Maschineに標準で付属する音源はおよそ6G分のもので、サンプルの数は18000以上。ダンスミュージック系のサウンドやドラム、パーカッションサウンドが中心となっていますが、ベース、リード、アコースティックドラム、ピアノ、ストリングス、ブラスなど、幅広いジャンルでも使えるインストゥルメントサウンドも用意されています。
バージョン1.6でのライブラリスペックは次のリンクの通り
どのサウンドもすでに磨きがかけられており、とてもクリアーで、前に出てくるサウンドは今の時代にもっともアピールするところでしょう。ダンスミュージックに不可欠な低音に関しても十分に気が配られており、たとえばTR-808や909のキックに関しては、本物と比べてもあまり引けをとらない位の厚みを感じることができます。それもそのはず、Loco DiceやTimo Maasなど有力現役アーティスも音源制作に参加しているようです。
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レコードを使わない次世代のDJスタイルを提案するパイオニアのCDJシリーズと、Native Instruments Traktorがまさかの技術統合。
Traktor最新バージョン2.5.1は、パイオニアCDJ (2000/900/400) とUSB接続するだけで、CDJをDJコントローラとして扱うことができるようになり、CDJのディスプレーにはキューポイントや波形などの細かいトラック情報も表示されるようになるそうです。さらにパイオニアのDJミキサー(DJM-900 Nexus Mixer)との接続では、ミキサーをオーディオインターフェイスとして、そして4チャンネルのDJミキサーとしても使うことができるようにもなるとのことです。
CDJユーザーにとってのメリットは、TraktorのRemixDeck機能(F1やX1コントローラなど)、キューループ機能、エフェクターを使えるようになること。
TraktorとCDJのそれぞれのワークフローを損なうことのないスマートな統合。これらのやりとりにはMIDIではなくHIDというプロトコルが使用されており、このHIDはすでにTraktor S4コントローラーやF1コントローラに利用されているものなのですが、MIDI信号を使うよりもはるかに正確なコントロールを実現すると言われているものです。
クラブやバーでパイオニアの対応CDJがどれくらいのシェアを占めているのかにもよりますが、Traktorユーザーは、これまでとても厄介だった ミキサーにライン接続をする作業 から解放されることになり、これからは遅い時間にクラブに行っても、多少酔っぱらっていてもすぐにプレーを始めることができるわけです。
この二つのブランドがこんなにもスンなりと統合してくれるなんて、本当に嬉しいアップデートです。
昨日リリースされたAppleのOS 10.8 Mountain Lion。たくさんの新機能を早く試してみたい気持ちも分かりますが、DTM系の人はアップデートするまでには (例によってのことではあるのですが)ちょっと時間をおいた方がよさそうです。問題は、USB3を装備する新しいモデルのMac Bookだけではなく、OS X Mountain LionをインストールしたUSB2を装備するMac、またはOS 10.7をインストールした新しいモデルのMac Bookにおいても、USB環境でハードウェアを使用した際にオーディオシグナルの不良が発生するということなのです。
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iPadアプリLemurを使い、Native Instruments MaschineをコントロールすることができるSL-M1。左手にある2つのパッド、右手に並ぶ4つのスライダーを使い、最大での64のMaschineマクロコントロールノブを操作することができる。大型のMaschineコントローラには8つのノブがついていますが、両手を使って操作ができるのは当然2つのノブまで。このSL-M1を使うと両手を使って同時に8つのパラメーターを同時操作できたり(8つはちょっと多すぎかもしれませんが)、瞬時にパラメーターをリセットすることやフルレンジにすることができ、iPadならではのコントロールが可能になる。通常のMaschineのコントローラでは及ぶことのできない、より複雑で新しいサウンドを作ることができ、テクノ心が大きく揺すぶられます。ライブ環境でも使えそう。Lemurプレミアムコンテンツ、フリー。
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