いかした音楽アプリは続々とリリースされているのですが、MIDI機能に対応しなかったり同期信号を送受信しないアプリにはまったくもってガッカリさせられます。その点、FunkBoxとLittleMIDI Mashineは早くから同期信号の入出力に対応しており、非常に好感を持てるアプリケーション。これなら実用性がある!と納得できます。

上のビデオはそのFunkBoxとLittle MIDI mashineを使ったデモンストレーション。4つの音源とiPadとiPod touchがシンクロしている様子です。

使用機材

Funkbox(iPad)/リズムトラック マスタークロックとして作動。

Little MIDI Mashine(iPad)/ シーケンサー Funkboxと共にiPad内でマルチタスキング起動、Funkboxのクロックスレーブとしてシンク。(マルチタスク機能は次のバージョンアップから搭載予定)

Omega2/ シンセサイザー Little MIDI mashineがMIDI信号を送信。iPadとAlesis IO dock経由でMIDIケーブル接続されている。

Monotribe /シンセサイザー Korg SyncKontrolアプリが起動しているiPod touchとシンクケーブルで接続。iPadとiPod touchはwifiワイヤレス接続

 

AirVoxはiPhone iPadのカメラが手の動きを読み取り音を奏でます。右手で音のピッチを、左手でビブラートやボリュームなどのパラメーターをコントロールすることができます。音楽的に初心者の人でも楽しく音で遊べるだけでなく、アドバンスの人でもいろいろな音楽表現が出来るアプリ。21世紀のテルミンか!!

50のスケール、48のサウンドプリセット搭載。レコーディングしたファイルはemail、wifi、SoundCloud経由でシェアが可能。

yonac

app store にて¥250

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VirSynからリリースされたAddictive Synthは今までのiPadシンセとはやや違います。アシッドループやスペーシーなサウンドを得意とするとてもパワフルなシンセで、複雑なサウンドもWAVE、CONTROL、ARPの全3画面上で簡単に制作、エディットすることができます。

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Maxという音楽ソフトウェアをご存知だろうか? ユーザーがコンピューター上で独自のシンセサイザーやエフェクターを作ることができるもので、今でも多くのミュージシャンやビジュアルアーティスト等によって使用されているコアなソフトウェア。そんなMaxの名前の由来となったのがマックスマシューズという人。1950年代にコンピューターを楽器として利用することを考え始め、当時彼が研究していた電話機に使われていたプログラムをそのまま音楽製作に利用できることに気がつき、MUSIC-Nというプログラムを開発した。そして1961年には世界で初めてコンピューターに歌を歌わせることに成功するのです。

その後もマンマシンインターフェイスの研究の第一人者として活躍しましたが残念ながら今年の春に亡くなっています。

Daisy, Daisy, give me your answer do

I’m half crazy all for the love of you

It won’t be a stylish marriage

I can’t afford a carriage

But you’ll look sweet upon the seat

Of a bicycle built for two.”

 

 

今週、IK MultimediaからiRig MIDI、そしてLine6からMIDI Mobilizer2が発表されました。これによってすでに発売開始されているYAMAH iMX-1とあわせ3社によるiOS MIDIインターフェイスバトルが展開されることに。現段階ではiRig MIDIがややリードか? 今までにはない魅力的な特徴を持っています。

MIDI Thru  MIDI IN端子に入力された信号をそのままスルーして出力する端子。例えば、外部キーボードからiOS音源を演奏し、それと同じ情報を他のMIDI音源で鳴らすことが可能に。

USB Power Port  これによってMIDIインターフェイス接続中でも電源の供給が可能に。とくにライブ演奏にiPad iPhoneを使用する際には安心感が。

SampleTank for iOS  iRig MIDIに付属するアプリSampleTank Freeにはなんと1G分のサウンドが収録。アコースティック、オーケストラサウンドからエレクトロ、ムーグサウンドまで。デモサウンドは次のリンクより。http://soundcloud.com/ikmultimedia/sets/two-new-products-coming-soon

IK Mulitimedia

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Roland Junoシリーズにインスパイアされて作られたというiPadシンセサイザーEpic Synth。エピックという名前のわりにはエピックっぽくなく、むしろとても地味なシンセです(苦笑)。しかしPlay modeとEdit modeの全2画面からなるデザインは非常にシンプルで使いやすい作りになっています。アナログシンセサイザーを1から学んでみようという人にはお勧めできるiPadシンセです。

Epic SynthはCore MIDI、Line6 Midi Mobilizerに対応しているので外部キーボードからの演奏も可能。個人的にはアルペジエーターとホールドスイッチをオンにしておき、エディットページで音作りをするのが好きです。目盛りを1〜2mmほど動かしただけでも音が微妙に変化し、つぼにはまったサウンドが作れたりするアナログシンセの醍醐味は十分にシュミレートされています。OSCのLFOの効きが悪いのですが、来週にはバージョンアップで修正されるとのこと。

App Storeにて¥450

Epic Synth

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