3種類の木製のオルゴールがiPadの上にのり、アプリケーションと相互作用。ipadから流れる音楽と絵は、3種類別々の世界観を持っています。なんて素敵な。

ECAL / University of Art and Design, Lausanne Switzerland

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キネクトを使ったボディジェスチャーコントロールはこのブログでもいくつか紹介してきましたが、このV-Motion Projectはそれらのレベルを大きく超える興奮のパフォーマンス。巨大な壁に写しだされる映像がインターフェイスとなり、ダンサーの動きがキネクトを伝い、Ableton Liveをコントロールします。

テクノロジーは使われていても、それが実際にどう使われているかどうか人々が見て明確に分かるような作品を作りたかった、というディベロッパーの話。確かに。昨今のエレクトロ音楽のライブパフォーマンスはミュージシャンが実際に何を演奏しているのかオーディエンス側にはさっぱり分からないものが多いですよね。そう考えるとこの先クラブの中で見るエレクトロ音楽のライブもこんな方向に向かって行ってももおかしくないのかもしれません。

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先週行われたNAMM 2012でお披露目となったKinektron デジタルシンセキューブ/ K-DSC-1。見た目はかわいらしいラジオ付き目覚まし時計かなにかのように見えますが、実はMIDIシンセサイザーと16ステップのシーケンサー機能を持つ”セミプロフェッショナル”向けの音楽制作マシン。アクセロメーターが内蔵しているので、このキューブを縦に横に振ることでジェスチャーを使ったコントロールもできるそうです。さらに赤外線通信が可能で、コンピューターやモバイル機器からのプログラミングも可能だということ。そしてこのK-DSC-1に続くシリーズ⬇の販売も予定されているそう。

  • K-ASC-1  アナログシンセ
  • K-APM-1  アナログパーカッションモジュール
  • K-DSP-1  デジタルシグナルプロセッサー
  • K-MAMC-1  MIDIインターフェイス+オーディオミキサー(シンセキューブと外部MIDIマシンを同期させることができる)

価格は$200以下の予定で発売は2013年初旬とのこと。

カワイイKinektronはスェーデンのOP-1と並べたらもっとカワイイでしょうね。早く音を聞いてみたいですが、待ちきれないファンの為にはこんなものも用意されています。

 

Kinektron

via Synthetopia

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ここ数年海外ではユーロラックタイプ(規格)のモジュラーが大人気。様々なメーカーが参入し、様々な個性的モジュールを発表しています。ひとつひとつのモジュラーのサイズが小さいので、大昔のようにタンスに囲まれながら仕事をするような状況にはならず、小スペースで、様々な機能を持つモジュラーを地道にそろえていくことができるのが現代のモジュラーシンセの魅力。一番気になっていたのは値段だったのですが、でもよく調べてみると実は有名ビンテージシンセなんかと比べてみたら断然割安であることに気がつくのです。そして将来的な拡張性も考えてみれば、今こそモジュラーシンセの世界に飛び込んでみるのも全くアリなのでは、、と思っているところです。

今日紹介するのはそのスタートポイントとなるマウントケース。モジュラーを入れて行く為のケースのことなのですが、Tip Top AudioのHappy Ending Kitはなんと価格$149。パワーサプライが収納してあり、ラックマウント型としてもデスクトップ型のマウントケースとしても使えるデザインがされています。それなら行けるかも!!と思った方は下のインストラクションビデオをどうぞ。

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KOMA Elektronik、ドイツ・ベルリンに拠点を置く2010年設立の新しい音楽ハードウェアのエフェクターメーカー。春に行われたMusikMesse2012では会場内にブースを作らず、専用タクシーの中に機材(そしてシャンパンとキャビア)を用意し、フランクフルト市内を観光しながらデモンストレーションを行ったというユニークな逸話を持つ新しいメーカーです。製造から発送までもすべてを自分らで行っているインディブティックメーカーならではのフレッシュでユニークなアイデアと愛情の詰まった製品は、手にするとその暖かみが伝わってくるものです。

今日は新作KOMMANDERの出荷が開始され始めたたばかりのKOMA Elektronicsのオフィスを訪問.。さっそくその新作を試させてもらうことになりました。KOMMANDERは、トップパネルから赤外線が照射され、内蔵するセンサが赤外線の反射光を感知することによって作動。手や足をこのマシンにかざすことで、マシンから出力されるCV/GATE量をコントロールすることができるというユニークなマシン。RolandのD-BeamやAlesisのAir FXではエフェクターとしてすでに使われているアイデアではありますが、こちらはモジュラーシンセサイザーとどのような接続をするかによって、時にはテルミンのような繊細な演奏ができたり、時には予測不可能な大胆なサウンドを奏でることができるなど、エフェクターとしてもコントローラーとしても幅広く使うことができる所が大きなポイント。

 

KOMMANDERの本体はアルミボックス製、小型のギターエフェクター程の大きさ。9VのDCアダプターで作動。リアパネルには4つアウトプット端子(2つのCVアウトと2つのGATEアウト)を持ち、2つのセンサーを使うことで最大で4つのパラメーターを同時に操作することができる。本体裏面にある4つのTrimmersで出力ボルテージの増減、GATEのスレッショルド増減を調節をすることができる。

X-Y軸のセンサによって手の動き、手とセンサーとの距離を感知する。試したところでは、センサからの距離およそ縦20cmと横15cmまでの動きを感知したようだった。

自前のRoland SH-101を持ち込んでのテスト。さらにKOMA FT 201 (アナログフィルター+10ステップシーケンサー)も接続し、SH-101にクロック信号を送信。これが自分のSH-101なのかと耳を疑いたくなるような奇想天外なサウンドにビックリ。サウンドを掘り起こして行くかのような作業はまさにアナログシンセワールド。ついついはまってしまいます。

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iPadで48トラックのオーディオレコーディングシステムが実現するというWaveMachine LabsからのAuriaがリリース。iPadで通常のDAWソフトウェア並みの仕事ができてしまうなんて、スゴい話です。(MIDIはサポートしていませんが)

  • 48トラックまでの同時プレイ
  • 24トラックまでのオーディオレコーディング 対応オーディオインターフェイスは次のリンクより
  • 44.1KHz, 48KHz and 96KHz サンプルレート対応
  • サードパティによるVST(iOSバージョン)プラグイン対応、in-appストアでの購入が可能
  • 8つのアサイングループと2つのAUXセンド
  • パワフルなオーディオエディター
  • フルオートメーション

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