イギリスのレイブシーンから登場し20年間以上に渡りレコードリリース、世界的なツアーをしてきたもっとも成功しているといえるテクノグループのひとつアンダーワールドの一人であるDarren PriceがスタジオにてMachine1.6のみで作ったという新しいトラックを披露してくれます。
Machine1.6では50以上の新しい機能をフューチャー。どのNIのインストルメント、他社のVST、AUプラグインをダイレクトに読み込みが可能。KOMPLETE ELEMENTが付属。ライブ感覚でそれぞれのパターンにリアルタイムでスイングかけることが可能。パッドリンクにて、たとえば一つのパッドをたたくことによって同時にいくつものパッドをならすことが可能。自分のコンピューターの OSからドラッグアンドドロップでオーディオファイルの読み込みが可能。16のステレオアウトプット。64ビット対応など。
写真は旧東ベルリンのミッテ地区にある、なんだかとてつもなく大きな建物。実は1960年代にセントラルヒーティング用の熱を作るために建てられたという発電所で2007年よりその一部がテクノクラブで有名なトレゾアとしてリニューアルされ週末はクラバー達でにぎわっている場所なのですが、2010年末よりさらにTrafoというアート系イベントスペースがオープン。昨日Ryoji Ikeda氏のDatamatics(ver,2.0)の公演があり見に行ってきました。
エントランスを抜けると何やら怪しい階段が、ここを昇ると、、、向かって正面。ベルリンの巨大なインダストリアルな空間でのIkeda氏のデジタル轟音とシンクロする映像はまさに圧巻。
まだまだ何が隠されているのか分からない、興味深いベルリンです。
pics from FaceBook Trafo
一見どこにでも見かけるようなタバコと灰皿ですが、ここではタバコを灰皿の淵に置いたり、タバコの箱を開けることで音をジェネレートしたりモジュールしたりしています。特にシンセサイザーに関する知識のない人でもこのような簡単な操作でユーザーは複雑なシンセ音楽を作ることができるようになります。
デジタルというと大概の人にとっては複雑で近づきがたいものなのですが、このプロジェクトでは親しみのあるものをインターフェイスとして使用することで(タバコや灰皿)、どんな人でも抵抗なく気軽にさわることができ、テクノロジーへの親近感、かつクリエイティブな使用法を促すのが目的としています。C++とOpenFrameworksを使用。ライトセンサーがシンセサウンドをコントロールし、音のキャラクターはフリークエンシーとアンプモジュレーションによって変化させているようです。禁煙者にはあまり美しいインターフェイスではないかもしれませんが、、、。
via Steelberry Clone