90’sのテクノでよく使われていたスピーチシンセサイザーがVSTプラグイン「VST Speek」としてリクリエイトされました。操作は簡単。文字をタイプしてSPEAK!ボタンを押すだけ。MIDIキーボードからの操作もオッケイ、ピッチベンドも使えます。無償でダウンロード可能ですが、今のところWindowsのみの対応です。

 VST Speek

 

 

 

 

 


Ableton 公認トレーナーLive schoolがリリースした「Roland AIRA TR-8 Samples x Fairchild Compressor」。発売前のAIRA TR-8 のサウンドがFairchild 670 コンプレッサーを通してレコーディングされ、Ableton Live 9 Drum Rackのフォーマットで収録されています。今日からAIRA TR-8 のサウンドを使って音楽作りができてしまいます。なんと無償でダウンロード可能。

「Roland AIRA TR-8 Samples x Fairchild Compressor」では全32のドラムパッドが使われており、そのうち16のパッドがドラムサウンド、16のパッドが808のキックサウンドから作られたベースサウンドが割り当てられています。ドラムパッド左側のマクロコントロールではベースサウンドの音色操作を行うことができ、右側のマクロコントロールでは各ドラムサウンドの音色選択やピッチ操作を行うことができます。

ダウンロードは http://blog.liveschool.net/roland-aira-tr-8-samples/ よりどうぞ。

 

 

さて、こちらの方はDe:Bug Music Technikが公開したばかりのAIRA TR-8とTB-3の生デモサウンド。特にScatter FX が細かくチェックされているので、気になっていた人、是非チェックしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

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コルグ Gadget for iPad はガジェットと呼ばれる15のシンセサイザーとドラムマシンを使い、自由に演奏したり組み合わせてダンスミュージックの音楽制作を行うことのできるアプリ。今年の1月末にリリースされてから、現在もアップルストア(音楽カテゴリー)では第一位。発売記念価格25% オフは3月31日まで延長になっています。

ガジェット

15種類のガジェット(ドラムマシン・PCMシンセサイザー・モノシンセサイザー・パーカッションシンセサイザー・チップシンセサイザーなど)これら新たにデザインされた様々な音源を使うことができる所がこのアプリの大きな特徴で、そのサウンドとルックスがそれぞれ個性的でカッコいいです。ガジェットにはLondon、Chicago、Berlin、、などといった世界都市の名前がつけられており、インターナショナルな匂いが漂うあたりも素敵です。おそらく、これを作っていたコルグの開発チームの方々が一番楽しかったのでは!

インターフェイス

個人的に一番感心したのはインターフェイスの部分です。縦向きのインターフェイスは2分割され、『上でソングをコントロール、下でミキサーをコントロール』したり『上でシーケンスをコントロール、下でガジェットをコントロール』することができ、これまでのiOS DAWアプリではあまり味わったことのないワークフローの良さを体験することができます。

MIDIノートやオートメーションの書き込み・編集もスムーズに行うことができます。MIDIノートを書き込みたい時には書き込みたい場所をタップ、MIDIノートを消去したい時にはそのMIDIノートをタップ、MIDIノートを長くしたい時にはMIDIノートを右に引っ張ることで長いノートを書き込むことができます。ベロシティやモジュレーションの値を変えたい時にはベロシティのコーナーをタップすることで画面は大きく表示され、ここでも簡単な編集を行うことができます。

(例えばCubasisのようなDAWアプリではMIDIノートの編集を行う時には鉛筆ツールや消しゴムツールに持ち変えなければいけなかったりします。またベロシティの編集を行う際には狭いスペースの中でベロシティ値を動かさなければなりません。Gadgetの場合ではこの辺りがとてもスマートに設計されていることに気がつきます。)

個人的なリクエスト

さて、個人的な今後のアップデートへのリクエストですが、ぜひInter-Appに対応してもらいたいです。このワークフローの中でGadget以外の音源を使うことができたらより楽しくなるのでは?

また、こんなシーケンサーアプリがあったら面白いような気がします。Inter-App対応、MIDI クロック、MIDI CC対応だったらかなり使えそうじやないですかね?

 

サポート

さて、このアプリのサポートの方もとても親切で、FaceBook Twitter のKORG Appページでは「Gadget Tips」が随時紹介されています。個人的に一番気に入っているのはTip(2) ソングの名前を自動的に付けてくれるという機能。コンピューターで曲作りを始める時には当然自分でやらなくてはならないことなのですが、コレが本当に厄介だったりするのは私だけでしょうか?コルグGadgetではランダムボタンを押すと、(本当にランダムではあるのですが) ちょっと意味深な言葉(英語)を表示してくれます。

これって今までどこかにあった機能なんですかね?

 

マスタークイズ

もうすでにGadgetマスター!と自称する方々はYou Tube チャンネルMee Zanookによる「Gadget マスタークイズ」(下)にチャレンジしてみてください。クイズは全20題、答えの方もビデオの中にあります。

 

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Ableton Live認定トレーナーLenny KiserによるFacebookポスト。Ableton LiveのMIDIエフェクター「Arpeggiator」のスタイルの違いをインフォグラフィックで表示しています。耳で聞くだけでなく目で理解することができてとても便利。

Lenny Kiser

 

 

 

 

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http://www.flickr.com/photos/pulsewidth/3294796354/in/photostream/

 

現在コルグは1972年のシンセサイザーARP Odysseyを再開発中とのこと。ARP Instruments社共同創業者であるDavid Friend氏をアドバイザーに迎え、製品の発表は9月に予定されているとのことです。

MS-20 mini の売れ行きも好調のよう、このままコルグはクラシックシンセワールドを築いていくのでしょうか?

とはいえ、オリジナルOdysseyの現在の中古価格はおよそ25万円〜。サイズはやけに大きく、そのくせ鍵盤がなんだか薄いんです。でもベースサウンドにはホレボレしてしまいます。そんなこともあり、コルグ流 Odyssey Miniに期待しています。

KORG

 

 

 


今月末Kymaticaより発売されるiPadアプリ「SECTOR」はストカスティック・サンプルスライス・シーケンサーと呼ばれるもので、1つのサンプルループから様々なバリエーションパターンを作っていくことのできるアプリです。

読み込んだサンプルは32に分割され「セクター」に並べられます。各「セクター」からは別の5カ所の「セクター」にジャンプすることが可能で、時にはカオスのようなパターンになったり、思いもよらないクールなパターンができたりするようです。

「Warpセクション」では各セクターがどのような再生方法をするのか設定することができ、逆再生であったりモジュレーションをかけるようなことができるようです。

通常シーケンサーというと左から右にステップが進んでいくという固定概念がありますが、円型のシーケンサーを前にすることで今までとは違った楽しみ方を味わえそうです。

 

 

Kymatica

 

 

 

 

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