルメントがあったら楽しいでしょうね。何よりもスクリーンが指紋だらけにならないのも良し。早く試してみたいですー。Mac、Windows対応、$69,99 今年の冬に出荷予定。現在LEAPサイトにてプリオーダー受付中。まずは下のプロモーションビデオを見てみてください。
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派生していくKorg Monotron。ついこの間はNasty Monoというフィードバックコントローラーを紹介したばかりですが、今日のシンセ系ニュース界隈ではMegatronというドッキング型拡張音源が話題になっています。Monotronをディバイスに差し込むとMIDIコントロール可能なベースシンセに変身。加えて、エンベロープ、パルス波、サブオシレーター、オーバードライブも付いているという完成度の高さ。しかし残念ながら売り物ではありません。詳しくはJacob Watters氏のサイトよりどうぞ。
以前にも紹介したPittsburgh Modular Foundationのイントロダクションビデオが公開されました。ビデオを見るかぎりこのFoundationは様々なタイプのサウンドが作れるようです。100%のアナログサウンドはもちろんのこと、サイズ、デザインも含め、新しい時代のモジュラーシンセ。
ケースの中に収められたモジュールの内容は次の通り。各モジュラーの詳しい内容は同社ホームページでチェックしてみてください。
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前回のポストで紹介したベルリンのソフトウェアメーカーSugarBytes。そしてこれが今月末にリリースされるプラグインシンセCyclop。モノシンセとはいえエフェクター、シーケンサー、モジュレーション、そしてウォッブルジェネレーターをかまし、激しいベースサウンドを作ることができる前代未聞のシンセサイザー。見ての通り相当クレイジーなことになってます。
インターフェイスの下の部分。左から、二つのオシレーターセクション、ルーティングセクション、二つのフィルター。オシレーターはSaw、Analog、FM、Transformer(サンプラー)、Sectromat、Phase Stressorの6種類から選択ができる。
4つのノブとその下にある録音ボタンと再生ボタン。ノブの動きをシーケンサー上に録音することができ、中央のスクリーンでその動きをエディットする。キーボードを押さえると活発に動き回る。
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ドイツの首都ベルリン。多くのアーティスト、レコードレーベル、クラブシーンを抱える音楽にもっとも寛大な街。東西が融合され、人の流れが大きく変わりつつある中で、ベルリンの人々の音楽への愛情はコンピューターサイエンスと融合し、Ableton Live、Native Instrument、SoundCloudなど、この十数年の間にドイツベルリンに拠点を置く音楽ソフトウェアメーカーの成長は著しく、人々の音楽制作のあり方そのものを大きく変え、それに伴いエレクトロニックミュージックそのものが成長変化することに大きく貢献している。今日紹介するSugarBytesは次の時代のベルリンミュージックソフトウェアメーカー。
Robert Fehse氏(下の写真右)とRico Baade氏(写真左)の二人によって創立されたSugarBytesは旧東ベルリン、現在では閑静な住宅街で知られるプレンツラウアーベルク地区にオフィスを構えている。気さくにオフィス訪問に応じてくれたRobert氏、思った以上にリラックスした雰囲気のオフィスに派手派手しさはなく、これもまた好印象。二人の出会いは10数年前、ともにNative InstrumentのReaktorのプログラマーとして活躍、当時はNI創立者Stephan Schmittの傍らで「どのようにしてうまくDSPを動かすのかを見て学んでいた」というRico氏。その後二人は独立しSugarBytesの創立に至っている。「とにかく僕らの出会いはラッキーだったよ」
SugarBytesのプラグインはオーソドックスなプラグインとは違い、どれもユニークなアイデアが詰まったものだ。複雑化しがちなコンピューターソフトウェアをシンプルで面白く操作できるインターフェイスに、そして新しいサウンドを生み出すサウンドエンジンの開発に情熱が注がれている。エレクトロニックミュージックやダンスミュージッククリエーターの視点を見据えた彼らのマーケティングは特に冴えており、昨年はTurnadoという8種類のエフェクターを複合利用するマルチエフェクターがヒット。そのパワフルでいてクリエイティブなプラグインはスタジオ内だけではなく、ライブパフォーマンスでの表現の仕方も変えつつある。Kid606、Mouse on Mars、Herbert、Modeselektor、SiriusMo、Teddy Riley、UNKLEなどの新旧ときめくエレクトロニックミュージックアーティストに支持されているのも頷ける話だ。
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