Apple GarageBandがバージョン1.4をリリース。なんとAudioBusに対応!Korgのアプリ、Animooog、Cubasis、PPG、Sunrizer,,,,などAudioBus対応のアプリのサウンドをGarageBandから直接再生録音できるようになりました。MIDIコントロールはまだできないようです。しかし、iOSアプリが一つにまとまる瞬間を見ているようでユーザーとしては単純に嬉しいです。
AudioBus は昨日よりSDKの一般公開始めました。本当にスタンダードになったAudioBusに乾杯!
App StoreにてAudioBus半額セール中
Garage band for iOS バージョン 1.4 の新機能
• Audiobus 対応の音楽AppをGarageBandから直接再生/録音できるようになりました*
• “グリッドに沿う”機能がオフにできるようになり、リージョンやノートの編集作業時により細かく精確にコントロールできるようになりました
• 他社製オーディオアクセサリをヘッドフォン/マイクロフォンジャックに接続している場合にフィードバックが発生する原因となる問題を修正しました
* iPhone 4S、iPod touch (第5世代)、iPad 2以降が必要です。Audiobusは別売です。
App StoreにてGarageBand for iOS ¥450
デスクトップ型の新しいシンセサイザーWaldorf Rocketをちょっとだけ試してみました。9つという程よい数のノブとスイッチ、難しいことを考えずに音作りを楽しめるシンセで、個人的にはかなりのヒット♥ Dave Smithのようなアグレッシブなサウンドがいきなり飛び出してくるのとは違い、ああ、これぞドイツのシンセだ!!と感じることのできるいい意味で生々しいシンセサウンドです。面白いのは「WAVEノブ」で、右に回していくとハーモニーが生成されます。フィルターはかなり凶暴。アルペジエーターはトリッキー。「BOOSTスイッチ」を入れると今どきのザクザクとしたサチュレーションのかかったサウンドになります。ミニシンセサイザーといわれているほどサイズはミニではないのですが、サウンドはビッグ。USB MIDIはちょっと不安定なので、付属するパワーサプライを使いMIDIケーブルを使ってコントロールたほうがいいようです。デモを作ったので聴いてみてください。
去年から待たされているAKAIのiPad専用コントローラケースMPC FLY 30がやっとリリースになるとのアナウンス。この30が意味することはiPadの旧式規格のコネクタ(30ピン)に対応してるということのようで、おそらく後に新規格のコネクタに対応するMPC FLY Lightning? とかMPC FLY 8? のようなバージョンがリリースされるのかもしれない。iPadアプリiMPCの専用コントローラとしてはもちろん、Core MIDIに対応したアプリにも(バーチャルに)対応しているというのはうれしい話。問題はパッドのたたき心地ですが、果たして。しかしiPadのケースとして考えてみるのも全く悪くなさそう。AKAI公式サイトのストアにて販売 $199 (アプリiMPCは別売り)
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ドイツでは現在音楽権利問題が大きなトピックスになっています。昨年、ドイツの著作権協会(GEMA)はドイツベルリンのクラブやディスコでの楽曲使用料に対し大幅な値上げを発表。クラブは現在の約10倍の使用料の支払いをしなければいけないことにもなり、一部のクラブやディスコの存続が危ぶまれているという状況があります。
そして今日のニュースはDJにとって驚きなニュース。ドイツは正式に「デジタルDJライセンス」の義務付けを発表。これはどういうものかというと、DJがデジタルコピーした楽曲をプレーする場合、たとえiTunesやBeatportから購入したものやプロモーションとして無償で得たものであれ、CDRやハードディスクにコピーしたすべての楽曲に対するライセンス料を払わなければいけないというもので、金額は1曲につき0.13ユーロになるという。DJはGEMAなどの著作権協会との契約が必要になり、執行は今年の4月1日からになるとのこと。つまりは、Traktor のようなソフトウェアを使うDJはライセンスの取得が義務になってくるというわけです。自分でCDを焼いてプレーをするCDJも同様。
確かにこのライセンス料は音楽作家の権利やCDやレコードの売り上げを保護するための処置なのでしょう。しかしDJは実際にどの曲をプレイしたのかを申告することはできないわけで、果たしてこのライセンス料がどこにどのような分配がされていくのかは不透明。また、すでに購入したCDやレコードをハードディスクにコピーする場合ではライセンス料の2重払いになってしまうのでは?デジタルダウンロードした曲は私的使用のみなのか?という疑問や批判は多々あるわけです。果たしてこれは実現するのでしょうか。
クラブ大国ドイツベルリンに立ちふさがる新しい壁。このような旧式の徴収方法ではなく、もっと近代的なアイデアがこの国になるあるはずだと思うのですが。ドイツでプレーをするDJの方、特にPCDJの方は要注意かもしれません。
