台湾からやってきたシーケンサー+シンセサイザーGroovesizer MB。一度だけ友人のスタジオでさわらせてもらったことがあるのですが、プラスティックのボタンをカチャカチャと押す感覚が昔の電卓をさわっているような感じで、どことなくレトロな雰囲気のあるマシンです。しかし機能的にはモダン。ファームウェアを入れ替えることによって3オシレーターのモノシンセになったり、ドラムマシンになったりするオープンソースコード対応のマシンです。
GroovesizerのMo Shang氏 によって新しく公開されたビデオでは「Bravo」というファームウェアが載ったGroovesizer MB とコルグVolca Keys を使ったデモンストレーションがおこなわれています。
「Bravo」というファームウェアによってGroovesizer MB は4ボイス・8ビットサウンド+32ステップシーケンサー付きのドラムマシンとなります。
* 4 voices (kick, snare, hat, crash)
* adjustable volume per voice
* 32 step sequencer with swing
* adjustable & automatable pitch for hat & crash tracks
* 56 locations for storing sequences
* MIDI clock out
* MIDI pattern trigger output
現在、Groovesizer MB は10%ディスカウント実施中。ちなみにGroovesizer MB は組み立て式のキットです。詳しくは公式HPよりどうぞ。
間もなくクラウドファンディングKickstarterに登場予定の「Tuna Knobs」。タッチスクリーンの表面に取り付けることができる伝導性のあるシリコンラバーのノブのようです。これがあればDJプレイをするときに「キュイーン」とノブアクションプレイをすることができるわけです。どんなアプリを使うかにもよるわけですが、できれば大・中・小の3サイズ用意してもらえると嬉しいですね。果たして使い心地はどのようなものなのでしょうか?
Kickstarterでの資金調達がうまく行った場合、今年年内の発送が可能になるとのことです。
via Musicrader
ついにリリースとなったローランドAIRA System-1 。そして特に注目されているのがこのSystem-1 の新しいコンセプト「PLUG-OUT」という機能。
「PLUG-OUT」という名前がちょっとややこしいのですが、簡単に言ってしまえば、「PULG-OUT」対応のソフトウェアシンセサイザーをSystem-1 に書き写し、ハードウェアシンセサイザーさながらに持ち歩くことができるようになる機能なのです。そしてこの「プラグアウトソフトウェアシンセサイザー」の第1弾としてリリースされたのがローランドの往年のビンテージシンセサイザー「SH-101」。つまり「System-1」 を「SH-101 」に変えてしまうことができるわけです。
ではどうやって「プラグアウト」を行なうのか? ローランドUS による解説ビデオによると、コンピューターとSystem-1 をUSBで接続し、ソフトウェアからスイッチ一つで、およそ1分間で書き換えが行なわれてしまうそうです。
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YouTubeチャンネル「Markus Fuller 」はシンセサイザーを分解し、中を覗いて行くビデオを多数公開しています。これまで題材となったのはローランドTR 909、SH-101、TR-8、TB-3、などなど。陽気な語り口調で、勇敢にシンセサイザーを開いていくMarkus Fuller さんの姿が頼もしいです。
今回Markus Fullerさんが取り上げる題材は、発売してからまだ間もないローランドのAIRA System 1。AIRA System 1 の重要コンセプトであるACB(Analog Circuit Behavior)やプラグアウト機能の鍵を握る、いわばSystem-1のハイテク心臓部といっても過言でないFPGAチップがどのようなものなのか見ることができます。
ビデオ後半ではSystem 1 の鍵盤の話に及ぶのですが、右端の鍵盤を取り除いてみるとスピードセンサーのような吸盤が取り付けてあることに気がつきます。スペック上ではSystem 1 はベロシティ入力には対応しておらず、そうなればこのセンサーにはどのような意味があるのでしょう。もしかしたらSystem 1 に新しい機能が追加されるかもしれないという憶測もちらほら。
ドイツベルリンのソフトウェアメーカーSugarbytesが新しいソフトウェアEGOISTをリリースしました。これまでSugarbytesは数々のユニークなエフェクター、シンセサイザープラグインをリリースし、最近ではiPADアプリへの移植版ソフトウェアのリリースやDJアプリdjay2 へのエフェクタープラグインの提供をしています。
EGOISTはサンプルスライサー+ベースシンセ+ドラムマシン+エフェクターを合体させたグルーブインストゥルメント。オーディオファイルを16分割し、各スライスファイルにリバース・ピッチ・ディケイ・アタックなどのパラメーターを割り当てていきながら、様々な方法で再生。このサンプルスライサーにドラムマシンとベースシンセを加え、グルーブパターンを作っていくことができるものです。
さらに、Sugarbytesならではのユニークなエフェクター機能も搭載。7種類のエフェクター・バイパスをシーケンサー上でコントロールすることができ、シーケンスパターンにクールな味付けをすることができます。特にグラフィックインターフェイスは秀逸。
退屈なフレーズもあっというまにエキサイティングなフレーズに早変わり。
デモンストレーションビデオはこちらから。http://www.sugar-bytes.de/content/download/demo/index.php?lang=en
制限付きデモバージョンもあり。http://www.sugar-bytes.de/content/download/demo/index.php?lang=en
価格99ドル
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ハードディスクの中にはいったいどれ位のTR 808/909オーディオサンプルが入っているのだろうか。ipad の中にはいったいどれ位の808/909キットが入っているのだろうか。それでもまだTRサウンドが好きな私たち。
Pulse code inc. がリリースしたiPad ドラムマシンBOOM 808 とBOOM 909は、ローランドのリズムマシンTR-808 とTR-909 をエミュレートしたアプリ。本物に近いグラフィックレイアウトが施され、とにかく使いやすいです。音の方はサンプル音源ではありますが、かなり良いです。何よりもすごいのは各アプリそれぞれ¥200 ってところです。もうガチャガチャでドラムマシンを買うような気分です。
- Step sequencer
- High fidelity audio
- CoreMIDI
- Audiobus and background audio modes
- Record and export live performance to Soundcloud, Audio Copy, email and iTunes file sharing
- Compressor
- Swing
- Overdrive
- MIDI Sync (BOOM 808のみ)
- Audiobus Play-Stop Trigger
BOOM 808 App Store にて¥200
BOOM 909 App Store にて¥200