NI Reaktor専用のソフトウェア作るメーカーTwisted Tools。新しくリリースされたS-Layerは、最大8つのサンプルをスロットに並べ、レイヤーを作り、音を加工していくサンプラー。エフェクターやパラメーターを様々なコンビネーションで使うことで、ここから生み出されるサウンドバリエーションは無限大。今まで聞いたことのないワンショットサンプルやループ、サウンドエフェクトを作ることができる。128のサンプルが付属。iPad LemurとNI Maschineでコントロールする為のテンプレートも付属する。$69
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現代音楽のDNAを探ろう!というテーマのウェブサイトWho Sampled。「この曲のこのフレーズはどの曲からサンプリングされたものなのか?」という問いに答えてくれるサンプルネタ専門のサイト。ロンドンに拠点を置くサイトなので、J-popまでを網羅しているわけではないですが、かつてサンプリングの魔術師と呼ばれた「ピチカートファイブ」の音楽のDNA(サンプルネタ)はほとんどすべて見つけることができます。
そんなWhoSampledによって発表されたこの30年間のサンプリング音楽の統計。この統計によると、2010年には4501のサンプリング使用楽曲が確認されているそう。著作権法の問題もあってか、一時は消極的に扱われていたサンプリングテクニックですが、この数年の間に再び盛り上がりをみせているようです。
ジェームズブラウン 彼の音楽は1976回に渡ってサンプリングされているという驚きの数字。そのうち「Funky Drummer」という曲は468回。パブリックエネミー、カイリミノーグ、エイフェックスツイン、モビーなど、様々なジャンルのミュージシャンによって使用されていることが確認されています。
Dr.DRE ヒップホップの大御所プロデューサーDr.DREは現代のサンプリング大王。彼のプロデュース作品の47%はソウル、ファンク、ディスコトラックからのサンプリング。また36%はヒップホップ、7%はロック、3%はサウンドトラックなど多岐にわたるジャンルからサンプリングを行い楽曲を制作しているようです。
The Winstons/Amen Brother ほとんど聞き覚えのないアーティストとそのタイトル。しかし1969年に発表されたこの曲がサンプリングされた回数は663回!!サンプリングされているほんの数小節のドラムソロフレーズが今なお人々の心を熱くしているという驚くべき数字。是非YouTubeでオリジナルトラックをチェックしてみてください。1:26からがその有名なフレーズ。
とはいえ、フレーズサンプリングする際はくれぐれも慎重に。
もっと詳しい情報(英語)を読みたい方は次のリンクよりどうぞ。
濃いインターフェイスがとても印象的なiPadニューアプリWerkBench。リアルタイムに音を録音しながら、エディット、2つのシーケンサーを使い、リズムパターンを作っていくアプリ。プリセット音源ではない、オリジナルビートを簡単に作ることができるのが嬉しい。YouTubeデモンストレーションビデオも個性派ぞろいで、特にKorg Monotronを使いパターンを組み立てて行くビデオが面白いです。
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Audio ThingからリリースされたNI Kontakt専用ライブラリーのタイトルは「Milk Shake」。ミルク、ジュース、シュガーの3つの材料(サンプル)をシェイクし、エフェクターをかけて出来上がり。今ならたったの$5。Audio Thingのライブラリーは他にもユニークなタイトルがたくさんあります。スプレーの缶をサンプルした「Pipes」、おもちゃの鉄琴をピンポン玉で演奏した「Pong Glockenspiel」など。
ご存知パフォーマンスサンプラーElektron OctatrackがOSバージョン1.2をリリース。多くの新機能の中でも目玉はThe Pickup MachineというLooper機能。思いついたフレーズをオーバーダビングすることができ、特にライブパフォーマンス重視のビートボクサーやギターリストにとっては嬉しい新機能。下のElektronデモンストレーションビデオでもある通り、フットMIDIコントローラーを使えばレコーディングがより楽に行える。あらかじめ作ったシーケンスデータとの同期も瞬時に行えたり、プレーバック最中のエフェクト操作も可能だ。感だけに頼って操作するのはやはり難しいものの、一度覚えればOctatrackがより愛らしくなることは間違いない。
と、操作に四苦八苦していたところに「SineWaveに乗せてって/Octatrack日誌」というブログを発見。とても丁寧な説明がされており日本人Octatrackユーザーにとっては救いの神のよう。
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