フランジャーと言えば今となってはどのDAWソフトウェアにも付属している定番エフェクターのひとつ。「シュワシュワシュワー」とした(英語ではswooshという言葉を使うらしいのですが)、ジェット音のようなうねりを持つサウンドを作ることができるエフェクターです。 刺激的なサウンドをすぐにつくることができるので遊んで楽しいエフェクターではあるのですが、伝統的なサウンドが故にいざ使うとなるとちょっと勇気のいるエフェクターです。
そんな「シュワシュワ」だけでない、これまでと違ったフランジャーサウンドをつくることのできるプラグインエフェクター FLOW が Sinevibes よりリリースされたばかりです。
デモバージョンが用意されているので早速試してみました。デモバージョンでは数秒置きにノイズが入ります。また、残念ながらFLOW はマック AU プラグインのみの対応です。
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バルト海に面するヨーロッパ北東部に位置するラトビア共和国。一度だけ訪れたことがあるのですが、とにかくめちゃ寒むです。それはさておき、ラトビアに拠点を置くErica Synths というメーカーがリリースしたデスクトップ型のフィルターエフェクターACIDBOX。この ACIDBOX は80年代のソビエトが生産したもっとも有名なシンセサイザーPolivoks のフィルター部をエミュレートしたものだそうです。ちなみに、、ソビエト時代のPolivoksとはこんなシンセサイザーだったようです。
赤いボタンをタップすることによってLFOの速度を調節することができたり、CVコントロールが可能とのこと。ごっついノブがいい感じです。下のデモンストレーションビデオではKORG MonotribeのサウンドがACIDBOXに通されフィルターがかけられています。AKAI MPCからはドラムサウンド、そしてMIDIクロック信号がMonotribe に送られ、MonotribeからLFO CV がACIDBOXに送られている様子です。
価格ユーロ222
via Sequencer.de
ピアノやギターを弾けなくてもiPadのスクリーンをタッチすることで音楽を演奏することが出来てしまうワンダフルなアプリGestrument。このGestrument次期バージョンはMicrosoft Kinect 360 カメラ に対応するようで、開発者らによるリサーチビデオが公開になっています。ビデオではジャグラー使ったり、新体操のようなジェスチャーを行いながらアプリをコントロールしている様子が映されています。Kinectカメラと音楽プログラムの融合は近い将来でもっとも楽しみにしていることの一つです。
App Storeにて¥800
インドのニューデリー在住のDJ Metro Gnome によるYouTubeビデオはiPhone iOS のリングトーンとSiri のサンプリングサウンドを使ったパンプアップダンストラック。このリングトーンを目覚ましとして使っている人はちょっとドッキリするかも。
使用機材はNI Maschine とKeath McMillen Quneo、そして後半にはギターも登場。ビデオは自分撮り。なんだ凄いです。トラックはYou Tube からフリーダウンロード可能。
via TechChurch
iOS の人気DJ アプリAlgoriddim「Djay 2」は音楽配信ストリーミングサービス「Spotify」と連携した「Djay 2」バージョン2.5.1 をリリース。Spotifyの有料アカウントを持っているユーザーはSpotifyに登録されている2000万以上の曲を無制限で使うことができるようになる。音楽ダウンロード、CD、レコードはもう過去のDJメディアになってしまうのか?!
Spotifyはスウェーデンから生まれた音楽配信ストリーミングサービス。簡単に言ってみればインターネットジュークボックスのようなもの。先週の発表では全世界で有料会員数が1000万人を突破(有料会員費は月額9.99ユーロ)、無料会員数を含めるとユーザー数は4000万人に登るという。現在世界56カ国でのサービスが展開されているが、残念ながら日本でのサービスはまだこれからということになっている。
Spotifyと連携したDJソフトウェアはこれが初めてではない。以前にこのブログでも紹介したPacemakerというiOSアプリがあるのだが、DJソフトウェアとしての機能を見た時にはこのアプリはまだ発展途上といった様子。その点、DJアプリ業界をリードしている「Djay 2」が「Spotify」と連携したことはアプリ業界だけでなくDJ、音楽業界を揺るがすものと言えるだろう。
では、バージョンアップした「Djay 2」がどのようなものになっているか見てみよう。
(ラッキーなことにドイツ在住の筆者、Spotifyが使える!)
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Native Instruments のiOSアプリiMaschine が初めてリリースされたのは2011年の11月。2トラック分のドラムパッド+2トラック分のキーボードトラックを使ってグルーブ製作を行うことが出来るアプリ。
電車の中で気軽にビートを作ったり、携帯サンプリングマシンとして簡単にレコーディングすることができるなかなか重宝するアプリです。しかも、ここで作ったビートを本家Maschineにトランスポートすることもでき、スタジオに行ってから本格的に作り込みに入ることが可能です。
これがどういうわけかリリースされてから一度もアップデートされず、半ば見捨てられていたかのように思われていたアプリではあったのですが、本日iMaschine の初のバージョンアップバージョン iMaschine 1.1 がリリースとなりました。
新しいバージョンではiPadにも最適化され美しい画面で操作することができるようになりました。iTunesに入っているトラックからサンプリングすることができるようになったり、XYパッドを使ったエフェクター操作も可能になっています。
もうひとつのiMaschine 1.1 オフィシャルビデオはJamie LidellとQkidzのコラボレーション。見てるだけで愉快になれるナイスなビデオ。
バージョン1.1 の新しい特徴
- iPadワークフローの最適化
- iTunesからのサンプリング機能
- 無償の「Quantum Collection」サウンドパック
- ミキサーページのXYパフォーマンスコントロール
- スワイプによるリドゥー・アンドゥ
- GUIの向上
- 強化されたサンプリング編集機能により調節可能となったスタート・エンドポイント
- iPhone5 スクリーンサポート
- メトロノームオンオフスイッチの装備
App Store にて¥500