via De:Bug
Native Instruments Reaktorはユーザーが自作のディバイスを開発することのできるソフトウェア。もちろんインストゥルメントとして使うことも可能で、先日発表されたばかりのNI MONARKや、斬新なSFXサウンドを作るTwisted toolsもReaktorアンサンブルのいくつか。最近のバージョンではOSCにも対応しており、iPadのようなタブレットを使ったコントロールも可能になり、その可能性はまだまだ無限大といったところ。やや難しそうなイメージが強く個人的にはまだあまり手を付けていない所ではあるのですが、Reaktorフォーラムではユーザーによる自作アンサンブルが3000以上も公開されていたり、本当の意味での新しいサウンド(しかもフリー)はこの辺りにあるのではないかと感じています。ReaktorはNative Instruments Kompleteに付属、まだ試したことのない人はフリーバージョンであるReaktor Playerから始めてみるのはどうでしょうか。
さて、見た目壮観な上の画像。これ、NI Reaktorのアンサンブル集Boscomacです。ノスタルジックなサウンドやエフェクターが22種類、各ラックはなんとフリーで配布されています。 ビンテージなピアノやドラムマシンやエフェクター、琴、ネジ巻き式オルゴールのラックなんかもあります。(琴の音はあまり本物っぽくないのですが、スケールはしっかり琴になっているので、雰囲気はアリ)もし気に入った場合はPayPal経由でドネーションしましょう 。Reaktor Playerでも動作します。ダウンロードはリンク先よりどうぞ。
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本日リリースとなったiPad専用のDJアプリ d(- -)b は、Ableton Live のコントローラTouchableのディベロッパーによって製作された 本格的なDJソフトウェア。ミニマルなデザイン、美しいカラーコーディングが施された波形をタッチしながら、ビートマッチング、ピッチコントロール、キューポイント、ループ、3チャンネルミキサーなどデジタルDJにとって欠かせない機能を操作していくことができる。マルチチャンネルのオーディオインターフェイスを利用することでヘッドフォンを使ったモニタリングなど、オーディオルーティングの設定も可能になる。
しかしそれだけでは終わらない新しいDJアプリ。d(- -)b はユーザーがインターフェイスを1からカスタマイズすることができるモジュラータイプのDJアプリで、たとえば、2デッキ+ミキサーだけのシンプルなデザインであったり、1ページにつき1デッキの大きなデザインを作ることが可能で、ユーザーが必要な機能だけを選び、使いやすい配置のDJレイアウトを作ることができてしまう。このカスタマイズ、、実際のところは慣れるまでには時間がかかってしまうのだが、実に楽しい作業だったりする。オリジナルデザインのデッキでDJプレーをすることができる新しいデジタルDJの楽しみ方も提案するニューアプリd(- -)b!!!
詳細
- 世界初、モジュラータイプのiPad DJアプリ。このモジュラーアプローチによって、ユーザーがアプリに適合するのではなく、アプリをユーザーに適合させることができる。
- プリインストールされたDJセットのテンプレートを使うことや、最大で6デッキまでのセットを複数のページを使って製作することが可能。
- DJが必要とする様々なモジュールが装備。アプリ内のエディターを使うことによりユーザー自身の使いやすいDJセットアップを作ることが可能。
- フェイク・ターンテーブルの代わりに、美しいカラー波形を採用。グリッド同期やピッチコントロールのようなビートマッチングは波形をタッチしながら行うことができるTouchable DJワールド!
- マルチオーディオルーティングをサポート、d(- -)bを使うことによってiPadがプロフェッショナルなDJツールになる。しかもパワフル、カスタマイザブル、ポータブル!!
- iTunesライブラリーからの読み込み可能
モジュール
- 3バンドEQ+Killスイッチ
- 4つのまでのキューポイント設定
- Loop/Loop Roll (Loop Roll: Loops を利用しても本来再生していた場所に再び戻ってくれる機能)
- EQスナップ/EQマジックトライアングル (マジックトライアングル!意味深なネーミングですがTouchableチームならではのユニークなEQ)
AudioBus、MIDIマッピング、エフェクターモジュール、MIDIクロックなど、次期アップデートにて多くの機能サポートを予定。嬉しい!そうなればDJアプリでは初のAudioBus対応。MIDIクロックがサポートされればDAWソフトウェアと同期してd(- -)bをサンプラーとしても使えるようになるわけです。MIDIコントローラも使えるようになれば文句なし。
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